活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

輝け!裏デジカメ・オブザイヤー2018。

2018-12-31 22:54:31 | Weblog
気がつけば年末、振りむけば大晦日。
いつやめようかと思いつつも、たまに思いついたら開店ブログ(リフレイン)。
でもでも、コレダケハヤラネバ、ネバーギブアップ。
今年発売されたデジカメで最もアレな機種を選定です。
最大5機種、持ち点は20点。
歴代グランプリは以下の通り(遠い目で)。

2004年 オリンパス Ferrari DIGITAL MODEL 2004・・・シャア限定
2005年 オリンパス CAMEDIA SP-350・・・ア・バオア・クー
2006年 パナソニック LUMIX DMC-L1・・・「走る人」がいない。
2007年 富士フイルム FinePix F40fdおよび50fd・・・高画素に泣いた。
2008年 キヤノン EOS Kiss F・・・キスの敵はキスだった。
2009年 リコーGXR・・・チェンジ!ゲッターGXR
2010年 ペンタックスI-10・・・「名機」が駄洒落で復活
2011年 ニコン1V1・・・誰もが仰け反った怪デザイン
2012年 キヤノンEOS M・・・満を持して、謎のAF性能><
2013年 カシオEXILIM EX-TR15・・・東アジアの純真
2014年 シグマdp1/dp2 Quattro・・・クアトロ多部未華子説
2015年 くまモンのライカM(Type 240)・・・こういう商売しています。
2016年 ニコンDLシリーズ・・・出す出す詐欺(未遂)
2017年 カシオ EXILIM EX-ZR1800・・・カシオはやればできる子。だが、卒業しました。

しかし、新製品は年々減ってますねえ。単品のカメラ自体がもうオワコンなのかもなあ。
機種が少ない分、しっかりマーケティングとかやって絞ってきてますから、オモロいやつが出てこない。
そんな中で選んでみました。アレ過ぎるアレです。

2位(9点):ヤシカY35
 かつてはヤシカフレックス、エレクトロ35で一世を風靡し、コンタックスを復活させて、一躍世界のトップブランドとなったヤシカ。
 京セラが引き継ぐもデジタル化の波に乗れず、ブランドは香港のエクゼモードに売り渡されて、安物コンデジの名前になっていたかと思ったら、今度はどこかのベンチャーのクラウドファンディング。昔の名前で出ています状態ですねえ。
 ティザーは良かった。が、実体は予想以上にヒドかった。シャッターを押すと電源が切れる。電源すら入らない。・・・仕様です。
1位(11点):フジinstax SQUARE SQ20
 まさにV字回復のインスタントカメラ。2002年頃のピークで100万台だったのが、今や1000万台(数字間違っていませんよ)に迫る勢いに。
 スマホで気軽に撮れる時代だからこそ、その場でプリントして手渡しできる「写真」に価値がある。ホント時代は一回りして変わるものですね。
 SQ二桁は、デジタルとインスタントのハイブリッドカメラであり、今後の方向性を担う重要な位置づけにあると思う。
 が、SQ20は前モデルSQ10からデジタル部分は進化したものの、バッテリーが外せないとか、三脚ネジ穴がなくなったとか、謎仕様。
 ライカまで参入してきたインスタント界隈。今の絶好調に慢心しちゃダメよ~ダメダメ(懐)。

と、選んでみて、どちらもデジカメと言えるのかどうか。
ま、今年はキヤノンとニコンがフルサイズミラーレスに参入したことだし、来年はまた盛り上がってくるかな(一眼レフが終わったとも言えるが・・・)。
で、オリンピックイヤーに向けて、がんばりましょう>おー。