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愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

慶州(キョンジュ) 仏国寺(プルグクサ)石塔、他

2010年10月23日 | 韓国 石仏:史跡他

慶州(キョンジュ)に行ったら誰もが訪れるであろう仏教遺跡で世界遺産にも登録されている。

この日も生徒の修学旅行か子供が一杯、日本で言えば奈良の法隆寺???。

近くのコーロンホテルに宿を取っていたのでホテルから歩いて朝一番の参拝となった、ホテルからは約10分、ちょうど良い朝の散歩。

朝8時と云うのにこの有様・・山門前

手前、蓮華橋・七宝橋

こちらは、青雲橋・白雲橋

参道を約5分、仏国寺と言えばこれらの写真。

 

左脇に廻れば鐘楼・・・・

その脇には一時日本がもち帰ってたという石幡??

壮大な伽藍も豊臣秀吉の文禄の役で石造物と金銅仏を残してすべて灰塵に化したとか。

極楽殿とその内部。

その後再建は続くも荒れ果て今の姿に再建されたのは二〇世紀も後半になってからだとか・・・・・。

三層石塔と多宝塔は灯籠を挟んで極楽殿の前に並び建つ。

もう旅行シーズンなのか修学旅行の子供でごった返す境内

三層石塔は創建当時のもの。

こちらは多宝塔。

唯一ここだけで見られる珍しい形式のもの。

元々、塔の四方に有ったという唐獅子、残りの三体は占領中に日本が持ち帰り行方知れずだという・・・。

この前に立つ日本人はどんな顔で見れば良い??

撮影2010.10.14

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影池(ヨンジ)石仏

2010年10月22日 | 韓国 石仏:史跡他

掛陵(ケヌン)の近くに石仏が有るのでついでに寄って見た。

近くに影池という用水池が有ると云うけど石仏付近からは見渡すことが出来なかった。

六角台座の上に六角柱其の上に円盤蓮台を載せ、舟形光背を背負った丸彫りの如来形石仏が座している。

風化に拠る痛みがひどくて風貌も定かでない。

この石仏には仏国寺の石塔を刻んだ夫と妻の切ない恋物語(韓国のページですが)が伝えられて居る。

撮影2010.10.14

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慶州(キョンジュ) 掛陵(ケヌン)の石造物

2010年10月21日 | 韓国 石仏:史跡他

キョンジュに着いて二日目、仏国寺前からタクシーを拾って行って来た。

此処は南山と吐含山両聖山に挟まれた盆地に広がる田園地帯の一角、松林に囲まれたキョンジュでは何処でも見られる土饅頭の陵墓です。

新羅第38代の元聖(ウォンソン)王の陵墓だと伝えられていますいて、墳墓を守るように参道?両側に建てられた武人、文人、石獅子と、墳丘の囲石の十二支神像の石造物が目を引く。

陵墓に向かって左側の石造物・・・武人文人ともに西域人の風貌をしているのが良く解る。

こっちは右側、獅子の顔も武人文人の顔も、右と左では微妙に違う

墳墓側より入り口側を見る。

墳丘と十二支神像の一部。

撮影2010.10.14

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慶州南山神仙庵(シンソナム )磨崖石仏

2010年10月20日 | 韓国 石仏:史跡他

昨日UPした七仏庵磨崖石仏の背後に切り立った岩山の頂上、花崗岩壁に彫られた菩薩形磨崖石仏です。

取り敢えず画像のUPです。

石仏は頂上に突起した岩の左面に・・・・、登りは険しく1歩踏み外すと間違いなく命を落とすような場所もある。

安全設備などなにも無いのでヤバイことこの上ない。

しかし出逢えた時の感激はひとしお・・・。


慶州、南山(キョンジュ、ナムサン)七仏庵(チルプラム)の磨崖石仏像

2010年10月19日 | 韓国 石仏:史跡他

韓国、慶州へ古代日本の一つのふるさとを訪ねてみたいと行ってきた。

慶州について3日目の朝、前日普門湖リゾートエリアで借りたレンタサイクルで仏国寺近くのホテルを7時半に出発、近くの棚田を巡りつつ南山東麓に有る統一殿を目指す。

2日目にこちらの知り合いに下調べでこの辺りは廻ってもらって居たので何とか記憶のみで此処まで到着、ホテルを出てから約1時間半、普段乗りなれないチャリで尻が痛くて往生する。

 南山里三層石塔 

念仏寺三層石塔

此処から南山洞三層石塔や念仏寺三層石塔を見つつ自転車で田舎道を集落の果てるところまで走って車止めの有る山道に自転車を置きいよいよ山歩き。

此処から熟年夫婦がなれない山登りと云うより山歩き、歩き初めて約40分フウフウ云いながら最終石段も何とかクリアーして小さな山寺の小さな境内に着いて目に飛び込んでくる七仏庵(チルプラム ???)の磨崖石仏像 。

とにかくのんべんだらりの初老夫婦にとってはキツイ山歩き、全く意味不明のハングルにハングル言葉、わかるのはアニヨンハセヨとカムサミダ・・、これだけでは手に負えない南山石仏探訪。

とにかく、どっ疲れの後の七仏庵(チルプラム ???)の磨崖石仏は感激、感動、感歎・・・・、難しいことはとにかくとして、此処は確かに古代日本の1つのふるさとに違い無いと確信できた一瞬でした。

 

まずは写真だけでもUPしておきます。

本体三尊石仏

前立ち四方石仏

南方

北方

西方

正面東方

撮影2010.10.16

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