河内長野市「滝畑ふるさと文化財の森センター」に復元移築された茅葺き民家の「旧梶谷家住宅 」。
滝畑は大和川支流の石川源流域に造られた滝畑ダム湖縁に軒を並べる山間集落。
昭和56年に完成した滝畑ダム湖は79戸の民家と20.4hの田畑を呑み込み水を湛えている。
ダム湖中央辺りの左岸高台に「滝畑ふるさと文化財の森センター」が有りその敷地内に展示保存されて居る。
旧梶谷家は葺き下ろしの入母屋造りで一般農家の佇まい。
滝畑地区の民家は他地域ではみられない「妻入横割型」と呼ばれ、この地独自の古い歴史を垣間見ることが出来る。
かって、この地区には岩湧山頂上付近に茅場が有り村中の茅葺き屋根を葺いていたと聴く。
高台に有りダム湖に呑まれる事なく残った茅葺き民家も何軒か現存している。
撮影2013.11.16