活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

戦国三姉妹は他人の始まり。

2011-06-28 23:51:25 | Weblog
ミラーレスラッシュのしんがりにオリンパスペン3姉妹が30日に発表されるとのこと。
末妹のPM1に続いて、長姉P3のリーク画像が出てきてますが、ぶっちゃけ見かけはPL2そっくり。
「P」に関しては、P1がセンセーショナルに登場した際、あえてストロボは内蔵しなかった、と説明されていたからには、こういうコンセプトは一貫していて欲しいなと思う次第なのです。

全部揃ってみないと判らないのですが、ペンの3シリーズ(P/PL/PM)の位置づけが今ひとつ明確でない感じ。
これに比べ、パナのG/GH/GFの3系列は分かりやすい。よく分からないG10もありましたが。
商品サイクルが早くなってきている分、シリーズの住み分けがポイントになってくるものと思いますね。
でないと、競合品は先代の自社製品、ということになってしまいますから。

Q熱注意報。

2011-06-25 09:52:45 | Weblog
「Q」に意味あるのか。
QeenのQだそうだ。ちなみにペンタのエースコード「K」はKingのK。

センサーに比べ、マウントが大きいような気がする。
→これ、ひょっとして、同じマウントで違うセンサーサイズのカメラを出すとか。レンズ名が番号だけなのもそのせい?

マウントの止めネジが6本もある。
→小さいほど高精度が要求される。特に光学系。

フランジバックは9.3mm。
→CSマウント(12.5mm)も余裕のヨっちゃん。高騰必至。

マウントアダプタでハーレム状態。
→ちなみに普通の50mmレンズが280mm相当(35ミリ判換算)になる。(゜Д゜)ウマー

売れるのか。
→今、Amazon予約で69,800円。半年後39,800円とすると案外。

予想:ペンタックスQは大ヒットし、SHARANがQの形を模した110判フィルムを使うミニカメラを出す。
→もちろん、その名はシャランQ。

ぺQ正伝。

2011-06-24 19:08:43 | Weblog
ペンタックスQ。一言いうと、「かわいくない」。
いやいや、マグネシウムボディでダイヤルがメカメカしていて、レトロな雰囲気はそれはそれで素晴らしいのですが、auto110のような可愛さ、愛おしさがちょっと不足気味かと。
その辺は次のモデルで来るのかな。

まず、1/2.3型のセンサー。
110判はフルサイズの1/4。一方、1/2.3型はAPS-Cの1/16程度。
これはやはり残念なのではないのか。せめて1/1.7型にして欲しかった。
というか、今や普通のコンデジで広角~超望遠まで普通にカバーしています。
「一眼」であるプライオリティがあまりないんですよね。

交換レンズが一気に5本。しかも安い。
auto110の時はパンフォーカスレンズがあったけど、Qではトイレンズ、しかも広角と望遠の2本。
というか、これがこのシステムの狙いの一つだったんでしょうね。
いかにもその手の人たち向けですが、ペンタの期待通りウケるだろうなあ。

そして、やはりレンズ交換デジタル一眼で「世界最小最軽量」を謳ってきました。
でも、びよよーんストロボを外せばもっと小さくできたと思うんですが。
というか、ボディサイズの律速になっているのは、背面モニターの大きさですね。
これを3型じゃなくて、2.5いや2型まで落とす勇気があれば、もっと小さくできたと思います。

商品として成功するかどうか読めないところはありますが、もしもニコンが噂通り1インチセンサーを採用してきたら、あっという間に駆逐されてしまうような気もしますなあ。

PenQはこうなる。

2011-06-22 21:58:09 | Weblog
明日ペンタックスのミラーレス機の発表濃厚とのこと。
どうせすぐ判ることですが、直前予想(妄想)してみると、
・1/2.33型のauto110 DigitalとAPS-Cのメインフレームの2系列を開発中だが、NEXやPENの新製品ラッシュに対抗するため、後者を先に出してくる。
・なんだかんだ条件付きで「世界最小最軽量」を名乗る。これ、間違いなし。
・新規性の高い独自機能はないが、びよーんと飛び出すストロボ内蔵。
・趣味性の高いレトロな外観。レンズ銘はタクマー。
・「一眼」とは意地でも言わない。

