活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

フォーサーズの困っちゃう小町。

2008-09-30 22:15:48 | Weblog
これは良い。Komachiキット(コマネチ!ではありません)。
畠山さん,うれしそうだなあ。

パッケージの内容は,
E-420ボディ
パンケーキ25mm F2.8レンズ
本革ストラップ
カメラジャケット
1GBのCFカード
ヒカル小町・・・も入れて欲しかったw

最速キット超望遠600mmキットに続く抱き合わせ販売ですが,メーカーの意図がはっきりしていて,この路線はいいのかも。
小町だけ欧州限定なんてもったいないぞ。

さて,E420/E-520はキャッシュバックが始まって,またぞろ後継機が待ち遠しい頃合ですが,レンズの方も何とかして欲しいのだよ。
梅ズームもいいけど,広角系パンケーキも欲しい欲しいと切に望みます。
E-430(仮称)に14mm F2.8でSakuyaキットとか,17mm F2でToyatamaキットとか。
マイクロフォーサーズは20mm F1.7だもんなあ。こっちに行ってしまいそうで,困っちゃうよなあ。

四角四面を三角野郎に載せて欲しい。

2008-09-29 23:36:27 | Weblog
ヨドバシに寄ったら,リコーのR10が展示してあったので,ちょっと手にとってメニューなぞ動かしてみたら,1:1の正方形フォーマットが入っている。
あ,そうか。GX100でちょっと話題になってたもんなあ。
ひょとして,と確かめたら,クールピクスP6000にもちゃんと入っていました。
こりゃ面白い。

で,改めて正方形フォーマット採用機種を調べてみたら,以下のとおり。
リコー:R8,R10,GX100,GX200,GRⅡ
ニコンクールピクス:S520,S560,P80,P5100,P6000
ニコンはどういう基準で搭載機種を選んでいるのか今いち不明。
現状,これら以外にはないようです(ローライミニデジを除いて)。

そんなのPCでトリミングすればいいじゃん。
と,思うのが,素人のアサハカサ。
ローライやハッセル,古くはイコンタに遡るスクエアコンポジションには独自の世界があるのだ。
「横位置は散文,縦位置は韻文,そして正方形は俳句である」と誰か著名な写真家が言っていた(ググっても出てこない(汗)と思うが,まさにその通りだと思います。
最初から正方形で撮ることに意義と醍醐味があるんだな。

ま,最近の正方形フォーマットはポラロイドからきてるんでしょうけど,これは流行って欲しいトレンド。
組み込みでなくても,簡単にファームアップで対応できそうな気がするんですが,どうなんでしょ。
一方,正方形はウエストレベルで活きるフォーマットでもあります。
ソニーやパナ,オリンパスの角度可変液晶モニターの一眼(レフ)にこそぴったりだと思うんだけどなあ。

謎のダイヤルLを廻せ。

2008-09-26 23:52:30 | Weblog
フォトキナ真っ盛りですなあ(しょこたん風に)。
ももたんが現地から動画中継ですらい。
あれ,モモタロスはCAPA専任かと思ってたけど日経でもおっけいかよ。

各メーカー担当者へのインタビューはどれも面白いのですが,オリンパスの畠山さんの実直ぶり(言動も風貌も)がいいなあ。
こりゃ,一部カルト人気のタタミィのライバル出現か。
“リトルE-3”こと仮称E-30の説明では,「防塵防滴機能に代わる新機能を入れ込もうかなあ」という左ダイヤルについて「今は申し上げられません」とのこと。
モックではまだのっぺらぼうなダイヤル。一体どんな機能なんでしょうか。
一見すると、防塵防滴の機能を今までのシーリングという手法以外の技術を使って達成する、という風に読んでしまった。
どなたかのブログにも書かれていたが、「オリンパスの超音波技術を使ってカメラ本体を振動させ、水滴をはじく機能か!?」みたいなことを想像してしまったのだ。

濡れ犬メカ内蔵ww

マジな話に戻すと,動画というのは今やサプライズではないし,ハイライト/シャドウコントロールの類では地味すぎる。
思うに,HDRのような何かではないか,と予想するのですが,どうでしょう。

それにしても,モックアップやらコンセプトモデルやら覆面ダイヤルやら,丸ごとティザーなオリンパスのギガントイケズ。

論より〓しょうこ〓

体力と大金のある人のための新しいライカがキター。

2008-09-25 23:43:17 | Weblog
ライカ判より大きいライカS2がいきなり発表ですが,別途R10も開発中らしい。
ライカは一体何を目指してるんでしょうねえ。
30×45mmというサイズは供給される素子の事情からきたのかどうか知りませんが,35ミリ判フルサイズの24×36mmと比べて面積で6割増足らず。銀塩で例えれば,セミ判と6×7判の違いくらい。
これでどれだけのアドバンテージがあるのだろうか。
35ミリ判とセミ判(面積比2.7倍)であれば,確かに違う,というのが実感できるものなのですが。

