活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

2005年デジタルカメラ10大ニュース。

2004-12-31 20:14:22 | Weblog
ナンだカンだで今年も大晦日。いろいろあった1年でした。
今年のデジカメ界を振り返って10大ニュースを選んで見ました。

1位 パナソニック「LUMIFLEX DMC-LA5」発売。4/3システムが拡大。
2位 キヤノン「EOS KISS Digital Qt」発売。ボディ価格一気に5万円台に。
3位 老舗メーカーが銀塩カメラの製造を終了。
4位 中国メーカーのデジカメが世界市場を席捲。国内メーカーの収益悪化。
5位 オーバー500万画素のコンパクトデジカメ売れず,シェア下げる。
6位 コンタックス「G3」発売。レンズはコシナから。
7位 新構造の高感度CCD採用のデジカメ,第一弾が発売される。
8位 高級コンパクトデジカメ続々発売。リコー「DR-1」,ニコン「Ti-D」,コニカミノルタ「TC-2」。
9位 中堅メーカーがカメラ分野から撤退。
10位 配電線ネットを使った写真送信に対応するデジカメの規格が提案される。

いやあ,ホントいろいろありました。
え,いつの話?ちょいと早い初夢?
来年も楽しみですね~。
では,よいお年を。

先人の工夫と思い。

2004-12-30 18:03:13 | Weblog
紀宮サーヤさまとクロちゃんこと東京都職員の黒田慶樹さんのご婚約内定のご発表。
クロちゃんさまのご趣味は,先人の工夫と思いのこめられた機械式写真機での写真撮影と,会見で申されておりましたね。
長身でジェントルな雰囲気,物腰柔らかなたたずまい。また,その実,苦労人で,役人なのに腰が低くそう。おまけにクラカメ好きとは,好感度高し,ですな。なお,都庁の帰りに新宿のヨドバシにも寄られるとか。
もはや下火のクラカメですが,これを機に来年は盛り返すか。
あ,それから,エプソンは是非ともご結婚祝にR-D1を献上すべし。

年末といえばプリントゴッコでした。

2004-12-29 22:32:44 | Weblog
さて,やっと慌しさも一段落し,今ごろ年賀状製作中です。
でもまあ,パソコンで作ってプリンターでじこじこ印刷すれば一晩でオッケーかと。

昔はこうは行かなかった。と言っても10年ほど前のこと。
年賀状と言えば,もう「プリントゴッコ」が大定番(今の若いもんはプリントゴッコを知らないのだ。簡易孔版印刷とでも言うか)。
年末には売れに売れて,売り切れ続発。多くの店には専門コーナーがあって,インクや専用の小物類を数多く取り揃えていました。
ぴかっとマグネシウム球(?)を焚いて原稿を焼き,原稿にインクを塗って,ハガキに一枚一枚押し付けて刷り上げるのですが,乾くまでに時間がかかるので,部屋中にハガキを並べ広げて足の踏み場もない状態になったもの。
また,文字やイラストはともかく,写真は実にチープな刷り上り(しかも単色)。
今考えると隔世の感あり,というやつねー。

うちの黄色いプリントゴッコはずっと前に燃えないゴミに出しちゃったし,最近は店でも見かけません。
製作元の理想科学はどうなったんかいな,と調べてみたら,業務用デジタルプリンタの大手として健在。
そしてなんと「プリントゴッコjet」というハガキ印刷専用の複合機が出ているではないですか。こちらの地方ではテレビCMが流れていないのでちっとも知らなかった。
でもこれ,少なくともパソコンをもってるヒトは買わないだろうし,プリンタもピクトブリッジ対応だったりするし。どうなんだろ。

