昨日アップの下小波田近く、上小波田墓地で見かけた一石六体地蔵さん。
カイヅカイブキの植え込みの前、こちらは大きな平石の笠を着た六体地蔵で珍しい。
横長花崗岩自然石に枠を残し、隅を落とした横長枡形を造り、中にレリーフ調の六体地蔵を刻み出している。
この集落では最近新仏でも出たのだろうか、ロウソクが六本、新しい花と、お供の傘が置かれていた。
最近田舎にあっても生活は都市化が進み、こうした古い「しきたり」の見れる墓地ももう僅か・・・。
僕ら世代の田舎育ちには、どこかやるせないけど・・、懐かしい景観の一つです。
横の無縁墓集積には六字名号と合唱地蔵の大きい板碑。
撮影2012.5.4