活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

隠し砦のサムスン。

2013-03-31 23:52:35 | Weblog
カメラは“最後の砦” サムスンに負けないための2つの条件
その2つの条件とは、
①安易な機能競争、価格競争に参加しないこと。
②安易なブランド供与、技術供与を避けること。

①について
オリンパスペンE-PL3のレンズキットが20,980円。中古じゃないですよ。新品でこの値段。
コンデジ並みというか、コンデジ自体が値があってなきような状態ですから。
②について
サムスンがペンタックスでしたかと組んで一眼市場狙った
サムヤン・オプティクスは2004年に日本の光学メーカーである株式会社正晃と合併
・・・

思えばかつて日本もドイツに対して同じことでしたからねえ。
サムスンは、今は割に合わないから、現状の一眼レフに本格参入していないだけであって、一応ミラーレスは出しています。
「現状の」が取れてしまったら・・・ヤバいですよね。それまでに何とかしないとね。

混成写真機女の増殖について。

2013-03-27 16:21:47 | Weblog
『ハイブリッドカメラ女子』が急増中!
おおっー!
で、「ハイブリッドカメラ」って何だ?ブリッジカメラみたいなもの?
と思ったら、単に「シーンによってスマホとカメラを使いこなすカメラ女子」という意味でした。なーんだ。
しかし大体、スマホで撮っても「カメラ女子」になるのかね。それにこのアンケート調査対象が全国500名の20歳~69歳の女性。69歳で「女子」といわれてもなあ。

それはともかく、アンケートを解析した結果、被写体としては、スマホでは食べ物が、デジカメでは自然や風景が多くて、
いつでもどこでも気軽に記録を残すことができる『手軽さのスマホ』と、自然や風景をアートとして上質な記録を残すための『質のカメラ』との使い分けをするのが、ハイブリッドカメラ女子の特徴であるようです。
というありきたりな結論に落ちついたとのこと。これ、カメラ青年でもカメラ親父でも同じ結論になりそうな。
それよりも、スマホもコンデジも一眼レフ/ノンレフも同じ土俵で扱われていることに、今の状況を感じますなあ。

てなことを思っていたら、早速カウンターな意見として、「一眼もスマホもコンデジも使う『ハイブリッドカメラ女子』がいるみたいだがパナソニックの『LX7』さえあれば十分な件」というのがありました。
なぜにLX7?きっと、おいらのカメラは一眼並みに画質がいいぜ、ということを言いたかったんでしょうねえ。
でも、この手のハイエンドなコンデジは“ハイブリッドカメラ女子”にとっては一番中途半端で敬遠される存在になるだろうなあ、結局。

ハイブリッド女は、ウエルカムなのか、やっかいなのか、今はよくわからんな。

キスの寸法なんて俺が3日でぬいてやるぜ。

2013-03-22 21:40:03 | Weblog
もちろん闘志に火がついたのはペンタックスであります。
誰が何と言おうと軽量小型こそ絶対的なアイデンティーであり、これがペンタの生きる道。
今まで一番小さかったAPS-Cのデジタル一眼レフは、多分、ペンタックスK-m/K-xで、
122.5×91.5mm×67.5mm、580g 
これに対して、キヤノンEOS Kiss 7Xは、
116.8×90.7×69.4mm、407g
ですから、サイズはどっこいどっこい。あとはもうちょっとダイエットをがんばればイケそうです。

ペンタは市場でビハンドになったときも、その都度、ME/MXやMZ-5など軽量小型モデルで起死回生のクリーンヒットを飛ばしてきました。
特にMXは、先行していたOM-1の寸法を0.5mmづつ詰めるという涙ぐましい努力の成果でありました。
だからペンタは絶対やる、ペンタがやらねば誰がやる。
悪いわねありがとねこれからもよろしくね。