思うに,わが社もデジタル専用のAF一眼が必要だ。でも,今さらフルサイズに乗り入れても二大メーカー寡占市場に食い込むことは難しい。どうせレンズはデジタル対応やAF化でシステムを一新する必要があるのだから,ここはフルサイズ超ということで物理的差別化を図ろう。これがライカの生きる道。悪いわねありがとねこれからもよろしくね。
とか,ドイツ語で激論を交わした結果の決断ではないか(推論)。

ところで,ニコンも中判デジタル一眼を開発中との噂が流れています。
一説によると,その「MXフォーマット」は54×54mm正方形CCDとのこと。
この通りだとすると,スタジオ用にハッセルやブロニカのようなスタイルのカメラが出てくるかも知れない。
ニコンはこの分野のカメラもカバーするつもりなのか。

ライカS2の方はアスペクト比1.5と35ミリ判と同じで,エディトリアルのことをあまり考慮してないみたいだし,やはりどうも“大ライカ判”な位置付けのように思える。
ちなみに予価300万円。
こんなコンセプトで大丈夫なのかしら。ライカS1の生産台数146台で懲りたはずなのに。
ま,どうせ一般人にはアウトオブ範疇ですけど。

ちいさくて,おもしろいママのおもちゃ。

2008-09-24 23:57:54 | Weblog
数値以上に小さいようで,なかなかの好評を伝えられるペンタックスK-mですが,さらに注目なのが「トイカメラ」フィルタ
これはガリーにウケそう。ママもびっくり。
早速「女子カメラ」「カメラ日和」で特集でしょう。
効果がその場で確認できるのは,トイカメラファンにとっていいのか悪いのか,どうなんでしょうね。
しかし,ついに一眼レフでトイカメラですか。
ペンタの光学技術者は作りこみながらどう思ったことか。

来年のエントリークラスの一眼レフにはすべて「トイカメラ」が組み込みになる,に1000ももりんこ。

ケルンのモックとママ。どっちも頑張れ。

2008-09-23 15:06:45 | Weblog
何このトリップ35(喜)。
またもオリンパスお得意の樫の木モックですが,これは魅力的なマイクロフォーサーズ初号機
ビューファインダーがありませんが,外付けになるのか?交換レンズはどうなるの?動画もあり?等々,興味が尽きませんな。
ネットでの反響もよいみたいです。
はっきり言って,素フォーサーズとの連携はほとんど期待できないと思うのですが,デジタルのコンタックスG1が出たと考えれば良いでしょう。
パナがコンデジの一眼レフ化を図ったのに対して,オリンパスは一眼レフのコンデジ化で来た感じです。
いつ発売されるんだろ。また半年後なんて言わないでね。

その一方,これまたデジャブ作戦ですが,E-3とE-520の間を埋める仮称E-30も出しちゃおう,と。
何この京セラ200AF(笑)。
機能はともかく,こちらはあまりにコンサバティブなデザインで萎えるなあ。
E-300,E-330のマーケットがトラウマになってるんでしょうか(あれはあれで支持する分も多かったのですが)。
大きいフォーサーズ機は要らないでしょう。ただし,レンズが大きいのでアレですが。
まずはE-520の液晶をバリアングルかシフト式にした方がよいと思うのですがねえ。

しかしモックアップだけで盛り上げるwオリンパスはさすがです。

その頃,かつてのライバル ペンタックスはK-m(かしこいママ?空気無視?)でヤングママ狙い。
こういうのはイメキャラ次第かもねえ。
大丈夫か。

体力と大金のない人のための新しいライカはまだか。

2008-09-22 15:07:48 | Weblog
京都烏丸のメディアジョイの上にある京都ギャラリー「オスカー・バルナック賞作品展」を観に行って来たわけだが,このギャラリー,私の行った時はなぜかいつも誰(受付の方もお客さんもw)も居なくて,事故とか盗難とか大丈夫なのかと思う。
国際的にも権威があり、写真家ならば誰もが夢見るオスカー・バルナック賞。
オスカー・バルナック生誕から100年目を迎えた1979年に創設された、優れた報道写真に贈られる賞です。

とのことですが,寡聞にして知らなんだ。

70年台半ば以降,ライツ社はスイスの測定器メーカー ウィルドの傘下になったり,身売りされてフランスのファッションブランド エルメスに一員になったと思ったら離縁されたりの苦闘の歴史の中で,このような文化事業を続けているのはエラい。

しかし,時代は非情。
デジタル化に乗り遅れたLeica、時間との戦いが続く
ドイツの老舗カメラメーカーが、フィルムレス化を推進した米国人CEOを解任したが、経営再建の展望はまだ開けていない。
2006年から合理化デジタル化を推進していたリー氏を昔気質の社員がボイコットして追い出した,というようなことらしい。
米B&H Photo-Videoのコミュニケーションディレクター、ヘンリー・ポズナー氏は、Leicaのレンズは「逸品」であり、カメラは「宝石のようなもの」だと語る。
しかし同氏は、今では優れたカメラが、数千ドルではなく数百ドルで手に入るとも指摘する。若い消費者の間では、Leicaは大抵の場合、「話題に上らない」という。

