活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

女王陛下のミノックス。非常のライセンス。

2009-01-31 21:42:01 | Weblog
見る人を一目で惹きつけ、ジェームス・ボンドを連想させるミノックスの“スパイカメラ”。
遊び心を求める“シークレットエージェント”に向けて、ミノックススパイカメラのデジタル版が登場しました。

その名は“ミノックスDSC Digital Spy Camera ”。

320万画素(画素補完で500万画素)のCMOSで固定焦点,おまけに外付けストロボがやたらでかい。
サンプル写真を見ると,まあこんなもんかというレベルの写り。
しかし,ミノックスとしては相当リキが入っているようで,ユーザー参加型の専用サイト「License to Shoot」にエージェント登録すれば,自分の作品をUpできる。
女スパイのお姉さんもいい味出てるw

だいたい,ホントにスパイがミノックスを使っていたか,については,ナワちゃんが徒然に冷戦時代の活躍について書かれています。
そのフィルム・ミノックスの直系のように説明されていますが,デジタル版はどちらかというとコダックのカマボコ板型110判を思わせるようなデザイン。
つうか,普通にIXY Digital LとかサイバーショットU50の方がスパイに実用的では。
ただ,ミノックスならではの
本物の諜報関係者にはスパイ割引があるが、そのことを証明する正式の書類が必要。
そのかわり、量販店で買っても、スパイさんにはカードにはポイントはつかない。
やはりシークレットエージエントであることを隠して、一般市民のふりをして秘密に買うのが得策とスパイカメラ人類の間ではとりざたされている。

とのこと。さすが東西情報筋に通じたチョートクさんの買物指南ですね。

なお,タイの王女様がミノックスからGolden M3の献呈を受けられたとのこと。
Rolleiflex AF 5.0も欲し気のご様子。

スパイから王室まで。
デジタルが明け開くミノックスの世界。

オヤジも女流一眼隊にまぜて欲しいもんだ。

2009-01-30 18:58:41 | Weblog
タバコ→女性の喫煙率が最高数値をマーク
居酒屋→私はよく一人で居酒屋に飲みに行きます。
温泉→列車でいく「女性にプチ(ハートマーク)得」温泉旅!!
釣り→女性釣り師倍増計画 釣りが好きなんです
競馬→女性客獲得へ巨大スタンド 東京シティ競馬の新戦略
パチンコ→パチンコに現実逃避と癒しを求める独女の本音
オヤジの領域が侵食されまくり。
で,
ライカ→首から下げるアクセサリー感覚で購入する若い女性もいるそうだ。
トイカメラ→30~40代の女性を中心にブームになっている。
は,まだしも
一眼レフ→女性はカメラに“ピント”…一眼レフ写真教室が大盛況
若い女性を中心にデジタル一眼レフカメラの愛好者が増え、女性向けの写真教室が盛況だ。
以前は写真といえば男性のイメージが強かったが、高校の写真部や写真専門学校でも女性の数は増え、7割を超えるところもある。

そんな女性をターゲットに開発したのがパナソニックの「ルミックスG1」。
と,商品名が出てますがw

学生時代の6年間写真部でしたが,女性部員は一人もいませんでしたね。
その頃は一眼レフを持って街を歩くと,好事家かカメラ小僧くらいにしか見られませんでした。
当時の「カメラマン」誌に全国の高校で写真部が廃部になっている話題が載っていたように記憶しています。

20年いや25年遅く生まれたかった。

37年後のM-1。

2009-01-28 22:02:39 | Weblog
オリンパスのマイクロフォーサーズ機は2機種あって,その名もM-1とM-100とかいうウワサです。
M-100は以前から公表されているモックアップが製品化されたものらしいのですが,M-1の方はどうなる。
なんでも防塵防滴で動画機能を搭載とかで,中級機クラスなのかな。
今回はさすがにライカからネーミングへの文句は出ないでしょう。

あと,何本かレンズも出るそうですが,交換レンズの今後の展開はどうよ。
みんなが期待してるオリンパスのモック機だけど・・・
でかいレンズ付けたらこんな状態にww

小型軽量が命のM4/3にはレンズのマッチングが難しいかも。
やはり広角系の単焦点レンズが似合いそう。
と,言うことは,逆にオリンパスの技術(パナつながり)で,M型ライカがEVF一眼化するんじゃなかろうか,そのうち。