ただ、パテントに強いエンジニアさんによれば、ペンタックスはマイクロフォーサーズのレンズを特許出願していたりするから、いきなりμ4/3に参加とかサプライズがあったり・・・しないだろうな。

とりあえず妹の耳は犬の耳ということはわかった。

2011-06-21 21:53:46 | Weblog
リーク情報、小出しで放出中。
まずは末妹の“ミニ”E-PM1
うーむ、これは小さい。XZ-1とほぼ同じとは。
素フォーサーズ兄としては、俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
ただ、小さいのはいいんだけど、ミニなボディに似合うレンズが今のところ17mm F2.8しかない。
大口径な12mm F2や45mm F1.8が同時発表されるとのことだが、コンパクトなレンズのラインナップも必要なんじゃないかしら。例えば、22mm F2.8(4枚玉で)とか30mm F3.5マクロ、12-25mm F3.5-4などで。
今やレンズは家電屋のパナの方が先行しており、オリにとっては住み分けが難しくなっている感じ。
ここいらで光学メーカーの意地を見せて欲しい。

ついでに吊り輪タイプのアイレット(別名,犬の耳)が好ましい。
ちなみにP1/2とPL2はこのタイプだが、PL1はフラットタイプ。どう使い分けているんだ。

たのみこむ&復刻.com 「シグマAPレンズ」。

2011-06-19 21:11:10 | Weblog
四半世紀ほど前の誰も覚えていない話。
世界初のシステムAF一眼レフミノルタαー7000の登場に対応して、レンズ専業メーカーではいち早くシグマが交換レンズをラインナップしたですが、望遠系ズームのAFレンズに対して、広角系はMFレンズを出してきたのです。すなわち、ミノルタAマウントなのにMF仕様の「APシリーズ」。
思うに、当時何らかの技術的制限で、サードパーティでは広角レンズの微細なフォーカスの動きには無理があったのかも知れません。しかしそれは一瞬で、すぐに広角系もAF化されてしまいした。

今で言えば、コシナのフォクトレンダー/ツァイスに同様のMFレンズがあります。
また、これとは天と地ほどグレードは違いますが、エー・パワーのホルガレンズだって同じ範疇。
そのホルガレンズですが、従来のオリジナル60mmに加えて、新開発のミラーレス機用標準画角の25mmが発売されました。

ミラーレス機はフォーカスの拡大表示が可能なので、この手のMFレンズは難なく使えるし、種々のマウントアダプターを介した古レンズ活用法も然り。
こういったMFレンズがもっと出てきませんかね。特に広角で。
目測や置きピンでスナップしようにも、今のレンズでは距離目盛りは無く、モノによっては手回しもできない。
広角MFレンズは当然コンパクトになるし、結構需要があると思うのですが。

ステンレス、スタッドレス、ミラーレス。

2011-06-18 21:59:24 | Weblog
ペンタックスのミラーレス機が当確なんだが、果たして「一眼レフのパイオニア」を自負するペンタがこれを「デジタル一眼」と称するであろうか。
海外では、EVIL(electronic viewfinder with interchangeable lens)がすっかり定着したみたいだけど、この“邪悪”な言いようはあまり好きじゃない。MILC(mirrorless interchangeable-lens camera)という言葉もあるようですが、ミルクって、こっちの方が語感がいいな。

提案なんですが、いろいろあったけど、もうミラーレスで良いのではないでしょうか。
CIPAの標準化委員会でガイドライン化し、メーカーもマスコミもミラーレスで統一しましょう。
そうすれば、元の意味はともかく、一般化した言葉として成立します。
ペンタックスには、堂々「非一眼レフのミラーレス」を謳って欲しいのだ。