ともかく,今は写真でもインクジェット紙の年賀ハガキにカラーで手早くキレイに印刷できます。でも,プリントゴッコ画質が妙に懐かしかったりもしますよね。

数字ネーニング始末。

2004-12-28 23:49:24 | Weblog
次々と絶え間なく発売されるデジカメ。
そのネーミングは色々とナンだけど,数字(たいがい画素数にちなむ数)が入っているパターンがほとんど。
ところで最近まぎわらしいので,一部で不評をかったのがIXY DIGITAL 50。これは400万画素なのだ。
ついでにIXY DIGITAL 40は320万画素。ちなみに,IXY DIGITAL 30&30aは320万画素。
なお,IXY DIGITAL 300が200万画素だったので,キヤノンは名称の数字にあまりこだわっていないのかも。
なお,IXY DIGITALは国内向けブランドであり,アメリカではPowerShot,ヨーロッパではDIGITAL IXUSと名称が変わるのはご存知の通り。
海外名称での数字ネーニングだが,
・IXY DIGITAL 50 = PowerShot SD300 = DIGITAL IXUS 40
・IXY DIGITAL 40 = PowerShot SD200 = DIGITAL IXUS 30
おお,IXUSは画素数パターンでOKだ。PowerShotの200/300は違うけど。
ではアレはどうかというと,
・IXY DIGITAL 30 = PowerShot SD100 = DIGITAL IXUS II
・IXY DIGITAL 30a = PowerShot SD110 = DIGITAL IXUS IIs
・IXY DIGITAL 500 = PowerShot S500 = DIGITAL IXUS 500
・IXY DIGITAL 450 = PowerShot S410 = DIGITAL IXUS 430
・IXY DIGITAL 400 = PowerShot S400 = DIGITAL IXUS 400
・IXY DIGITAL 320 = PowerShot S230 = DIGITAL IXUS V3
ううむ。わかったような,わからないような。どうなってんのか。
ところで,320はV3だったのですね。この場合,1号2号は200(V)と200a(V2)なのだ。
ぶいすりゃー!
なお,日本でPowerShotブランドのデジカメは欧米でも名称が変わりません。なんで?

2004年デジタルカメラ10大ニュース。

2004-12-27 23:51:03 | Weblog
デジカメWatchの「読者が選ぶ2004年デジタルカメラ10大ニュース」の結果発表がありました。
1位 D70発売,2位 α-7 DIGTIAL発売,あと,EOS 20D発売,E-300発売・・・と一眼レフの発売が続き,10位がDMC-FX7/FX2発売。10位までに一眼レフが8件,レンジファインダーとコンパクトが各1件。で,今年の総括は「デジタル一眼レフと手ブレ補正の年」。まさしくね~。
でも,来年もコレで行けるとは到底思えないのが,デジカメたる所以。
あと何が残ってるのか。もう次は通信機能ぐらいしかないような。
来年のデジカメは・・・(この項,続く)。

誤字追放委員会。

2004-12-26 23:45:44 | Weblog
地元の新聞に「写真の広場」という写真コンテストのコーナーがあり,多分,何十年もやっているのだと思います。
毎月の応募作品を審査の上,一等二等佳作などの賞とともに,作品を紙上に発表するというものなのですが,ファミリーの部と併せて見開き2ページに渡って掲載されるという豪華版。力作揃いで,地元のアマチュア界の登竜門的な企画です(私も何度か掲載してもらいました)。
さて,このコンテストの応募規定は毎回紙面に載るのですが,2年ほど前から「デジタル写真は銀鉛プリントしたものであること」という一文が加わりました。要するに,家庭でのインクジェットプリントはダメで,ちゃんとフジカラーFDIプリントしましょう,というものです。
ん,銀鉛?
いつか訂正されるだろうと思っているのですが,何度もずっとそのままで。間違いを教えてあげようと思って,言えずじまいになっているのですが。

Googleで「銀鉛写真」と検索すると4,510件,「銀鉛カメラ」で検索すると242件.
正しくは「銀塩写真」.
フィルムや印画紙には感光剤としてハロゲン化銀(塩化銀,臭化銀)が用いられている.
「銀塩写真」で検索すると47,000件.「銀塩カメラ」で検索すると10,800件.
今回の誤字指数 9% (2003/8/27データ).
以上,誤字追放委員会の第1回目の議題となる栄誉に輝いています。
もう覚えましたね。「銀塩写真」。

光学ファインダー保存運動。

2004-12-25 23:36:37 | Weblog
最新コンパクト・デジカメ「液晶画面で十分」メーカー相次ぎ省略
デジタルカメラ各社が構図を確認するためのファインダーを省いたコンパクト機種を相次いで投入している。液晶モニターを見ながら撮影するユーザーが多く、「あえてファインダーを付ける意味はない」(松下電器産業)というのが理由。フィルムカメラに不可欠だった「のぞき窓」はデジタル化の波に押され、姿を消しつつある。(東京新聞 経済ニュース)

