活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

SDにして欲しいコンデジ ベスト5。

2005-10-31 23:57:01 | Weblog
SDにして欲しいコンデジ。またーりとカウントダウン。

次点 S5000/S5200: ちっこい。これぞ本当に“地の果てまで持って行きたい”カメラ。
5位 μ-mini: かわいい。でも若い子に勧めようにも,xDじゃあね。
4位 C-70Z: 渋い。ロマンスグレー(死語)なカメラ。そろっと使えるお年頃かぁ。
3位 F810: カコいい。個人的に一番気になる「旅カメラ」。
2位 C-760UZ: 安い。こんなに安くてええのんか。SDでド使い倒したい。
1位 F10/F11: 欲すぃ。評判の高感度。薄暗いところで使ってみたいが,xDじゃあね。

xDばかりでMSがありませんが,MSはあれはあれで良かろうと。
問題はxD。
やっぱ,ダブルスロットか。力と技の風車が回る。

xD/SDダブルスロット。

2005-10-30 22:53:59 | Weblog
C-70って結構ええねんね,こうたろかしら。
あら,これってxDなん?じゃ,やめた。
てなケースが多いのか少ないのか。
μシリーズもSPシリーズもこれがSDだったら・・・と思わせるのがつらい。
(しかし,F10もF810もそうだけど,フジの方はあまりそんなこと言われないのはなぜ?)
オリンパスが9月中間期利益予想を上方修正も,内視鏡の拡大とデジカメの経費削減効果によるものとか。
キヤノンパナソニックは売れて増収増益なのに,オリンパスはリストラ効果だもんね。
コダックもxDに見切りをつけたし,もう,本当に本気で考えた方がいいのではないか,なあ。

22000万画素の家族。

2005-10-29 22:51:04 | Weblog
「国民文化祭」というのを今,地元でやっています。
国民の文化活動の振興向上のため,全国持ち回りでやってるイベントらしく,全県的に美術,音楽,芸能,文芸,その他,諸々の催しが同時多発的に開催中。
その一環の全国公募写真展を市立美術館に観に行って来ました。
併催していたのが,デジタルプロジェクト・ワークショップ「家族の肖像」
一般応募の90組の家族を2億2000万画素のデジタルカメラで撮影し,1.6×1.1mのプリントとして美術館の回廊に展示するもの。
すごかったです。その細密さ。毛の1本,シワの1本まで見えるスーパーリアリズム。
そして面白かったです。表情や仕草に家族の関係と時間が,一家族ずつ読み取れること。
堪能できました。(→「スイブロ75」にUp)
それに比べて,肝腎の写真展の方ですが,出品規程からすべて同じ大きさに揃えてあり(サムネイル状態),中身もあまりにオーソドックスというか,お作法というか,陳腐な作品が多くて・・・(それはそれで良いのかも知れませんが)。

ミスター・ワイヤレス。

2005-10-26 23:58:34 | Weblog
IXYといえば,銀塩APSでもデジタルでもスタイリッシュ・コンパクトの代名詞。
とは言え,D5とかGとか,およそIXYに似合わないモデルもあったし,今やDVもIXYになっています。
そんなIXY一族にミスター・ワイヤレスが仲間入り。
微妙にμ800的デザインに違和感があるし,Wirelessってそのまんまの名前やんけ。
しかも,イメージキャラはフケ。
ガールフレンドとテーマパークへ行ったり,色気づいてていいのかぁ。
誰?これ通したの。企画書もってこい!
グレイシー一族で言えば,ヘンゾかハイアンか。
ミスター・ワイヤレスがディジック柔術をどう使いこなすか見もの。

電銀機材無差別級。

2005-10-25 20:54:29 | Weblog
昆虫写真家・海野和男さんは,現在,ニューギニアに取材中だそうですが,「小諸日記」の写真にある取材装備がなかなか。
Nikon D2X と E-500 と GR Digital。
2機種は発売前。さすがプロ。
さて,この3機種の後ろの棚にクラカメらしき一眼レフが小さく3台写っていますね。
<鑑定>
真ん中は一見アルパ風ですが,エプロン部からみて,どうもエディクサ
向かって右の四角い頭はコンタックス FBですね。
難しいのが左側の機種。珍品レイフレックスと見ましたが,どうでしょう。

海野さんて,デジカメもクラカメもなく,つくづく実務派無差別級。
リスボンとかで薀蓄している有閑趣味人な方とはちがうなあと。

後ろから前から。じゃあ,何がいいんだ。

2005-10-23 22:34:55 | Weblog
「前の方がヨカッタ」と言うヒトがいます。畑中葉子ではありません(古!)。
新製品が出ると,必ず先代の方が良かったなぁと嘆くヒトのこと。
ニコンF4が出るとメタル外装でMFのF3の方がよかったと。
F5が出ると,今度はダイヤル式のF4の方がよかったとか。
あのライカM3でさえ,当時はバルナック型の方がよかったと嘆く分が多かったとか。
そういうヒト居ますよね。
かく言う私めも,RTSⅡが出てから新品のRTSを買ったり,CLEが出てからCLを求めたりで。

