活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

気になるペンタックスSP,ME,MZ-5,*istD後継機。

2008-09-11 08:46:23 | Weblog
ニコンFやキヤノンフレックスの時代,ペンタックスSシリーズは比較的小型軽量かつ安価で頑丈。
特にSPシリーズは“一眼レフのフォルクスワーゲン”と言われました。

が,衝撃の超小型オリンパスOM-1にミニマム王座を明渡し,また念願のバヨネット化を図ったKシリーズは大柄で人気凋落。
でも,K2はシルバーとクロームの2台を買ってしまった私。

これはいかんと,手乗り一眼ME&MXで一気に反撃に転じて大ヒット。
今も語り草の“MXはOM-1よりも縦横厚みが0.5mmづつ小さい”という涙ぐましい小型軽量。
プロ用小型のLXも追加されます。この時代がペンタの二番目の黄金期かな。
MシリーズもLXも全部持ってました。マイベストフェバリットはMEsuper。

さて,αショックを経て,時代はAFへ。
リトラクタブルストロボのSFX,即応のハイパーマニュアルのZ-1と自信作もいかんせん普通に大きい。
個人的にはSFXNのスクリーンが素晴らしかったが。
でも,これではニコン,キヤノン,そして積年のライバルのミノルタに太刀打ちできない。

これではいかんと,繰り出す起死回生のカウンターパンチは小型ダイヤル一眼MZ-5。
これまたヒット。植田正治の作例写真も良かったな。
これは我慢できず,私としては珍しく,発売即買いましたよ。
M40mmやM28mm装着でまさにスナップ無敵でありました。
アドバンスなデザインと高機能高操作性の意欲作MZ-Sも投入されました。
が,時遅く,時代はすでにデジタルに差し掛かっていました。

デジタルの最初は*ist Dシリーズ。
小粒でもファインダーには手を抜かず,魅力的なボディ。
が,流れの速いデジタルの中で,金太郎飴な展開がアレだったのか,ちょっと伸び悩み。
(と,いうか,キットレンズの性能が今ひとつだったせいで,ペンタ全体の評判を落としてしまったという説も)

これではいかん,と手ぶれ補正を内蔵でコンパクトにまとめたK100Dがこれまたスマッシュヒット。
一気にペンタ党員を増やすべく,K二桁,K200Dを投入しましたが,画質は良いが,ガタイは大型化。
思うようなマーケットにはなっていない模様です。

やっと現在に追いついたw
これではいかんと・・・フォトキナに向けて,APS-Cとしては最小型軽量のK2000Dの噂。おお。

つまりペンタックスの歴史は常に小型化の歴史でもあるわけですよね。
K2000D,楽しみだなあ。