いまのキスはピカピカに光って。

2013-03-21 20:31:09 | Weblog
X7と言えばミノルタだっちゅうに(憤慨)。

そこで(どこで?)、本日発表の“小さいKiss”X7にいろいろ突っ込んでみたい。
・X7iとX7が同時発表ですが、紛らわしいったらありゃしない。ニューコンセプトなんだから、区別の明確なネーミング、例えばX70とかX700とか(これもミノルタw)、あるいはKiss銘をやめるとかすればよかったのに。
今もX5が売れ筋なのに、X6iとあまり変わらないX7iを投入する必要があったのだろうか。下手するとKiss同志4機種が食い合いの状態になるのでは。
・確かに小さそう。特に横幅はがんばった。が、ボリューム感があって、トラグラ(完全死語)ですね。銀塩時代のペンタックスMEやオリンパスOM-1のように削ぎ落とした精悍さがないのは仕方ないか。
・ここまで小型化にこだわるのなら、ストロボも外せばよかったのでは。EOS Mはストロボ非内蔵ですし、NEXやオリンパスペンにもストロボが内蔵されていないものが多い。実際、センサーの高感度化でストロボを使う機会も減ったし。
・ボディ300g台ということで、銀塩Kissのようにプラマウントで来るかと思ったら、ちゃんと金属マウントで、これはエラい。静音撮影とかファインダー倍率が若干Upとか地味なスペックもエラいぞ。
・STMの標準ズームも発表されましたが、思いっきり電子補正を使えるミラーレスとは違って、あまり小さくはならないですねえ。唯一パンケーキなEF40mm F2.8は常用には少し長いので、2枚目のパンケーキとして30mm F2.8あたりが欲しいところです。

よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ。
とりあえず、(お腹の肉をつまんで)みやざきよしこっ~。

ところで小さいキスを見てくれ。こいつをどう思う。

2013-03-18 22:32:50 | Weblog
それでその小さいKissですが、本日の情報では、超絶小さいみたい。
サイズは 117×91×69mm,371gとか。
うーむ・・・これは小さい。

往年の35ミリ一眼レフで最小なのは、多分、コニカTC-XかペンタックスMZ-Mじゃないかと思うのですが、横幅はいずれも130mm台であり(ただし重さはMZ-Mの305gがレコードかも)、知る人ぞ知る元祖極小一眼レフのゼニットも130mmは切ってないハズ。
いや待てよ。これらはフルサイズでした。
APSであれば、
キヤノン EOS IX 50:123×80×64mm,360g
ニコン プロネアS:116×87×57mm,325g
ミノルタ ベクティスS-100:124.5×78.5×55.5mm,315g
で、ちょうど良い勝負ということになりますね。
つまり、デジタル一眼レフがやっとフィルム一眼に追いついた、と言えるのかも。
ちなみにセンサーサイズを無視しても、
オリンパス E-420:129.5×91×53mm,380g
なので、小さいKissは、厚みを除けばフォーサーズより小さい。これはやはりスゴイな。

ミラーレスに対するキヤノンの回答は、「一眼レフの逆襲」であり、EOS Mがあんな中途半端なものになってしまった遠慮深謀が、今やっと分かりもした。ワシが悪かった、許してつかさい。と言いたい。
ただし、体感的なサイズは寸法では測り知れないところがあるし、レンズを含めた大きさもあるので、まあ実物を見てからですね。

それはキスから始まった。

2013-03-14 07:33:55 | Weblog
突然浮上の“小さいKiss”ですが、本日になって4月の初めにも発表されるとの噂。にわかに現実味を帯びてきました。
DSLR、つまり一眼レフということなのですが、本当?
この際、ノンレフだって構わないで食っちまう人間なんだぜ。

B.実はノンレフの場合
その1)ゼロワン説:ペンタックスK-01と同じやり方。つまりマウントそのまま、ミラーの無いkissという方法です。
K-01は小型化の工夫が微塵も見られない無遠慮なサイズでしたが、本気になってやれば、現kissよりもかなり小さくできるのではなかろうか。