そういえば増えましたよね~。最近ヒットのT1やFX7がそうだし,IXY Lやμ miniなど続々と。

光学ファインダー要らない派
・全然正確じゃない。
・フォーカスフレームや露出データなどの情報が表示されない。
・液晶を大きくするのに邪魔になる。
・カメラの小型化,薄型化の妨げになる。
・ズーム光学系にはコストがかかる。
・ファインダーを覗き込むオヤジはキモイ。

光学ファインダーは要るのだ派
・日中,液晶が見づらいとき便利。
・暗くて,液晶では被写体が見づらい時も便利。
・液晶を消灯して電池の節約ができる。
・液晶の像はキメが粗く,ハッキリ見えない。
・合焦時にフリーズしてしまう液晶がある。
・光学ファインダーで構えた方が手ブレしにくい。
・被写体に直接向き合う気持ちを高める。

一長一短ですが,私は光学ファインダーは残して欲しいと考えます。
街でスナップを撮る時は,大概,心の「余裕」なぞはなく,ファインダーの隅々まで気を配って構図を考えたりするなんてことは全くできません,私の場合は。構えたら即撮る。撮ったら素早く立ち去る,というパターンです。そして,対象にダイレクトに迫れる光学ファインダーの方が気分を盛り立ててくれます。コンパクトデジカメの全機種で光学ファインダーなくなってしまうようなことがないように望むばかりです。

昔,スプリングカメラには着脱式の反射ファインダーがありましたし,レンジファインダー機にはシューに載せる単独ファインダーがありました。デジカメにも,サードパーティでいいから,あって良いアクセサリーでしょう。

ここまで書いて気がつきました。もうすでに,そして結構以前に,世の中の大多数のカメラには光学ファインダーがなくなっていました・・・ケータイには最初からなかったのですから。

技術ノスタルジア。

2004-12-24 23:30:43 | Weblog
仕事で写真を撮るのでカメラの使い方を教えて欲しい,とニコンF4を渡された。
銀塩カメラを持つこと自体久しぶり。
あ,すごい。フィルムって巻き上げるものだったんだなあ。こんなに速く巻くのは大変。
感度がDXにセットされていると空シャッターが切れないのか。
そうか,36枚しか撮れないんだったな。
うまく撮れたかどうか,その場で分からないとは。
え,スライド現像に中2日?

つい数年前まで普通だったのに,すごく新鮮に感じてしまう。
あと5年したら・・・使い方を知っている人がどのくらい残っていることか。

暖冬異変とデジカメのケータイ化プラン。

2004-12-23 23:27:17 | Weblog
暖かい日が続いた後,少し寒くなってきたせいもあって,暖房器具を買いに郊外の大型電気店めぐり。ボーナス後のせいか,どこもお客さんであふれていました。
ハロゲンヒーターが山積みで,去年に比べてずいぶん安いですね。年賀状用のプリンタも型落ち値下げで,見る間に売れていました。
デジカメですが,激安な割にはどうも売り場の活気が今ひとつのように感じました。
一辺り行き渡ってしまったし,画素数はもう十ニ分。このあとどうするんでしょうかね。

ケータイも電気店で売ってるわけですが,あの「新規登録時は1円。12カ月以上ご使用の場合は7,500円」などと言うやつ。最初から買い換えを見込んでいるわけです。
そこで,デジカメも同様,買い換え需要を喚起するために,「新規購入は28,000円。6カ月以上ご使用で新機種への変更の場合は10,500円」(たとえば,IXY DIGITAL L2を普通に買えば28,000円だが,Lを持っている人は10,500円で交換してくれる)ってえのはどうでしょう。

まあ,そうまでしなくても,3年以上同じ機種をメインで使うという人も少ないでしょうが。

SM秘小説。

2004-12-22 23:59:02 | Weblog
仕事でデジタル写真を撮ることがあり,キャメディアC-3030を使った。
久しぶりにスマートメディアを見たが,「でかい」のだ。
CFと比べてもでかい(面積で)。最近,SDばかりなので,余計そう感じる。
SMが打ち止めになったのは,容量よりもこの大きさのせいだったのではないか。
じゃあ小さければよいかというと,あまり小さいと今度は扱いが難儀で,どこかにまぎれてしまいそうで困る。
xDやminiSDはちょっと小さすぎ。で,SDくらいが一番良いと思われ。
(なお,タイトルは本文と関係ありません)