鏡なき楽園へ、ようこそ。

2011-06-16 22:55:46 | Weblog
NEX、パナ留美、PENと立て続けのミラーレス・ラッシュに乗り遅れじと、ペンタックスもミラーレス出すからね宣言をしました。
今何か言っとかないと、(潜在)ユーザーが既存機種に囲い込まれてしまいますからねえ。
・AF化に乗り遅れてOMシステムは化石化→デジタルに特化した新しいフォーマット→苦戦→ミラーレス
・デジカメ乗り遅れ→起死回生のルミックス→一眼シェアを持つカメラメーカーになりたい→ミラーレス
・一眼シェアを持つカメラメーカーになりたい→ミノルタ吸収→このままでは二強に及ばない→ミラーレス
と活路を見出してきた先行メーカー各社。
・一眼レフのパイオニアだが、シェア伸びず→イロモノにも手を出すも、このままじゃジリ貧→ミラーレス
も加わるということかと。
夏までには各社新モデルが揃い踏みと思われますが、こうなると、残る二強はどう動くのか。
何たって光学最強ブランドのニコンと後出しジャンケンの覇者キヤノン。ただし、共に悩みは一眼レフが売れていること。ミラーレスとどう折り合いをつけるのか、

果たしてミラーレスは新しいパラダイスになるのか。
気になるのは価格の落ち方がコンデジ並みになってきたこと。サイクルも速まってきたみたい。
この道はいつか来た道、ひょっとして今歩いている道の隣道。
あるいは最後のパラダイスになるのかも知れないなあ。

高千穂三姉妹。注目は照江姉さん。

2011-06-15 21:01:09 | Weblog
オリンパスはどうするのよと思っていたら、早速。
本日の情報によると、何とPENが3機種同時発表されるらしい。
この話、6月30日という時期からして、かなり信憑性が高いと思われるし、チョートクさんのヒモ付きブログ「PEN PEN チョートクカメラ日記」でも、「地震予知はまったく役にたたないけど、ペンペン予知の方はほぼ100パーセントの予知率であることは確かである」と予言しておられます。

その三姉妹とは、
E-PM1:ミニながら、GF3より少し大きい(何でや)。手振れ補正機能はちゃんとある。言わば、末っ子の江。
E-PL3:チルト液晶を搭載。が、内蔵ストロボ無し(え?)。マニュアルコントロールを簡略化。こちら、初。
E-P3:チルト液晶無しで、ストロボ内蔵。が、別にEVF内蔵ではない。P1/P2の後継?ということで、茶々。
まあ、ラン、スー、ミキ、あるいは、花江、照江、歌江でもよろし。
うーん。一見豪華ラインナップだが、いずれも帯に短したすきに長しで、ちょいイラっとするなあ。オリンパスとしてはどういう意図なんだろう。
個人的に注目株は、いかにもNEX迎撃のチルト液晶PL3だな。楽しみだ。

夏に向けて、ミラーレスは、オリ、パナ、ソニーの三つ巴の戦いですね。
こりゃ、かしましいとは愉快だね。
秋までにはペンタやニコンも加わって、一気に戦国乱世となるか。

世界最小戦争の戦況を占う。

2011-06-14 06:01:47 | Weblog
パナ留美GF3の全貌が明らかになりました。
しかし、このカタチ、パワーショットSX100のレンズが外れるようになった、みたいな。しばらくは馴染めないかなあ。
なお、「世界でいちばん小さい一眼」の謳い文句ですが、GF2の時も同じことを言ってましたよね。
NEX-5も当時は世界最小で「一眼クオリティー」。
ジャンルも確立したことですので、いい加減に「一眼」というのもやめた方がよいと思いますが。

ここまで小さくなると、やはりレンズとのバランスが気になってきます。NEXと同じ悩み。
ただ、パナの14mmと20mmのパンケーキは評判が良くて、この辺はセンサーサイズのプライオリティーでしょうね。
ミラーレスはレンズの小型化が課題であり、収差を思いっきり電子補正して、とにかく小型化がトレンドになっていくんでしょうかねえ。

さて、オリンパスはどうするの、というのも興味津々なんですが、GF3からストロボを取って、ペンSに似せた「PEN mini」に清き1票。スモール賛成。