20世紀は「宇宙からバクテリアまで」でしたが,今や「ナノテクから仮想世界まで」。
21世紀のM-1に期待が膨らみます。

G1 vs 変なレンズ 勝手に番付。

2009-01-27 21:27:26 | Weblog
先のD40場所は大熱戦でしたが,この場所の取り組みはどうよ。

序の口?
ZD 25mm F2.8 パンケーキ

三段目
ズミクロンM 35mm F2

十両
キヤノンFD 35mm F3.5

小結
ノクチルクス 50mm F1.0
沈筒エルマー 5cm F3.5

関脇
ELニッコール 50mm F2.8
ゾナー 50mm F2

張出大関
F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8

大関!
P.ANGENUEX TYPE M1 25mm F0.95
T43 40mm F4.0

横綱 !!
PENTAX-110 24mm F2.8

こりゃ,もはや異種格闘技戦ですなあ。

“今年買うカメラ”M4/3。
ウワサでは3月にオリンパス機が来そう。
どう出るのか,気になりますね。

ポケットに入る青バックと緑バック。

2009-01-25 20:16:04 | Weblog
未曾有の不況で“明暗”くっきり 2009年のデジタル製品はどうなる!?
手ぶれ補正の次に笑顔認識と、インパクトのある機能が付加されて来たのだが、そろそろネタ切れの感もある。
かつて見たことのない強力な機能を提案しない限り、買い換えは容易に進みそうにない。

そういう部分で一番チャレンジングなのは何たってカシオ。
社是は「創造 貢献」。
これは「世の中になかったものを創造することによって社会に貢献する」という意味。

EX-F1のハイスピードムービーには驚きましたが,今度は「ダイナミックフォト」。
字面では何なのかさっぱりですが,EXILIMのサイトで一見にしかず。
おお,これは面白い。
一言で言えば,静止画の中で動画が動く写真,ということになるかな。
メール添付で送るとか,デジタルフォトフレームで楽しむとか,利用法ありそう。

ところで,アメリカのサイトではダイナミックフォトをblue screenとかgreen screenとか表現しているけど,これは何だろ,と調べてみたら,複数の画像を合成する手法で,
コンピュータによる画像処理技術が発達する前には、光学的に特定な色を置き換える方法が採られていました。
ブルーは、人間の肌色と補色関係にあり、単純にブルーの色成分を置き換えるという処理を行う場合には、肌色への影響がもっとも少なくなることからブルーバックが利用されています。
また、グリーンバックは、抜き出す被写体にブルー成分が含まれる場合などに利用されます。

いわゆるクロマキー効果というやつなんですね。特撮なんかによく使われてます。
光学的なクロマキー編集は結構大変だったのに,今やコンデジで素人がひょいとできるというわけです。

そんなダイナミックフォト,まだ動画共有サイトにUpされていないようですが,エロ方面で期待できそうなw

コーシンさんだったら。

2009-01-24 22:52:49 | Weblog
ナワちゃんの徒然ではないもうひとつのブログ「思いつくまま」に新川幸信さんの話が出ていました(が,もっと読みたいところで話題はフォトキナに変わってしまった)。
懐かしいなあ。
学生時代の頃のアサカメやカメ毎によくカメラの記事を書かれていました。

新製品レポートとかメカ関係の説明とか―How toライターっていうのかな。
その中でも,他のライターのエモーショナルな書き様に比べて,コーシンさんの記事は理が通っているというか,主義主張が際立っていた感じでした。
「TEM」(TTL・AE・モータードライブの備わった一眼レフの理想形のこと),「28,50,135mm」の交換レンズ3本セット,レンズシステムチャート,引き伸ばし倍率5倍10倍説などなど。
コーシンさんの記事は面白くてためになって,いつも夢中で読んでましたね。
あと,コンタックスRTSで「ベタ焼きでもツアイスレンズの写りの違いはハッキリ判る」「シャープさはゾーリンゲンの剃刀の切れ味」も有名でした(私はこれに感化されてツアイス沼にはまりかけました)。

