活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

チェンジペンタックス、01。

2012-01-31 23:01:20 | Weblog
ペンタックスK-01の予想図がどうも残念だ。
どう見てもダサい。なんとなくいにしえの“ブリッジカメラ”IZM300にも似ている。
ここまでダサくてOKなのは、やはりマウント着脱式だからではないか。
しかも厚さ1cm以下のパンケーキ40mmがセットレンズらしい。
APS-Cなら35ミリ判換算で60mmとなり、標準としては実に使いづらい焦点距離だよね。
ということは、やはりK-01はフルサイズ?
以上、先にも予想したところですが、実際はどうなることやら。

1/2.3型で1800万画素はやり過ぎだろ!

2012-01-30 21:08:59 | Weblog
本日発表されたソニーのサイババショットDSC-TX300V。厚さ16mmという超薄型ながら、Wi-Fi接続や有機EL液晶、非接触充電可能でおまけに防水設計と言う盛りだくさんの高機能ぶりなのですが、もうひとつあった。
なんと、1/2.3型センサーで1800万画素。
・・・。
1/2.3型で1600万画素はやり過ぎだろ!をあっさり超えました。
1800万画素って、EOS 1DXやライカM9、あるいはEOS 7/60/Kiss X5と同じってこと。
事実、どうかしてるんじゃないか。来年にも2000万の大台に乗りそう。

高画素競争はオリンパスが箱型カメディア時代に仕掛けたと聞きますが、今はソニーが牽引している感じ。もう行くところまで行くしかないのでしょうか。
どこかが低画素化を仕掛けてくれないものでしょうか。

銀塩のハリーさんを逃すな。

2012-01-29 21:45:50 | Weblog
ミラーレスのようでミラーレスでない“レンズ交換式プレミアムカメラ”フジ X-Pro1のキャッチコピーが、
フルサイズセンサー搭載機に匹敵する解像感と低ノイズを実現
てぇのはどうなんだろ。
センサーやエンジン、それにローパスレスで高解像高画質ということなんだろうけど、「フルサイズに匹敵」というのは、「APS-Cなのに」「APS-Cのくせに」「APS-Cごときが」というような前置詞を含んでいるように感じられ、コンプレックスの裏返しみたいで、どうもイケてない。
銀塩になぞらえれば、「APSのエピオンが35ミリ判に匹敵」とか「セミ版のGA645が6×9判に匹敵」と喧伝するのと同じ。
素直に、APS-C相当サイズのセンサーで最高レベルの高画質を実現とか言えば良いのではないかね。
そもそもデジタルなのに、35ミリフィルムのサイズを基準に考えるのはおかしいし、小さいセンサーにもそれ固有のメリットがあるのだから、別に“匹敵”する必要は無いと思いますね。

それからもうひとつ思うんだけど、写真屋さんが学校関係や式典、観光地等で記念写真を撮るとき、フジのブローニーのレンジファインダー機(GW690とか)がよく使われていましたが、アレは今どうなっているんでしょうか。
そういうプロを逃さないために、デジタルのGシリーズという意味づけで「Pro1」ということなんだろうか。
そうこう考えると、将来、プロ用に「645判に匹敵するフルサイズのデジカメ」を出してくることだって考えられます。
やはりフジの根底にはフィルムがあるということで、これでいいのだ。

Kの複合。

2012-01-25 20:58:40 | Weblog
ペンタックスの新型ミラーレス機はKマウント採用でEVFは非搭載?
うーん、これは不可解な。
・Kマウントのまま(つまりフランジバックもそのまま)では、ミラーレスになっても、ほとんど小型化できない。「軽量小型命」のペンタがそんなことするかねえ。
・ちなみにソニーαのように固定式の透過ミラーとすることも考えられるが、これでは元よりミラーレスではない。しかもEVFがないのでは意味がない。
・ということは、単にオリンパスペンやNEXが分厚くなったようなカメラ?これは無骨過ぎ。一体誰得?

さて、そこでここからは妄想。
・確かにKマウントなのだが、マウント部をボディから外すことができる。つまり、マウントアダプタが内蔵されたような構造になっており、Kマウントを外すとフランジバックの短いニューマウントが使える。
・上記のような二重マウント構造のボディはGXRシリーズの一員として位置づけられる。このボディにはAPS-Cとフルサイズの両方がある。
・アクセサリに外付けあるいは分離使用可能なEVFが各種用意される。
・また、これは別に、Kマウント固定のボディがエントリークラス用として用意される。

以上、どうでしょうか。
普通にミラーレスへの参入では、後発である分、苦戦が予想されます。
リコーと合体して変態度がさらにUpしたペンタであれば何らかの新機軸を打ち出してくるはず。
とんでもないものが出てきそうな悪寒。

嬉しいとメガネで写ルンですよ。

2012-01-23 23:35:48 | Weblog
ありそうでなかったメガネ型カメラ、その名もまんまのMEGANE CAMERA
いえいえ、メガネに仕込んだ隠し撮り用のアレじゃないですよ。堂々メガネのカタチのカメラです。この発想はなかった。
静止画解像度2048×1536なのに200万画素なのが謎だ。補完かな。
完全等倍3Dファインダー内蔵なのですが、ツルの部分がないので顔に掛けられないのが残念。
とりあえず“ウルトラアイ”モデルを待ってます。ジュワッ!

