活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

アスのゆううつ。

2013-10-30 21:05:39 | Weblog
α7でついにミラーレスでフルサイズ。フジもフルサイズを思案中とのことにて、めでたい限りですが、ちと心配が。
というのは、フルサイズとはすなわち35ミリフィルムのフルサイズ。
ということは、すなわち、センサーのサイズとしては36×24mmでアスペクト比が3:2。
問題はこれだ。

現在、NEX-5Nを使っていて、他に何の不満もないのですが(UIが若干アレですが)、アス比が3:2と16:9しかないのが全く不満なのである。
個人的な好みもあるでしょうが、アス比は4:3が最も美しいと思います。特にタテ位置。
銀塩時代にセミ判で4:3に目覚めました。そういう人、結構多いように思うのですが。
それはともかく3:2は長細過ぎ。ちなみに16:9は動画用ですよね。

一眼レフのフルサイズやAPS-Cは仕方ないにしても、ミラーレス機が3:2に固執する必要は全然ないハズです。
フジはXシリーズに1:1の正方形は入れているのに、ファインピックスの4:3を入れていないのは全く理解できん。ま、ソニーもだけど。
ニコワンの1インチも3:2、キヤノンのAPS-Cは当然3:2。ただ、ペンタK01は4:3も可能で、エラいぞ。

というわけで、4:3ファチとしては、結局、オリンパス/パナに戻らざるをえないわけですよ。
フルサイズで、3:2がデフォ化しなければよいのですが。
打倒!3:2。

DとFの複合。

2013-10-25 19:58:10 | Weblog
ニコンのフルサイズレトロスタイル一眼の名称は「Nikon DF」”Digital Fusion”!
つまり、DシリーズとFシリーズをくっつけたということですね。
ティーザー広告の画像では、三角頭とシャッターダイヤル(多分)、カニ爪式の旧MFニッコール(多分)が確認できます。
アナログ操作系を重視した一眼レフのようで、それならレトロデザインも必然と言えるでしょう。さすがニコン、ガワだけレトロじゃないのがエラい。
もちろん「フルサイズ」ですよね。
これ、ノスタル爺が飛びつくと見た+意外に安い価格設定じゃないでしょうか。

ニコンFM4 Digital。

2013-10-22 07:07:40 | Weblog
ニコンがレトロデザインのFX機を準備中?
とのこと。しかも“ニコンFM2のようなデザイン”とは。
おおー、FマウントのMF機、つまりエプソンR-D1のようなフィルムがセンサーに変わっただけの「人のデジタル」なカメラなのか。
と思ったら、そうではないみたい。
連写は5.5コマ/秒で100枚までイケるし、なんといっても重さ765g。D600ぐらいある。FM2は540gでしたから。

この「○○のようなデザイン」というウワサがあてにならないことは、「OM-Dのようなデザインのα-7」の前例があるので、まあそんなものかも知れないが、レトロデザインというのはひっかかるなあ。
オリンパスペンE-P5やフジのXシリーズの媚びるようなレトロデザインはあまり好きじゃない。
ニコン様はそんなことはしないと思うけど、このモデルを意味もなくFM2に似せた上で「FM4D」とかで出してきたら、ちょっとヤだ(FM3AはFE3じゃねと思っていたのは私だけ?)。

空似一眼。

2013-10-17 22:12:10 | Weblog
α7は○○に似ている、と言っても、結構個人的な思い入れが入っていたりするので、他の人から見れば、さほど似てないってこともあるとかと思う。
しかし、本日発表、パナ留美の最小一眼GM(GM1じゃないらしい)は、富士のコンデジXF1とデザインといいカラバリといい、そっくりじゃあ、あーりませんか。
偶然?これ、誰しもが思いません?

