活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

E-500 究極のメニューには。

2005-09-30 23:55:16 | Weblog
世界最軽量の一眼レフデジカメ(中略)
【記者の目】軽量化や大型液晶で女性層の需要を開拓しそう。課題は軽量レンズの品ぞろえ。
(9月28日 日経新聞「消費最前線」より)

うーむ,的確な。日経の編集部には山岡さんがいるのだろうか。

奥林文芸選評。

2005-09-28 23:47:34 | Weblog
オリンパスのコピーセンスを再確認致しましょう。選者は中道風迅洞先生です。


・「こころ,駆り立てる場所へ。」(C-5050Z) 寸評:リリカルでよろしい。
・「キレイは,まかせて。ズームは,まかせて。」(C-860L) 寸評:聖子のおねがい。
・「メタルスーツの,高画質ウルトラコンパクト。」(X-1,X-2) 寸評:ウソはいけません。


・「すごいアップにおどろいた。すごくキレイでおどろいた。」(C-720UZ) 寸評:素直が一番。
・「No.1は進化する。次のNo.1へ。」(C-2020Z) 寸評:過去は美化されやすいもの。
・「高画質を,超えたところに。」(C-2500L) 寸評:行ってしまいました。


・「被写体の幸福。」(C-3030Z) 寸評:黒タイツでしあわせです。
・「同じものをつくるにも,違うものをつくっている。」(C-3100Z) 寸評:わけがわかりません。
・「三ツ星一眼」(EVOLT E-500) 寸評:ツインクルツインクルツインクル。

今週は,発売前に殿堂入りという快挙のE-500でありました。では,また。

キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!三ツ星異母流人。

2005-09-27 23:32:33 | Weblog
E-500が発表されました。
曰く「3ツ星一眼」。
絶句(リフレイン3回)。・・・信じられないコピーのダサさ。

肝心の3ツ星の中身が小型軽量と800万画素と2.5型液晶ですから,何の新鮮味もない。
スタイルもオーソドックスな一眼レフ型に戻して,一般ウケですね。
特記すべき“オリンパスらしい”ひねりがないのです。売りはゴミゼロだけ。
キスデジNに食いつくには,あとは価格勝負か。
E-300の怒涛の値崩れと中古市場にあふれそうなのが,1ユーザーとして悲しいですが。

レンズの方は,個人的には軽くて安そうなマクロ35mm F3.5に興味がありますが,願わくば15mm F2.5とか20mm F1.8パンケーキとかが欲しい(皆さん,そう言ってますよ)。
ちょっとした小技がシステム全体のイメージUpになるかと。
それにしても,特別企画が“米谷さんと語る”とは渋すぎ。自前でお金かからないしね。
もうひとつ,日本でもEVOLT名を使って欲しい。これもちょいとしたイメージUpで。

スローなカメラにしてくれ。

2005-09-26 23:07:27 | Weblog
もういい加減食傷気味のチョートク本ですが,最近刊「偽ライカ同盟入門」で片岡義男さんと対談しているのが一興。
以下,P.238から引用。

田中「デジタルカメラは,どうですか。」
片岡「必要ないですね。だってOM-4とLXがあれば何でも撮れる。形があるものに光が当たれば,もうそれだけで何でも撮れるんです。」

禅問答ですな,これ。
作家は言うことが違う。(でも,“デスマッチは真剣勝負か?”と問われて,“このキズを触ってみろ。本物だろうが”と答えた大仁田と同レベル。)

撮って,と被写体が囁く』はなかなかイイと思っていたのに,ちょっちぃ落差が。

スイバルの死角。

2005-09-25 23:44:17 | Weblog
で,早速,地元のキタムラでクーピーS4を見てきたのですが,いかにもプラスチッキーな銀色ボディは軽量化に役立っているからまだしも,中途半端にでかいのは今時いかがなものかと。
問題の380mm相当の超望遠ですが,2.5型の大きな液晶のおかげで,構えただけでずいぶん手が震えているもんだというのがよく分かります。望遠端はどうにも“手ぶれモード”としか言い様ありせんね(それとも三脚を前提にしてるのか?)。
9xxや4500にTC-E2/E3を使用していた際もそう思ったのですが,望遠域では液晶表示(特にウエストレベル)で被写体を捕らえにくく,動きに追従するのも難しいので,すぐフレームアウトしてしまってイライラすること。
この不便感,S4で380mmを試した時にも猛烈に感じました。
超望遠はアイレベルでファインダーを覗くのが一番確実。C-7xxやZ,FZシリーズだってそうでしょ。このあたり,アンもカレンも分かってるのかね,と問いたい。
よく反省して,後継機には是非とも広角採用を願いたいもの。