変わらない夢を見たがる者たちと戦うため。

2012-01-22 22:05:58 | Weblog
ペンFオマージュのE-P1、auto110に空似のI-10、さらにOM-1ミミックのOM-Dと続く“デジタル懐メロ路線”に続けとばかり、あのキヤノンからダイヤル35デジタル版が登場。
ではなくて、単にホルガ銘のついたiPhone 4/4S用の回転式フィルターのアクセサリーなのでした。しかし、スマホなのにダイヤル式とはナイスなセンスですね。

ニコンはS3やSPを復刻したり、レトロな指針式の35/28Tiがあったりしましたが、キヤノンは過去の商品のイメージを商売にするといことを絶対にやらない会社だと思いますね(ま、IXYは継承脈々と言うことで)。
キヤノンにもダイヤル35を始め、デミやオートボーイスーパー、元祖EOS 620/650など素晴らしいデザインのカメラがありましたが、それらひとつひとつがその時々で斬新だったことも素晴らしいと思います。
これから激化するミラーレス戦線。オリンパスやフジが復刻調レトロデザインで攻めるなら、ソニーやキヤノンは尖がったモダンデザインで対抗して欲しいと思います。

これからのOM。

2012-01-21 22:16:42 | Weblog
ウワサのOM-Dのリーク写真だそうです。
わぉ、巻き上げレバーがある。ってことはなくて、多分、背面グリップの一部でしょうね。
名称は「OM-D5」との説もあるようですが、OM-4の続きということであれば、やはりOM-5Dとすべき。
そこで、早速キヤノンからクレームがついて、OM-D5に改名する、ということまでやって欲しい(M-1→OM-1の故事に習って)。

しかしOMデザインのミラーレス機って、未だにピンと来ません。一体どんな必然性があるのか・・・。
単にG3やGH2のガワを変えたものでなければよいのですが。

コダック・・・。

2012-01-19 22:09:29 | Weblog
写真産業の巨人倒る。ついにコダックが倒産
往年の大コダックを知るものにとっては感慨深い。
コダクロームやエクタクローム、トライX、プラスX、ベリクローム、TMAX・・・お世話になりました。
すでに組織上フィルム部門はなくなっているらしいですね。
最近はアップルや富士になりふりかまわず特許係争を仕掛けてきたりで
どうしようもない状態なんだろうなあ。
一方のわが国の富士フイルムですが、化粧品や医療分野、液晶フィルムなど“脱写真フィルム”の多角経営が成功しているようです。
何が明暗を分けたのか。
瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム
富士フイルムは新たな戦術を習得して、生き延びた。2000年に利益の60%を稼ぎ出していたフィルムはほとんどゼロになったが、同社は新たな収益源を見つけた。コダックは、それ以前の数多くの優良企業と同様、ただ命運が尽きたように見える。創業から132年経ち、同社は古い写真のように色あせて消えていこうとしている。
コダックはイメージセンサー部門も投資会社に売却したそうで、今後も再建を目指すとのことですが、何を目指すことになるんでしょうか。
ブランドだけ中国企業に売られて、チープなデジカメに(あるいは低品質なフィルムに)Kodak銘が着けられたら、やっぱいやだしな。でもありうるかもなあ。

ただ今、プライスレス・ミラーレス一眼がお安くなっております。

2012-01-18 22:22:35 | Weblog
「一眼の悦びすべてを」目指したプレミアム・ミラーレス一眼(相変わらず「一眼」ですね)のパナ留美GX1ですが、価格降下がちょっと半端じゃない感じ。
価格.comの「激安!デジタル一眼カメラ 大幅値下げランキング」の最近3ケ月部門では1位から4位までを独占。軒並み30%超のダウン率です。
こういうアッパークラスのモデルは今までは値崩れしにくいとされてきたのですが。
ちなみにその下はニコワンとNEXで、ミラーレス機が延々と続きます。
やっと一眼レフが出てくるのは18位のEOS-1DX ボディの7%ダウンなのですが、これは元々の価格が60万円近くと高価なので、意味合いがちょっと違うでしょう。
最近6ケ月部門もパナ留美GF3やニコワン、オリンパスペンがひしめいています。
一眼レフが1年かけてじわっと下がっていくのに比べ、ミラーレスは旬が短い。
今後、NEX-7、フジX1、OM-Dと続けて10万円クラスがレリースされますが、どんな動きになるんでしょう。
ちょっと待てば激安。でも買った後はもっと安い。あまりも安くなる前に早々にディスコン。
これじゃあ購買意欲がねぇ。

Oh My Dad!OM-D出しちゃなよ。

2012-01-16 23:15:39 | Weblog
オリンパスが“OM-D”を商標登録したとかで、新しいペンはこの名称になるらしい。
オールドファンとしては、ペンとOMが同じマイクロフォーサーズのシステム内に並存するというのはちょっと違和感がありますねえ。そのうちにトリップとかXA-Dも仲間に入ってくるのでしょうか。

チョートクさんによると、「もしOM1がデジタル化したらこのペンタプリズムのフォルムがそのままデジタル化するのではないかと思った」「OM1がもしデジタル化されれば、その型番はやはりOMDになるわけであろう」と、楽屋話を漏れ語っているみたい。
ちなみにOM-1が発売されたのは1973年。今から40年近く前、仮面ライダーで言えばV3の時代である。OM-1は一眼レフの「大きい・重い・ショックが大きい」の三悪追放に取り組んだエポックメーキングな一眼レフなのだ(中江真司風に)。
OM-1は構造的必然性があって、あのフォルムになったのですが、デジタルOM-1はその点どうなのか。
・三角頭の部分には、OM-1の広視角ファインダーのような超高品位のEVFが組み込まれている。
・シャッター音やショックがOM-1のように小さい(今のレベルからすればほぼ無音)。
・電源ON/OFFはOM-1のように大きなノブで行う。
・露出補正はOM-2のようなダイヤル式。

レトロモダンなデザインは、オヤジとカメラ女子に人気が出るとは思うものの、その一方、単にペンFでウケたのに味をしめて、二匹目のドジョウを狙ってOM-1で行こう、ということだったら、長い目で見てコケると思いますよ、絶対。