活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

世界最強のレンズたち・プラスα。

2010-09-29 21:12:15 | Weblog
「エンジニアの嗜み」さんで世界最強のレンズたちを紹介しています。
・ツァイス アポゾナーT* 1700mm F4
・キヤノン EF 1200mm F5.6L USM
・シグマ 200-500mm F2.8
・キヤノン 5200mm F14 ミラーレンズ
・ツァイス プラナー50mm F0.70
・キヤノン 50mm F0.95
・ライカ ノクチルクスM 50mm F0.95
・ニコン 6mm F2.8 魚眼
・シグマ 4.5mm F2.8 EX DC HSM 全周魚眼
・シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
うーん、確かに最強。
ツァイス、ライツ、キヤノン、ニコンとそうそうたる巨人たちの中にシグマも入っていますね。(日本のツァイスって・・・)

でも、日本の光学メーカーは三強(?)だけじゃない。
個人的に推薦したい日常版強力レンズ、
オリンパス OMズイコーマクロ 20mm F2
ペンタックス FA 28mm F2.8ソフト
ミノルタ MC VFCロッコール 24mm F2.8
これら、横綱とまで行かなくても、技巧派の大関クラスとは言いたい。
今後はデジタルならではの、より進化した最強も望むところですね。

一部はゲルマン製ですが、殆どは国産なんですね。
光学機器は日本産業の最後の牙城です。

たかだか60D買うくらいで、妻の許可がいるなんて・・・いるだろ。

2010-09-28 21:21:00 | Weblog
妻説得ワードでEOS 60Dが当たる!
家庭内仕分けを乗り切って憧れのデジタル一眼レフを買うために、妻を説得する口説き文句を80字以内にまとめて投稿してください。
なんだかなあ、伊藤園「おーいお茶」新俳句大賞みたいな。
シニカルで面白いと言えばそうだけど、趣味なら本気の人がこういう企画に乗るかなあ。
高尚で高級な一眼レフをと考えている団塊おやじには逆にちくっとイメージダウンかも。
例えば、「いつも家事お疲れ様。そうだ、今度温泉にでも行こうよ。湯上りの君を一眼レフで撮ってみたいな」とか、もう気恥ずかシス(言ってみたいけど)。
などど文句を言いつつ、あたしも投稿してみましたよ。
『潜水艦は轟天号、飛行機はコレベット、カメラはEOS60D、女房はお前、皆世界一』

ゲゲゲはオリリンだった。

2010-09-27 20:18:49 | Weblog
最初は苦戦かと思われたものの尻上がりに視聴率がアップして、なかなかの好評にて完了したNHK朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」。
(背が高いのだけご本人に似ている)美人過ぎる女房の松下奈緒さんは、「フィルム忘れてもカメラ好き」(?)という銀塩派なのですが、そうなると気になるのはご愛用の機種。
これがなんと、お父上が十代のころに愛用していたというオリンパスOM-2とか。
“十代のころ”と言うのが、おじさんにとってはアレですが(ちなみに奈緒さんは1985年生まれ)。
待てよ、ゲゲゲの御大・水木先生もL-10スーパーを3台お持ちというオリンパスファンだ。
オリンパスはゲゲゲ度が高い。

カメラおやじは本気だ。趣味だから。

2010-09-26 18:48:55 | Weblog
【フォトキナ】「カメラおやじ趣味」はまだ続く。新ジャンル機も鋭意開発中
「開発組織が行なうべき正常進化とは別に、カメラと写真文化の発展の方向を考えるのが仕事」という後藤さん、「カメラおじさん世代はまだ続いていきますよ。最近、ニコンの若いエンジニアを中古カメラ屋に連れて行ってます」とおっしゃっております。
おやじ趣味を理解し、文化として次世代に継承する―とは、さすがニコンと一見思えそうだが・・・
そんな後ろ向きのことでいいのか。日本もiPadやiPhoneのような新しい映像文化を創生し、リードして行かなければならないのではないか。
とは思いますが、それは本体に任せて、後藤一派はあくまでもおやじを追求する―まあ、ニコンらしいバランス感覚かも知れません。
高級コンパクト35/28Tiや復刻版S3やSPは、キヤノンなら絶対やらない企画でしょう。

リコーのGR DIGITALに対抗品を後藤さんはお考えのようで、35/28Tiデジタルは程近いと見た。
ミラーレスもSシリーズのレトロ風味で出してくるような気もします(しかも、趣味性の高い小型化のために受光素子はフォーサーズ並みあるいはそれ以下)。
これぞ「趣味なら本気」だ。

世界最小のデジタル一眼でココロもカラダも健康になる。

2010-09-25 19:43:21 | Weblog
ケンコーがデジタル一眼参入に名乗りを上げました。
ケンコー、レンズ式交換式デジカメ市場に参入
なんとマグネシウムボディにCマウントを採用、しかも標準レンズがセットで3万円程度を見込むとのこと。
しかも、その標準レンズがF1.4と大口径!
が、焦点距離6mm(爆)。
つまり、受光素子は1/2.5型くらいということですよね。