しかし,デジタル時代になって,このようなことはなくなりました。
なぜなら,新しい方が確実に良いから(ま,ほとんどの場合)。
ところが,IXY L3ですが,L/L2が単焦点だったのに,ズームになりましたね。
L/L2は評判の高画質に39mm相当の単焦点レンズで,“T2の再来”と好ましく思っておりました。
後からのL3もいいだろうけど,前のL2もいい。
ひょっとして,L2は単焦点の最後のデジカメになってしまうのか?(GRのようなジレッタントなカメラを除いて)
そう思ったら焦る。そういえば,どこも店頭においてない。
ええい,キタムラに注文だぁ。(ちなみにキタムラでも全国の店を探したみたいです)。
で,買ってしまいました,L2 フランネルグレー。はあ。
そういえば思い出した。
T2が人気を博したのを見て,私はTを買ったのだった。使いにくくてすぐ手放したけど。はああ。

モノとイメージとしてのE-500。

2005-10-22 20:39:26 | Weblog
地元のコジマへ行ったら,E-500が置いてありました。
ヘー,もうデモ機が出回っているんだ。
ところで,ここのコジマはなかなかディープで,かなーり古い機種が堂々と鎮座して売っていたりするのです。
今日もG5が現役で売ってましたし,つい最近までLC5(シルバー&ブラックとり揃えて)も置いてありました。

さて,どれどれとE-500を手にとってみると拍子抜けするくらい軽い。
スイッチを入れて・・・も電池がカラで動かず。あらあら。
仕方なく,覗いたり,回したり,隣においてあったキスデジ(まだあった)&キスデジNと見比べたりしてみたところ,一番感じたのは,ボディ表面の仕上げ。
E-500はつるつるした光沢で安っぽいのです。キスの3D曲面に対して,エッジがあるので,なおさらプラモ感が。すぐテカりそう。
3機種の中で一番見劣りします。キスデジNはザラっとした質感がよい。
評判の悪いファインダーですが,小さいながらくっきりした見えで,まあ合格かと。
なお,岩合光昭さんのカメラバックをプレゼントのチラシも置いてありましたが,顔が渋すぎ。
ナベサダやWe need kiss.とはえらい違うイメージキャラクターですが,購買層をどこに設定しているんでしょう。まあオリンパスらしいか。
次は電池が入った状態で試したいので,コジマさん,ちゃんとメンテしといてね。

さらば,風のゼンザブロー。

2005-10-20 23:47:52 | Weblog
本日,タムロンからブロニカRF645発売終了および中判カメラ事業終了のお知らせがありました。
ああ,ついに終了ですか。
S2を使っていた者として,一抹の寂しさがあります。
ガチャンとシャッター音。それはボディーの中で分割ミラーが団扇のように風を起こしているのが感じられる程。
クルクルクルクルとハンドルを巻く手応えとリズムがまた良い(けど,ちょくちょくタケノコ巻き)。
標準のニッコール75mm F2.8は私が出会った中でまっこと世界一のレンズでした。

中判カメラって,もはや,例えば8月は国内出荷が355台,輸出は991台しかありません(ニッポンの全メーカー合わせてですよ。桁は間違えていませんから)。
これじゃ商売じゃなくて,ほとんどボランティアですな。
ブロニカブランドもこのままフェイドアウトでしょうか。
オリジナルの6×6一眼から,セミ版レンジファインダーまで,さらにはレンズ交換式のレンズシャッターコンパクトVX-1,VX-2もありました(試作で終わりましたが)。
ここはブロニカのデジカメもあっていいよね。
初代コニカヘキサーとか,コンタックスG1/G2のようなデジカメがいい。
CCDは4/3型とか使って,「21世紀の中判」と。
善三郎さんの“夢”が繋がるものかと。

知られざるGX―インフラレッド編。

2005-10-19 22:29:18 | Weblog
デジカメでリモコンが光るのが撮影できることは,ちょっと知られた「子供の科学」。
CCDが目には見えない赤外線を感じるわけです。
赤外線に対する感度はデジカメの機種によって異なり,CCDの赤外線カットフィルターに左右されるとのこと。
この赤外線撮影にはリコーのキャプリオGXがとっても具合が良いらしい。なお,GX8ははるかに感度が落ちるとか(GRはどうなんだ?)。
赤外線て不思議な世界やねー。へえー♪
でも,ユメユメ悪用なさらぬように(ちなみに上のリンクは福岡教育大学環境教育教室の植物形態学に関するマジメなサイト)。