日本では結構話題になってますがw
先日も大阪駅の陸橋の上でM4でスナップしている若い人を見かけました。
ただ,こういう人たちはライカ社に何の貢献もしていないわけで。

そもそもバルナックは虚弱体質で,当時の大型なカメラを持ち歩けなかったことから,スチールにはまともな画質は得られないとされたシネフィルムを利用して,当時としては画期的に小型なカメラ“ライカ”を発明したと言われます。
手持ちで使える小さなカメラこそ,ライカの原点。
ライカが本気で明日を考えるならまだまだ手はあるはず。

が,ルミックスG1の交換レンズが“ライカ製”じゃなくなってますよね。
どうなるんだろ。

ケルンへの道。小型軽量戦線異状あり。

2008-09-21 22:07:53 | Weblog
ここ1カ月ほどの一眼(レフ)の新製品動向。50D,D90,α900,G1,5DmkⅡと大変賑やかでした。
アレ,そういえば“一眼レフのパイオニア”ペンタックスはどうしたん?
と思いきや,ここに来てK-mのリーク情報が流れています。
やはりペンタは小型軽量路線で来ましたか。

しかしD40やKissと同系の外観ですねえ。
APS-C判では最小とのことですが,映像で見る限り小ささが実感できないな。
ニコンやキヤノンに対抗できるくらい小さいと良いのですが。
あるいは思い切ってMZ-5のようなカタチにはならないもんでしょうかね。

しかもK-mとは微妙なネーミング。
絶対KMを連想しますもんねえ。
1975年発売のKMはほとんど同じ機種K1000を後継として20年間生産された長寿レコードな一眼レフ。
KMだってその前のSPFやSPの設計を受け継いでいるんだから凄い。
K-mの名もロングセラーになりますように,との願いを込めてでしょうか。

もうすぐフォトキナ。
オリンパスがまだ隠し玉があるでしょうから,K-mの小型軽量が埋没してしまわないかなあ。
ま,オリンパスの方も楽しみですが。

外八州流れ旅。帰ってきた香具師か。

2008-09-17 22:26:32 | Weblog
今さらヤシカ。
「ヤシカ」ブランドがデジカメで復活
どうなんでしょうね。
年配の方には懐かしさはあると思うけど,“伝統と信頼のブランド”って感じでもないし。
京セラに吸収合併される前のヤシカの牛山社長はロックな方でしたしね。

個人的ヤシカ歴は,エレクトロ35GTN,CC,GX,あとコンタックスのサブに使ったFX-3くらい。
ちなみにWikiではML35mm F2.8をほめちぎっているけれど,それを言うならML24mm F2.8も凄くよいレンズでした(ディスタゴン25mm F2.8とは比較にならない)。

ヤシカブランドは昨年,香港に売られた,とのことでしたが,今回,言わば逆上陸。
私たちは設計や製造を社外に委託しています。
今回はブランド使用権を他社から買ってきました。
しかし,中途半端な商社になるつもりは全くありません。
あくまでYASHICAの遺伝子を引き継ぐメーカーになる覚悟です。

と,発売元のKFEエクゼモードの藤岡社長。若い。

それならばと,頼まれもしないヤシカ再建計画をばw
・エコニミークラスのデジカメは,「ミニスター」または「リンクス」銘で決まり。
・これはちょっと大変だけど,ユニデンUDC-7Mあたりを35ミリ相当の単焦点&固定鏡筒化して「エレクトロ35」に。
DCC Leica M3(5.0)をコンタックスⅢa風に改装して「アトロンCⅢa(5.0)」ということで。
海鴎4A-109を買い付けて「ヤシカフレックスF」でどうよ。
鳳凰DC303は「ヤシカFX-3.2」にリネームだ(これは誰も文句ないだろ)。

これは凄い。だが,あきれた。

ちょっと新旧の井戸を覗いてみる。

2008-09-16 23:25:46 | Weblog
ライカのノクチルクス50mmがF0.95になるそうです。
F0.95ってどんだけ明るいのよ。
ちなみに120万円程だそうです(汗)。

その昔,距離計キヤノン用に50mm F0.95レンズがあって,キャッチフレーズが「人間の目より4倍明るい」。
何だ人間の目はF1.9なのかよ,オレなんか左眼0.3だぜと思った人>それは視力やんとツッコミ。

キヤノンのこのレンズ,後玉があまりも大きいため,距離計連動レバーのスペース分の切り欠きがあることもよく知られています。
また,これが転用されたTVレンズやマウント改造したもの(切り欠きなし)も流通してますね。
あと,今回ググってみて初めて知ったのですが,シネ用にはF0.95のレンズって結構あるんですね。
クセノン50mm F0.95アンジェニー50mm F0.95。くーるくるぐーりぐりライカに付けて使っちゃおう♪
それから,現役で八雲50mm F0.95,なんと66,360円というのもあるんですねえ。
専門的なことはよく分かりませんが,イメージサークルとフランジバックが小さければ,設計に余裕があるのかも。

ライカ。はっ,マイクロフォーサーズ。

付)
マイクロフォーサーズって,下手すりゃCマウントのレンズも着いちゃいますね。