外見写真を見る限り(モックもないw)、多分、AFなんてものは付いてなくて、それどころか、レンズとボディの連動機構は一切なくて、単にCマウントでレンズが着脱できるだけかと思われます。
でも、Cマウントのレンズなんて世の中にゴロゴロしてますから、それを有効利用するには一番よい方法に違いありません。
ピントはマニュアル。液晶を拡大表示するだけでOK。ちゅうか、焦点距離からして目測でも十分。
あと露出は像面測光でシャッター速度を変えるだけ。
なかなか目の付け所がケンコーだなあ。

これ、意外にauto110的なカメラとしてウケるかも知れません。
だったら、ペンタにまんまのデザインでやって欲しかったよなあ。
さらに望むべくは、フルサイズでこれやってくれたら、銀塩時代の一眼レフ用レンズが大挙蘇るのですがねえ(コシナならすぐできる)。

アタック!るみちゃん。

2010-09-23 21:10:36 | Weblog
今回のフォトキナの一眼(レフ)新製品の話題and/or期待度を極私的にあげれば、
D7000>α33/55>GH2>K-5>SD-1>K-r>60D>E-5
といった順序かなあ。
ニコンの突然に素晴らしいD7000は別格として、ソニーとパナがしれっと攻勢をかけてきた感じ。
ソニーは先行のNEXが大ヒット中だし、パナはG2/G10を出したばかりで、ともに元気ですねえ。
一方その頃、出し惜しみのキヤノンとヤル気なさげなオリンパス、という感じ。
この分野、将来的には光学系二強+家電系二強の時代になるんじゃないかと思っているのですが、どうなんでしょう。

ソニーはマビカで電子写真を提唱したパイオニアであり、デジカメ黎明期から各種サイバーショットでベストセラーを出してきました。
一方、パナの方はクールショット(今は黒歴史)がだめだめで、起死回生のライカとの協業とルミックスブランド立ち上げから、地道な努力でここに至ったというところですね。
またパナの交換レンズがすこぶる評判が良い。しかもOEMではなく、パナの山形工場で生産しているらしい。
オリンパスとどういう話になっているのか判らないのですが、今やパナの方が主導的な印象です。

カメラメーカーになりたかったパナがデジタルで夢を果たしました。
一方、テレビ屋になりたかったキヤノンはついにSEDを諦めましたとさ。

となりのるみちゃん。

2010-09-22 23:23:10 | Weblog
パナソニック、マイクロフォーサーズ版「25mm F1.4」などレンズ3本を開発表明
(13)発売中あるいは発表済の10本+今回表明の3本。

Eマウントレンズのロードマップ公開
(10)2012年にかけて、Gレンズやツァイスブランドなど順次発売。既存の3本を含めて10本になる予定。

サムスン、ミラーレスデジカメ第2弾「NX100」
(10)既存の3本に加え、新たに広角パンケーキやマクロなど4本の交換レンズを発表。さらに2011年下半期には3本を発表予定という。

オリンパス、望遠ズーム2本を発表
(9)発売中あるいは発表済の6本に、マクロ、フィッシュアイ、広角単焦点レンズの3本が2011年春の発売とのこと。

「光学」のオリンパスが一番後手に回っている感じ。
しかも、パナとカブって出してくるのは、一体どういう戦略なんだ。
ちなみに、オリンパスはフォーサーズ用の交換レンズをこれ以上開発しない?

とび出せ!るみちゃん。

2010-09-21 22:18:47 | Weblog
パナ留美GH2の発表がありました。
最速AFとか60pムービー、高細密EVFなどボディーの性能の飛ばしっぷりもスゴイのですが、注目は同時発表のレンズ、なかでも3DレンズLUMIX G 12.5mm F12ですね。
絞りF12固定で固定焦点と思い切りのスペックでお値段も26,500円とほどほど。
いわゆるひとつの「面白レンズ」といったところでしょうか。
ところで、35ミリ版換算で65mmというのは、使い勝手的にそういうものだろうか。
ライツのステマーが33mmだから、そういうもんなんでしょうねえ、きっと。
3D写真を見るには3D対応テレビが必要だそうで、パナにとってシナジー効果もありそうです。
ちなみに3D動画にはならないんですかね。この手の分野の発展にはエロ必須ですからと、一言。

おっと、パンケーキ14mm F2.5も55gの軽さはスゴイ。
交換レンズで世界最軽量は多分XRリケノン45mm F2.8の55gと思うが、これとタイだ(なお、XRリケノン28mm F3.5は60gでした)。
もう買う予定モードになってます。

甦れ、俺のヘキサー。

2010-09-20 08:39:33 | Weblog
朝、日経を開いたら、何か古臭いカメラの写真が出ている。
何だ何だまたライカの限定版かと読んでみれば、なんとフジの高級コンデジFinePix X100とのこと。
受光素子はAPS-CサイズのCMOS、レンズは23mm(35ミリ判換算35mm)F2という大口径、そしてハイブリッド光学ファインダー付き。
このハイブリッドというのがよく分からないのですが、LCDのブライトフレームとか撮影情報とかを光学像と重ね合わせるのでしょうかねえ。

