鎌倉幕府を拓いた源頼朝の近くに仕えた武将「佐々木高綱」子孫の屋敷で、茅葺長屋門が家格を良く伝えている。
鎌倉時代初期にこの地に移り住み、天正年間(1573~1592) 以後は姓を「吉村」と改め、江戸時代中期には18ヶ村の大庄屋を務めたという名家です。
昭和12年(1937年)主屋が民家としては最初に国宝指定を受け、昭和25年(1950年)には重要文化財に再指定されました。
しかし年に2回?の一般公開を除いては内部に入る事は出来ず、主屋を目のあたりに見ることは出来ません。
背伸びをしてカメラをうんと上げてもこんなもん・・・・まるで主屋の形もわからず終い。
横手の生垣の間から少し見えた主屋の屋根。
主屋は、元和元年(1615)大阪夏の陣で焼け落ち、直後に再建されたとみられ、桃山時代の書院造りの建築様式を一部に留める代表的な上層農家の建物。
吉村家ホームページを見てみると茅葺大和棟、正面左手の落棟も茅葺き屋根に成っています。
なんと言っても表の茅葺長屋門を目にするだけでも充分ここに足を運んだ値打ちが有る。
因みにこの長屋門も重要文化財に指定されて居る。
撮影2013.12.9
長屋門も茅葺きなんですね。微妙なラインが素敵。
大阪は目的を決めて時々歩くので、こちらにも行ってみたいです。
吉村家のブログを読むと、公開日にコンサートもありました。その日に合わせて歩くことにします。
有り難うございました。
京都には2軒の茅葺長屋門があるのですが、その2軒共にこれに劣らぬ素晴らしい佇まいですよ。