活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

なぜ、鳥類図鑑か。

2015-09-11 20:39:50 | Weblog
コシナがカールツァイスと共同開発した一眼レフ用MF交換レンズMilvus(ミルバス)が発表されました。
ミルバスって何じゃらホイと思ってググってみると、トンビのことですね。
あのピーヒョロロロロ~って鳴くやつ。
コシナのツァイスブランドレンズとしては、すでにOtus(オータス)がありますが、こちらはフクロウの一種のトラフズクという鳥のことらしい。
ミルバスとオータスがどう違うのかよく分からない。価格帯で分けたのかな。
なお、ツァイスのミラーレス機用交換レンズには、Batis(バティス)、Touit(トゥーイット)、Loxia(ロキシア)があって、各々ヤマモズ、イロオインコ、イスカという鳥のことらしいです。
オール鳥シリーズで展開中ということなんだけど、なんでこんな多くのブランドを作る必要があるんだろ。製造元の都合とかの大人の事情なのか。
とりあえず、いずれも大口径の高級レンズで、それなりのお値段なのですよねえ。
で、ここでボンビーな私としては提案したい。もうちょっと暗めで小さいレンズ、よってお値段もリーズナブルなシリーズも出して頂けると嬉しい。
まずはEマウントのテッサー28mm F3.5でパンケーキが欲しい。
何たって“鷹の目テッサー”。鳥ならはずせないラインナップではないか。
ブランド名はスズメのPasser(パッサー)でどうだ。ちゅんちゅん。

嫌日一眼。

2015-09-06 09:19:03 | Weblog
軍事パレード、日本メーカーのカメラで撮影 中国共産党幹部の画像が投稿され騒ぎに
抗日戦争勝利70年を記念した中国の軍事パレードで、共産党幹部が日本メーカーのカメラを持っていたとして、中国のネット上でその画像が晒される騒ぎになっている。
キヤノンの5DMk3にシグマの望遠ズームですね。ごく普通の写真好きの世界標準じゃないですか。
こんなことでこの幹部のおじさんはきっと更迭でしょうね。強制労働&思想教育付きかな。
幼稚園でも抗日教育、テレビをつければ抗日アニメも―中国
そういうお国柄。仕方ないんでしょうけど。
では、こういう場面にはどういう装備で望めばいいのか@中国。
サムスンNX1の一択ですね。残念ながらサムスンは一眼レフから撤退しており、GXシリーズの現役機はありません。そこでミラーレスのNXシリーズの最新最高機種NX1。最近の中韓関係からも最適のセレクションです。
その他、ライカTとかハッセルLunar、Lussoもあるけど、別の意味で批判を食らいそう。
その点、メドベージェフさんが北方領土視察に持参したカメラはライカM9だったそうです。心得てますね。

ホルガの鼻歌。

2015-09-02 22:16:54 | Weblog
あのHolgaがデジタルカメラに?
「Holga Digital」のクラウドファンディングが開始3日ですでに当初目標の5万ドルを突破しているそうだ。
なんだかなあ、銀塩の最後の牙城かと思っていたのになあ。
今どきフィルムを買って、DPE店で現像、プリントしてもらうのは手間もお金もかかる。DPE店もなかなか見当たらない。
やっぱりね。そうだろね。しんどいね。未練だね。ふふん。

さて、スペックとしては1/3.2型のCMOSセンサーで800万画素。絞りはF2.8と8を選べるが、フォーカスは固定?目測?
そしてこのホルガデジタルで面白いのが、モニター非搭載だということ。232万円のライカM Edition 60と同じ性能ではないですか。こだわりのフィルムカメラミミックが素晴らしい(単に技術的に搭載できなかっただけかも知れないが)。
ちなみに先に紹介したダイアナデジタルのリアーナは人並みに液晶モニター搭載です(負け)。
価格次第だけど、カメラ女子のファッションアイテムやジレッタントのお気に入りとして人気が出そう。
もちろん純にトイフォト好きの人なら、NEXにホルガレンズで十分間に合ってますけど。

久しぶりだな、おトミノン。

2015-09-01 20:42:54 | Weblog
死んだはずだよ、おトミノン
生きていたとはお釈迦様でも知らぬ仏のおトミノン♪
木下光学研究所 KISTAR 55mm F1.2 9月 発売予定日 :2015年9月30日
by Tominon 55mm F1.2 復刻プロジェクト。
なんと、これ、富岡光学のトミノン55mm F1.2の復刻版なのです。
トミノンはM42だったような気がしますが、ヤシカ・京セラ/コンタックスのプラナー55mm F1.2やKマウントのリケノン(コシナ)の55mm F1.2も同じものになるのかな。
その辺の大人の事情はよく知らないのですが、面白いと思ったのは、今回発売のKISTAR(キスター?)がYCマウントだということ。
京セラはカメラ分野から撤退しており、現役のYCマウントのカメラはありません。
ま、今でも銀塩のコンタックスRXとかAriaとかAXとか使っているヒトは居るかもしれませんが、ごくごく少数派でしょうね。
ということは、各種マウントアダプターを使ってお好みのデジタル一眼に使ってちょ、ということなんでしょうねえ。
いわばタムロンアダプトールみたいなマウント交換式とも言えるので、これはこれでイイのかも。

ところで、以前からちょいと思っていること言いますね。
ミラーレス機にマウントアダプターをかまして、昔のMF一眼レフ用のレンズを楽しむという「マウント遊び」の話。
私もNEXにM42やKマウント、FマウントのMFレンズをとっかえひっかえして遊んでいたのですが、どうもバランスが良くない。
フルサイズのレンズをAPS-Cに当てるのですから、大きさ的にアンバランスなのはレフのない分を差し引いても当然です。
そこでオリンパスペンFのレンズを使ってみたら、これがぴったりフィットして実にコンフォタブル。
ハーフ判とAPS-Cはほぼ同じサイズであり、レンズが“フルサイズ”で使えるわけです。
このところは、NEX-6にE.Zuiko 25mm F4が着いていることが多く、出撃率も高値安定の状態です。

マウント遊びはフルサイズのα7系が一番だけど、APS-C系でも楽しみたいヒトは多いと思いますよ。
ついては、オリンパスペンFマウントの交換レンズを作ってはどうでしょうか。
H.Zuiko 42mm F1.2やE.Zuiko 38mm F2.8の復刻版が、NEX/αxxxxやフジX、キヤノンEOS Mで使えます、ってなかなかイイじゃないですか。
全く新しい光学系のMFレンズもいいかも(マイクロ4/3には結構出ている)。
どうでしょう、中国のレンズ会社のみなさま。
エーサオー、地獄雨。