奈良県桜井市の多武峰談山神社(とうのみねたんざん神社)は、かの藤原鎌足を祀った神社として知られているが、裏参道西門の石垣上にある弥勒石仏は、石仏ファンには見逃すことの出来ない石仏です。
ここから飛鳥に抜ける道が続いていて、ハイカーには垂涎のコースになっています。
鎌倉中期の文永三年(1266)の像立、高さ1.5mの穏やかな顔の弥勒像が自然石に厚肉彫りされている。
蓮弁上に座す弥勒で、石大工藤井延清の銘がある。
かたわらの草むら中には青面金剛石仏が苔むして立っていました。
撮影2006.6.24