1977年の「カメラ買物情報」の巻末,執筆者自己紹介には,「カメラ内部機構はメーカーの技術者の方が当然くわしい。製品化されたメカニズムをどう使うか,それを考えていきたい。乾いたメカニズムよりも,ソフト面で生かそうというのがボクのモットーである」とあります。
最近のライターさんたちにも見習って欲しいところです。

コーシンさんはα-7000の出た年,すなわち1985年に亡くなっているんですね。
1931年浅草のお生まれだから54か。まだまだ若かったのになあ。
「新川さんだったら、デジタル一眼レフをどう評価するだろう」といまでも思うのです。
泣かせるぜ,ナワちゃん。

泣くな十円。笑え100円。

2009-01-23 23:51:01 | Weblog
ダイソーの100円フィルム。
昔はあやしい魅力があったらしいのですが(アグファ説と3M説あり),この頃じゃメジャーKodakのゴールド200なんですよ。
というのも過去の話で,今はフィルム自体置いてないみたい。
そこで10円フィルムですよ,ロモ姉さん。
何?ケータイに100円マイクロSDカードで十分?
そうですね。わかります。

なお,十円はその後百太郎になった,との都市伝説はない。

オバマちゃんとコダック。

2009-01-21 22:55:13 | Weblog
まあ目ざといというか,どうでも言いというか,目の付け所がギズモでしょ,と言うべきか。
マリア・オバマちゃん(10)の使っていたデジカメ
マリア・オバマちゃんがパパの大統領就任演説を撮るのに使っていたデジカメは、どうやらコダック製なようですね。
うっかり日本製とかじゃなくて良かったですね…

日本製じゃ都合悪いのかよ。
ま,Sumsungでなくて良かったかも。

なお,多分,Easy share M763では,と思うが,どうでしょう。

これからOM?

2009-01-20 20:58:52 | Weblog
OMデジタル??
キヤノンEOS 7D & オリンパスOMデジタルシリーズが登場?
オリンパスデジ一眼Eシリーズのほかに
なつかしのOMシリーズがデジタル一眼で出ます。
OM-1をフラッグシップにラインナップしていくみたいです。

ウワサとは言え,今更次郎なOM-1とはどういうこと?

その一方で,
オリンパスからフォサーズの新機種が3月に?
マイクロフォーサーズ機の新モデルはその3月のモデルの後にでるとされていました。
つまり3月の新モデルは、フォトキナでモックアップが展示されたマイクロフォサーズ機ではないというもの。

というウワサもある。
でも,マーケットが今ひとつのE-システムよりも,ここはマイクロの方に注力して先行逃げ切りを図りたいと思うんでは,普通。

うーん。
素4/3,マイクロ4/3,OM-1,フラッグシップ・・・
・・・
ひょっとして!
1機能1ユニットという発想なんです。
(一部略)シャッターはフォーカルプレーンシャッター機能だけ、ミラーはミラーだけと、それぞれ一つの機能だけを持っている。
それを使う側が、自分の使いたいように組み合わせて一つのカメラに仕上げる。
だから、そこには一眼レフカメラという発想がありません。

「MDN」デジタル!なのか(゜∀゜) !
まさか?!

写真舎密 烏賊墨毒瓦斯事件。

2009-01-19 21:26:29 | Weblog
起こってしまったのでしょうか。
薬品調合 ガス発生で中毒死か
18日夜、大阪・西区のマンションで男性が死亡し、その部屋から硫化水素が検出されました。
男性は写真の現像が趣味で、部屋に硫酸などの薬品の容器があったことなどから、警察は男性が薬品を調合していて硫化水素などの有毒ガスが発生し中毒で死亡したとみて調べています。

前にも書きましたが,写真のセピア調色剤は硫化水素の匂いがします。
極々微量だと思うんだけど,何か事故だったのだろうか。

暗室で行う調色はホント大変な作業でした。
デジタルになって状況一変。
例えばペンタのK-mだったら安全安心だったのに。

ちなみに去年の硫化水素自殺者は1000人超らしい(2007年は29人)。
強刺激性の硫化水素で「綺麗に死ねる」なんてとんでもない。
何と言う流行。早く収まって欲しいもの。