高級コンパクトカメラといえば、その昔、コンタックスT2のヒットから、ニコン35/28TiとかミノルタTCとかリコーGRとかフジクラッセとかありました。
各社共通なのは金属ボディと高性能レンズ。
ピッカリコニカから始まったストロボのビルトインで、その高圧電流の絶縁のためにボディのプラスチック化が一般的になっていたところに、あえてチタンとかマグネシウムを採用して差別化に成功したわけですね。
また、ちょっと違う路線でコニカヘキサー(初代)もありました。これは大口径35mm F2レンズが売りでした。

さて時代は変わってデジタルですが、初期のコンデジはプラボディがほとんどだったところに、キヤノンIXY Digitalで一気に情勢が変わって、エントリークラスでも外装は金属(やわなアルミだったりするのですが)がメインとなりました。
そういう意味では、現在のコンデジはそのほとんどが「高級」と言えます。
ただ、コストのこともあってか、レンズは結構アレなものが多いし、肝心の画質が無理な高画素化で退化しているものがほとんど。
そこで、レンズや外装をブラッシュアップしたリコーGR/GXR、大型素子を使ったシグマDPシリーズやライカX-1という再高級化の流れですが、フジは大口径レンズ採用としたのが素晴らしい。
甦ったデジタルヘキサーと言ったところでしょうか。

ヘキサーは随分使いましたが、ホント良いカメラでした。
レンズも良かったけど、静音性などトータルのバランスが良かった(シャッターが1/250秒までしかないとか、いい加減なファインダーとか、操作性の悪さとかには目をつぶってw)。マイベスト・オブ・コンパクトです。

しかし、今はミラーレス一眼がありますから、それと比べてどうなんだということがありますね。
それに・・・このコンサバなデザインはどうなんだろう。昭和30年代のレンズシャッター機みたいな。
正面のレバー(何のレバー?)やグッタペルカ、トップカバーの「FUJINON LENS SYSTM」というマークのレトロさがまた狙っている感じ。
もうちょっとモダンなデザインでもよかったんでは。
甦るが読み違えるにならなければ良いのですが。
ともあれ、往年のヘキサーファンには猛烈に気になるカメラです。

たづばあちゃんにデジカメを。(バリアフリー編)

2010-09-19 09:24:21 | Weblog
たづばあちゃんシリーズ第五弾。
トイカメラのVivitarが、新しいターゲット層に目をつけたようです。その層とは、じぃーじ&ばぁーば。
その名もNEW! 35mm Film Camera(どうも無銘みたい)。
えっ?どこがNEWなんだ?見かけ、普通のチープなフィルムカメラ(実際、2台で10ドル)。
つまり、デジタルに馴染まないお年寄りには、デジカメのちまちました操作は面倒で、かつ敷居が高い。それに、どうせ自分でパソコンとかプリンタ出力とかもできない。
それよりもカンタンで気軽に撮れるアナログなカメラの方が、バチあたりなデジカメなんぞより100倍よいのじゃ。
と、いうことをロバートもリンダも言ってるようです(ちょっとウソ)。

しかし、実際その通りで、わが国でも60、70以上になると銀塩率はごく高い。理由は洋の東西を問わず全く同じ。
こういうシニア層のためのデジカメをどうして作らないのかなあ。
NEW! 35mm Film Cameraにしたって、光学ファインダーを大きめにしてあるみたいで、それなりのデザインを感じます。
実はキヤノンが高齢者を意識して大型光学ファインダーを搭載したコンパクトカメラBFシリーズを出していたことがありました。
が、ほとんど評判にならず仕舞い。
新商品のステークホルダーは若者とか女性とか趣味なら本気とかのイメージでなくちゃダメなんでしょうかねえ。
敬老の日を前に、単に安価な機能省略型のモデルではなく、たづばあちゃんのピッカリコニカのようなデジカメを切に望むものであります。

増山たづ子(1917-2006年)
岐阜県揖斐郡徳山村(現・揖斐川町)出身のアマチュア写真家である。
ダム建設で水没する徳山村の記録を残したいという思いから、写真を撮り始める。じつに60歳を過ぎてからのアマチュア写真家誕生であった。村を離れるまでに撮った写真は7万枚に及ぶという。
愛用したカメラはピッカリコニカ。カメラ店に「素人の自分でも写せるカメラはないか」と相談したところ、「猫がけっとばしても写る」と勧められ、当初はフィルムの入れ方すら知らなかったという。
増山が撮影した徳山村の一枚が畳二畳ほどの大きさに引き伸ばされても映りがよかったので、ピッカリコニカはレンズに手抜きをしていないという証明として、度々コニカ開発者が講演のネタにしていた。
(ウィキペディアから転載)