アンとカレンとスイバルと。

2005-09-24 20:42:10 | Weblog
久々のスイバル機(と言うか今年唯一)のクールピクスS4には,スイバル偏愛者として個人的にも注目しています。
ニコンのWebサイトですが,他のニュークールピクスには菜々子さまがニッコリと出ているのに,S4は機体のみでそっけない。
しかし,安心して下さい。
使い方ガイドのデジチューターが素晴らしい出来。“アンとカレンの週末旅行”って感じ。
ツアームービーも実に楽しい。
ここは上海?香港?いいなぁ,旅情をそそりますぅ。
で,じゃあS4 1台ね,と購買欲を刺激するわけでもないような気もしますが。
どうでもいいけど,サンプル画像が480×640ばかりって一体・・・。

対エイリアンカメラ。

2005-09-23 23:47:25 | Weblog
3連休。のんびり『エイリアンVSプレデター』のDVDなぞ。
劇中,記念写真好きの科学者が出てくるのですが,使っているデジカメは何じゃいな,あのカタチはディマージュF300かな,と観てましたら,正面から写るシーンでファインカムL3と判明。デザイン似てるよねー,この2つ。
アメリカでの京セラのポピュラリティがどのくらいか知らないけど,液晶画面を見せるシーンがあって,L3は2.5型と大きいことから,この機種が選ばれたのだと思われます。

さて,この科学者さんはお約束どおりエイリアンの餌食になってしまうのですが,事前に宇宙人に遭遇すると判っていたら(判っていたら南極くんだりまで行かなかっただろうけど),どんなカメラを選んだか。
うむむ。
考えてみたけど,こういう場合はやっぱ銀塩。しかも絶対故障しないこと。かつ,かさばらないようコンパクトなもの。
おお,ということはローライB35じゃないか。『未知との遭遇』は偉大なり。


キタムラ アズ No.1。

2005-09-22 23:31:09 | Weblog
キタムラの創業者 北村政喜氏(93)の朴報
そこで,あらためてキタムラってどんな会社,と調べてみると,昭和9年の創業から,60年代に急拡張していったみたい。
全国に553店もあるんですねえ。当方,ど田舎在住ですけど,クルマで1時間内の距離にキタムラが3店あるもんねえ。
地元密着型としてヨドバシやビックカメラとは違う路線で行ってくれるのが健全な業界の共存共栄として願いたいもの。
ところで,“デジカメプリント検定 日本一”って謳い文句にありましたが,どんな検定なん?確かにキタムラのプリントはキレイでありますが。

ミッフィーちゃんモードが欲しい。

2005-09-21 22:52:18 | Weblog
ローライコードを愛用してましたので,正方形写真が大好き。
植田正治や秋山亮二の“スクエア・コンポジション”にシビレます。
ミッフィーちゃんの絵本が正方形なのは,ディック・ブルーナが6×6版のカメラを使っていたからだ,と沼田元氣さんが言ってますが,ホントかいな。
そこで,デジタル一眼レフも飽きたし,デジタルRF機もすでに出ている昨今。あと未開の地はデジタル二眼レフではないのか,と。

以前にローライ・ミニデジという“なんちゃって二眼レフ”のほぼトイカメラがありましたが,本格的デジタル二眼レフをキボンヌ。ファインダースクリーンは液晶にして左右正像と逆像を選べるようにして。
待てよ,これだと二眼のメリットがない。むしろ,ハッセルやブロニカのような6×6一眼レフスタイルが良いかな。
とすると,スイバル機でも変わらんか。
スイバル機に正方形フォーマットモードがあれば,てのひら二眼レフなのだが。

コワルスキーバイオレット。

2005-09-20 23:50:34 | Weblog
日本一の優良企業キヤノン(本日の日経新聞の企業ランキング)から,またも新型投入で,IXY Lシリーズにズームが搭載され,L3となりました。
これが固定焦点28mmだったら一気にGRキラーですが,大観音はそんなニッチなことは致しません。
さて,今回注目したいのは色。
“モルフォバイオレット”と称していますが,これだけ「ド紫」のボディカラーはトイカメラを含めて,かつて記憶がありません。
昔,キラー・コワルスキーが紫のマスクとタイツのコスチュームだった時期があり,コーナーから鋭角的に急降下するダイビングニーロトップ姿はまさしく「死神」。「紫は悪魔の色です!」とか実況アナが叫ぶわで,戦慄のカラーイメージ。
極私的変な原体験ですが,そんな感じの色なのです。田中さんは絶賛してるけど。
でも,やっぱ1万台限定とか(ちょっと安心)。