誰も作らなかったか、カメラ。

2013-10-16 09:07:23 | Weblog
ソニーのフルサイズミラーレス機α7のリーク画像出ました。って本日正式発表ですね。
うーん、ほれぼれカコイイ。
前評判はOM-Dに似てるとかトプコンにそっくりとかありましたが、違います。
雰囲気、インスタマチック一眼レフのローライフレックスSL26に似てルンルンw
30年前、SL26を見た時、デザインで本気で欲しいと思ったもん(ベラボーに高かったし、その時すでに126判は絶滅危惧種でしたが)。
ソニーのデザインには、NEX-5の時も驚かされましたが、今回もまたですね。

エプロンだけは取らないで。そういうわけにはいかねぇぜ。

2013-10-13 21:37:49 | Weblog
ソニーα7・α7Rのスケッチが掲載
うーん、小出しに来ますね。フルサイズNEXは型番やスペック、デザインに真偽不明の情報が乱れ飛んでる感じ。あるいは故意に情報撹乱してるんじゃないかな。

しかしこのスケッチのデザインは斬新です。
OM-Dにちっとも似てないじゃん。ここまま出て欲しいぞ。
トプコンに似ているとの意見が出ていますが、確かに眼底カメラMT-1にそっくりw
プラクチカVLCもちょっと雰囲気が似ているかも。
でも一眼レフとは違ってエプロン部がないですよね。
偽装一眼の轍を踏まない。さすがソニー、make.believe。
期待大です。

LXがそんなに偉いのか。ペンF、お前もだ。

2013-10-10 21:54:57 | Weblog
SONY α7/α7rはまるでPENTAX LXのようなフィーリング
「風雪の20年」の名機ペンタックスLX。
ですが、ユーザーだった者としては決してフィーリングがよかっとは言い難い。
確かに仕上げのよさ、精度の高さは認めます。しかし、遠慮のなくパコンと鳴るシャッターや巻き上げのダイレクト感、いつのずとっと間に必ずねじれるストラップ、無用意にズルっと外れてくる交換ファインダーなどなどで、自分の中ではあまり評価は高くありません。
真の高級機を目指すも、結局ニコンF3やキヤノンF-1に遠く及ばなかった。
それがいつの間に「名機」とは記憶の変成作用かしら。

同じことはオリンパスペンFにも言えます。
ズシンと手応えのロータリーシャッター、確実に指の痛くなる巻上げ巻き戻し、苦行ともいえる回し難さの前面シャッターダイヤルなど。そもそもハーフサイズの一眼レフなぞ二線級で好事家向けと見なされていた。
それが今やデジタルペンのご先祖様の「名機」に様変わり。

・・・などど憎まれ口を叩いていますが、LXもペンFも明確なコンセプトを持ったユニークな名機に相違はありません。
憎いほど好きだし、好きだからこそ憎いものw
問題は過去のイメージを先行させるセールス方法であり、いい加減、「昔はよかった」なノスタルジーから脱却してもらいたい。
そんなことばっかりやってると、そんなことをほとんどしない二強に永遠に追いつかないぞ。

だって一眼だし。

2013-10-06 21:15:08 | Weblog
OM-D E-M1が予約殺到でバックオーダー必至の状態らしいです。
E-M5も値崩れなく続いていることだし、目下OM-Dは絶好調のようです。
オールドファンとしては、一眼レフでもないのに「OM」というネーミングには抵抗があったし、PENとOMが同じレンズシステムで同居しているというのも違和感がある。
そこまでして、OMに似せてイメージを剽窃する必要があるのか。
と、思ったけんど、人気や価格推移を見るに「偽装一眼」は商略的には大成功だったということですね。

そのせいかどうかわかりませんが、フルサイズNEXは「OM-D」に似た形になり、その名も「α-7」になるとか。
なんだかなあ。ミラーレスな一眼ですよ、を地で行くような。

そのうちミラーレスは、EVF内蔵機は一眼レフタイプ、非搭載機はファインダーなしのRF機タイプ(ややこしいので、以下、コンデジ)と住み分けになるかも。
いや、広角~標準系はコンデジタイプ、望遠系は一眼レフタイプかな。
あるいは、カメラ女子はコンデジで、オヤジやオタクは一眼レフか。
まあ、考えようによっては、一つのレンズをライカM3とR3で共用できるみたいなもんで、こりゃいい時代になったもんだ。