活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

輝け!裏デジカメ・オブザイヤー2015。

2015-12-31 13:51:49 | Weblog
開店休業状態の当ブログ。すっかり忘れていましたが、やっぱりやめられまへんこの企画。
今年発売されたデジカメ(レンズ交換式レンズ一体型)の中でもっとも残念な機種を選ぶ、“デジカメのイグノーベル賞”。
最大5機種、持ち点は20点。選者は私、中出風迅洞。
ちなみに歴代グランプリは以下の通り。

2004年 オリンパス Ferrari DIGITAL MODEL 2004・・・シャア限定
2005年 オリンパス CAMEDIA SP-350・・・ア・バオア・クー
2006年 パナソニック LUMIX DMC-L1・・・「走る人」がいない。
2007年 富士フイルム FinePix F40fdおよび50fd・・・高画素に泣いた。
2008年 キヤノン EOS Kiss F・・・キスの敵はキスだった。
2009年 リコーGXR・・・チェンジ!ゲッターGXR
2010年 ペンタックスI-10・・・「名機」が駄洒落で復活
2011年 ニコン1V1・・・誰もが仰け反った怪デザイン
2012年 キヤノンEOS M・・・満を持して、謎のAF性能><
2013年 カシオEXILIM EX-TR15・・・東アジアの純真
2014年 シグマdp1/dp2 Quattro・・・ブサカワだが演技力抜群の多部未華子説。

では早速。
3位(4点):カシオEXILIM EX-FR100
 レンズ部セパレート式のEX-FR10がさらに超広角にバージョンアップ。
 これイイと思うんだが、なぜウケないのかなあ。悪用が心配?
2位(6点):パナソニックLUMIX DMC-GX8
 Dual手ぶれ補正に4Kフォト。ゴリゴリにハードな本格派。だが・・・
 このスカッとでかいサイズはどうなんだ。4/3がフルサイズ(α7)より大きいなんて。
1位(10点):くまモンのライカM(Type 240)
 Mは1台のみで非売品のようだが、Cは50台限定で99,360円也。
 去年はハローキティだったが、こういう商売をするライカの明日はどっちだ。

それにしても新発売の機種数が減ってるよねえ。
カシオとかデジカメを続ける意味があるんだろうか。
スマホに追い詰められたデジカメメーカー-業界再編の可能性も
ホント明日はどっちだ。

ホルガの舟唄。

2015-12-03 21:58:12 | Weblog
露出は暗めの勘がいい
ベースはカブったヌケでいい
女は無口なひとがいい
灯りはぼんやり写りゃいい

銀塩の最後の砦“天然のランダムイフェクトカメラ”ホルガがついに廃業だそうです。
今でもそのカメラを作っていた企業がついに閉鎖し、製造設備もすべて売却することになった。
同社は、“もう何もお売りするものがありません”、と言っている。

うーん。34年の長きに渡って世界に愛されたトイカメラも現役引退ですか。これも世の流れ。

と、しみじみしていたら、ジャストタイミングにあの噂のデジタルホルガが発売決定とのニュース。
まあねえ。いいんだけど、スマポで普通にトイカメラモードできる今どき、どのくらい需要があるだろうか。
モニター非搭載が差別化のポイントだが、なんかもう遅いような気がするかもなあ。

しみじみ撮ればしみじみと
想い出だけが行き過ぎる
ダイヤルポロリと外れたら
歌い出すのさ舟唄を♪