活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

このすと変なんです。

2015-02-26 23:38:41 | Weblog
なんと非ライカ社のフルサイズのMマウントデジカメKonost FFが開発中!?
コノストって、聞いたのことないベンチャー会社が企画。
しかも“真のデジタルレンジファインダー”機だそうだ。うーん。
「今なんつった?今なんつった?」
だから、光学的(回転ミラーとプリズム)な二重像ではなく、イメージセンサーと画像処理によるレンジファインダーらしい。
話を聞いただけでは、なんだかさっぱりわからない。
「なんだチミはってか!? え!? そうです、私が変なミラーレスです」
え、ミラーレス?
「変なミラレス、だから変なミラレス…」
ライカMレンズは描写に優れるのかもしれませんが、銀塩時代のものは周辺光量不足や色シェーディングの問題があるし、何より近接撮影ができない。コンパクトではありますが、それぼど魅力があるとは思えないなあ。
凝ったレンジファインダーではなく、単純にEVFでも良かったのでは?って、それならα7と変わらんか。
「だっふんだ!」

セブンの秘密。

2015-02-19 22:03:47 | Weblog
世界報道写真コンテスト 2015 受賞作品 カメラメーカー&使用カメラの内訳
60年の歴史を持つ世界的な報道写真コンテスト。さすが作品のレベルが違いますねえ。
今年は中国人カメラマンが6人受賞したことも話題になっているようです。
その受賞作品45点のうち38点のExifデータから使用カメラを調べた結果が以下の通り。
 キヤノン EOS 5D Mark III … 11
 キヤノン EOS-1D X … 6
 キヤノン EOS 5D Mark II … 4
 キヤノン EOS-1Ds Mark II … 1
 キヤノン EOS 50D … 1
 ニコン D3 … 1
 ニコン D3s … 1
 ニコン D3X …1
 ニコン D4s … 1
 ニコン D600 … 1
 ニコン D700 … 1
 ニコン D800 … 1
 オリンパス OM-D E-M1 … 1
 オリンパス OM-D E-M5 … 1
 アップル iPhone … 1
 フェーズワン P45+ … 1
 ハッセルブラッド 500C/M … 1
 マミヤ 7 … 1
 ライカ M9 … 1
 リコー GR … 1


6割がEOS。キヤノン圧勝ですねえ。
しかも、5DMkⅢとか1DXとか比較的新しい機種が多いのが意外。プロは器材に保守的と言いますから。
でも、EOSでも50Dとか、ニコンなら素のD3とか、古めのモデルを使っている方もおられますね。
オリンパスOM-Dのランクインもちょっと意外。これはE-M1/M5が防滴仕様なのが大きいと思います。
一方、入っていてもよさそうなソニーαがない。プロ方面ではやはり2強にはまだまだ及ばずか。
リコーGRはデジタルの方で良いのか、ハッセルブラッド500C/Mはデジバックじゃないのか、そこんどこがよくわからんとですが、とりあえず銀塩なのはマミヤ7は確かということになります。
でも、・・・Exifがないのに、どうやって判ったんだ?

0の焦点。

2015-02-12 21:06:36 | Weblog
SIGMA dp0 Quattro
なんとゼロ。0番のカメラって、ヌルライカくらいではなかろうか。
dp1、dp2、dp3と来たから、当然dp4でも良かったと思うのですが、焦点距離の順にしたかったのですねえ。
だったら、dp14、dp19、dp30、dp50、あるいは、dp21、dp28、dp45、dp75でも良かったかも知れないが、小刻みな数列がウザい感じもする。
カメラ自体は四次元デザインに長めの鏡筒でフロントヘビー。
もはやカメラには見えなくて、宇宙人の光線銃みたいな。
おのれ、悪之宮!

CP+とか。

2015-02-05 23:02:37 | Weblog
ちょっと思ったこと。
・オリンパスOM-D E-M5 MarkⅡ:名前が長すぎ。MarkⅡなんてキヤノンみたいだし。モニターがチルトではなく、M1のようにバリアングルになってしまったのが残念。ま、アレだから三脚固定向けにね。
・ペンタックスフルサイズ一眼レフ(プロトタイブ):なるほど67に似せて来ましたか(特に銘板部分)。今から「一眼レフ」の投入はやめておいた方がいいと思うが、出さねばならぬアサペンのサガ。
・キヤノンEOS 750D&760D:Kiss後継機?なぜ同じようなもの同時に2台出すのかしら?
・キヤノンEOS M3:期待をスカすEVF無し。ストラップ固定方法が変わってしまったぞ。


カメラはオワコンなのか。

2015-02-03 21:14:09 | Weblog
デジカメ世界出荷額、12年ぶり1兆円割れ 出荷台数はピークの3分の1
CIPAは2014年のデジタルカメラの世界出荷台数が前年比31%減の4343万台だったと発表した。
4年連続で前年実績を下回った。
スマートフォン(スマホ)との競合でコンパクトデジカメの需要が大幅に落ち込み、一眼レフも不調だった。
出荷額は同18%減の9645億円で、12年ぶりに1兆円を割り込んだ。

12年前と言うことは、2002年。デジタルが銀塩を追い越した頃のレベルに戻ったということですよね。ありゃま。

CIPAの統計をみると、銀塩のピークは1997-98年で世界出荷が3600万台で3800億円ほど。
一方、デジタルのピークは、台数では2010年で1億2146万台、出荷額では2008年で2兆1640万円。銀塩とは桁が違うんですねえ。
でもそれからの落ち込みが急で、2014年の内訳としては、台数の前年比で、コンパクト35%減、一眼レフ24%減、ミラーレス0.5%減。さらに今年は2割減の予想とか。
コンデジに続いて、一眼レフもダメぽ。今後盛り返す要素も考えられない。
カメラの将来はミラーレスに託すしかなかと、と言った展開になるのでしょうか。

一方、2014年のスマートフォンの世界出荷台数は前年比27.6%増の13億110万台になったとのこと。
考えようによっては、カメラの種類が変わっただけであり、写真を撮るデバイスは現在益々成長中ということになるのでは。
ただし、唯一と言っていい日本が独占していた「カメラ」というジャンルが黄昏つつあるということに変わりありませんが。