その2)中の人はM説:EOS MにEFマウントアダプターとEVFをビルトインする。ただそれだけ。
パナ留美のGシリーズとGFシリーズの関係と同じで、考えようによっては最も合理的かも。

予想としては、本命A-3、対抗A-1、穴馬B-2といったところでしょうか。
キスより簡単・・・ではなさそう。

小さいキス見つけた。

2013-03-13 21:27:00 | Weblog
さんざん引き着けておいて、スカッと気持ちよく空振りした“どM”なキヤノン。
それではと、ミラーレス征服の野望に燃えて、次なる一手はMの大幅改良かと思ったら、さにあらず。
キヤノンは超小型一眼レフカメラを準備している??
The rumor says that Canon will announce a new entry-level DSLR that is not part of the Rebel/xxxD line. A DSLR that aims at the budget-conscious customers out there.
って、ちゃんと「DSLR」と書いてありますよね。
Kiss(あちらではRebel/xxxD)とは別シリーズの最軽量小型一眼レフということらしい。
EFレンズ及びEF-Sレンズ対応なので、センサーをAPS-Cから小さくすることは考え難い。
ということは・・・どういうこと?

A.ホントに一眼レフの場合
その1)IXE Digital待望説:
たとえばオリンパスのE-410/420はかなり小さいが、Kissはサイズ的に1割り増しくらいでそんなに変わらない。センサーサイズを考慮すれば、Kissをこれ以上小さくできるのか疑問。たとえE-410/420程度のサイズになったとしても、インパクトは弱い。

その2)ペリクルミラー降臨説:
キヤノン得意のペリクルミラーでミラーボックス周りのメカを簡略化。高速連写もどんと来い。
しかし、これではほとんど小さくなりそうもない。

その3)トランスルーセントパクリ説:
普通にミラーとペンタ屋根を持った一眼レフをこれ以上小さくするのは無理。
なので、OVFを捨ててEVF採用。固定したペリクルミラーからの分割光でAFをまかない、透過光で撮影というもの。これならそれなりに小型化が可能だと思います。これ、レフじゃないって?そうかなあ。

無人島の太陽と雲。

2013-03-12 07:39:02 | Weblog
謎の自給自足系エコデジカメ「SUN&CLOUD」の形状がUpされだしました。
いわゆるひとつのボックスカメラですね、これは。
電気を食いそうな液晶モニターも省くことなく着いてるのがスゴいが、なんといっても太陽電池だけではなく手動発電できるのがエラい。人間発電所の様子もYouTubeに出ていました。
これ、外観をブロニカS2にしたらウケるんじゃなかろうかw

「無人島に持って行く○○」というのがよくありますが、カメラはこれに決定です。
願わくば、イメキャラに土屋アンナと冨永愛を使って頂きたい。

最も良いイメージを持たれていたM(つづき)。

2013-03-11 23:12:36 | Weblog
(先回途中のままだったw)
ということは、ミラーレス者は一眼レフもコンデジも買わない。つまり、デカい一眼レフはイラネ、ショボいコンデジはイラネと、消去法の選択でコンデジと一眼の“良いとこ取り”のミラーレスちゅうことやね。
うーん。残念ながら当たっている。

カシオが何と言おうと、ミラーレス機が一眼レフに変わってシステムカメラの本流になると思いますね。でも、それが今のポジションの入れ替えかというとそうではないみたい。
で、ミラーレス機が一渡り行き渡ってしまったとき、あるいは値崩れが早過ぎて商売にならなくなってしまったとき、その後どうなるんだろ。

代表的なミラーレス一眼機種のイメージについて聞いたところ、いずれのイメージも最も多かったのはEOS Mだった。これは、調査時期の直前、(中略)鳴り物入りで発売を開始したことと無関係ではないだろう。
全くこの解析通りだと思います。
さらに言えば、売れてないのに値崩れもしていないことや、「不満」を通り越して「謎」にさえ思えるAF性能のセーブ加減には、何か将来を見据えた深遠遠慮が入ってるんじゃないかと思わせるのでありますよ。流石佳能。