旧木之本町大音(おおと)に残され糸取り資料保存館と名付けられた葦葺き屋根の民家。
ここは琵琶湖最北端から、あの古戦場で名の知れた「賤ヶ岳」を隔て、その東山裾に軒を連ねる古い集落。
集落の東外れ、旅館「想古亭」の駐車場に対面する道路脇に建つ。
棧瓦の下屋に入母屋造りの葦葺き屋根を載せ、棟仕舞いはこの地独特の大きい瓦を載せ妻には湖北の特有の妻飾りを付けている
入口はちょうど旅館への進入路に面しており知らないと旅館の付属施設かと間違いそう・・・それでも平日は客も無いのか保存館は閉館。
ここには生糸の糸取り用具が保存展示されてる様だが・・・元々一般民家を転用したのだろう??通常農家風葦葺き屋根の民家です。
撮影2015.5.27