活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

苦い小さなメモリー,バラの香りの大きなメモリー。

2007-05-31 22:37:35 | Weblog
松下,携帯電話用の2GBのmicroSDカードを発売
誤飲防止のための苦味剤付き

あーmicroも2Gか,と思いつつ,苦味って?とググってみたら,昨年からmicroSDは苦味付きになっていたんですねぇ。
最近買ってないので知らなかった。

SDの方は普通に飲み込める大きさではないので,味はまあいいとして,「匂い付き」なんてどうよ,消しゴムみたいに。
カードを取り出すとほの香る思い出。発売は上海問屋から(案)。
1GBはストロベリー,2GBはレモン,4GBはジャスミン,8GBはバラの香り。
嗚呼,ラ・ヴィ・アン・ローゼ。

素敵な依存症相談室。

2007-05-29 23:11:50 | Weblog
>ところが……どうも落ち着きません。
>「写真が撮れない」という不安から。

これはビョーキです。
20世紀にもなかったわけではないのですが,今世紀になってから主に先進国で顕在化しつつあります。

>それだけに,「ケータイ」ではなく「ケータイカメラ」を身に付けていないと不安に感じてしまうのでしょう。
>僕と同じような「ケータイカメラ依存症」の人って,他にもいるのでしょうか?

いっぱいいます(笑)。
しかも,治りません。
が,世紀末に流行したウィルス性ライカ何とかなんぞに比べ遥かに健全ですので,ご安心を。

今のところ2つの型があって,上記のようなケータイ型と,同症状のコンデジ型ですが,私は後者の方に罹ってます。
コンデジ型の特徴として,外出にデジカメ3台持っても,ケータイは家に忘れて来てしまうことがよくあります。
こういうケータイがあれば,治療ももっと楽しいのですが。

連れてってファンタァジェン。

2007-05-28 21:44:20 | Weblog
最新IXY春モデル810ISに搭載された“お楽しみ機能”ファンタジーナイトモード
>夜間の撮影時,イルミネーションの電球やビルの窓明かりなどの点光源を,ユニークなマークに変えることができます。
>マークはハートや星,音符など6パターンから選ぶことが可能。

こういうのって「クロスフィルター」とか昔からあったよな,と思ったら甘かった。
IXYのファンタジーナイトモードは,内蔵フィルターを用いているわけではない。
夜景撮影時のスローシャッターの露光時間の間に手ぶれ補正機構を利用してレンズを素早く動かし,光軌で模様を描いているのだ。
はぁー,こりゃ凄い。誰がこんなこと思いつくんでしょ。

光で真を写すハズの「写真」。
もはや一歩踏み出した観があるようにも思いますなぁ。
この辺が今後のデジカメのヒントかも。

なお,ファンタジーナイトモードのハート形や十字光芒,♪,☆,×はインタナショナルにしても,五弁花はオリエンタルな感じでいいな。
キヤノン,GJ。

ライカ FINAL WARS。

2007-05-27 23:30:18 | Weblog
この週末,珍しく風邪をひいてしまい,昨日は一歩も外出せず,水分とっては寝るのみの状態で,起きている時も頭が働かないので,ニコニコ動画でひたすらゴジラを観ておりました。
「ゴジラvsキングギドラ」
「ゴジラvsスペースゴジラ」
「ゴジラvsデストロイア」
「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年版)
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」
「ゴジラ FINAL WARS」
よくまあこれだけ観れたわ(感心)。
すでに頭の中ではどれがどれかごっちゃになってます。

さて,カメラの話でしたね。
今のところのシリーズ最終作で,かつ黒歴史確定な「ゴジラ FINAL WARS」。
塾長ドン・フライ演ずるところのゴードン大佐が,侵略者X星人(笑)に勝ち目のない決戦に臨む際に,キレイなお姉さん水野真紀(当時結婚前ね)のTVキャスター杏奈さんに,
「生き残れ。そして何が起こったか後世に伝えるんだ」
と,カメラを手渡すのだけれど,これがライカCMなのだ。(このシーン自体必然性がなく,妙なのだが)
この作品の時代設定は近未来20XX年なので,35mmフィルムが普通に残っているとは到底思えない(爆)。
杏奈さんは果たして瓦礫の街からフィルムを探し出すことができるか?!

この作品,2004年の公開なので,撮影時点ではライカCMは最新モデルだったのだろうけれど,すでに世の中はデジカメ時代になっていたのに,何でここで銀塩?
と,思ったのだが,この作品は最終作だけあって,過去のゴジラシリーズの怪獣が総出演,またストーリーやセリフの端々にマニア受けしそうな引用やパロディが出てくる。
そう考えると,ザ・ファースト「ゴジラ」(1954年)で山根博士がゴジラに遭遇して,撮影に使っていたのがライカ(Ⅲf?)だったことから,ちょっと気の利いたオマージュなんじゃないかな,と。ま,考えすぎかも知れんが。

あー,少しは頭が回るようになった。
風邪も治りかけ。

曲げられる未来。

2007-05-26 23:37:37 | Weblog
曲げられるディスプレイ
>プラスチックフィルム上に形成した柔軟性に富む有機TFTを開発。これにより,薄くて軽い,曲げられるディスプレイを実現。

パルマの駄作SF映画『ミッション・トゥ・マーズ』に出てきたなあ。くるくると巻いてあるのを広げて見るディスプレイ。
Canon EXPO 2005 in Tokyoでも有機ELを使ったSF的なコンセプトモデルがいろいろあったけど,実現は意外に近いのかもねえ。

もう10年以上前だと思うんだけど,仕事でコンピュータ会社に講演を聴きにいった時,OHP(死語)で映し出された画像の一部が動くのでビックリしたことがあります。
透過液晶。
OHPによいしょっと載せるタイプがあったんですよ。
当時はパワーポイントなんて概念自体考えようもなかった。
つくづく未来だなあ。

男と女の切り札。

2007-05-24 22:20:26 | Weblog
狙え。1220万画素。驚異の高精細。男の切り札,ルミックス。
しかも,ニンジャ・・・。

ダサ。
これ,ちゃんと広告の企画を練ったのかいな。
って,十二分に練ってるでしょうから,何んらかの分析-効果の企図があるのでしょうね。
きみまろの次は“”がターゲットか。
あゆは・・・忘れちゃいけないあゆの切り札

中古カメラ あれも欲しくないこれも欲しくない。

2007-05-23 20:59:39 | Weblog
価格.comに「中古カメラ」のカテゴリーが登場。
まあ中身はマップカメラの商品データベースですが。

見てみる(゜▽゜;) →懐かしい~(*´ー`) →欲しくなる(^_^!→ポチっとなヽ(^。^)

と,行きたいところでしょうが,Step3以降はどうでしょうか。
真性中古カメラマニアだった私メも,もう銀塩カメラは要らないなあ>いや,オリンパスペンFがちょっと・・・いやマミヤプレスも・・・バルナックライカも気になるけど(ほえぇ)。
あれだけ隆盛を誇った中古カメラも,今や購買層は,ごく一部のオタクオヤジと非デジタルプロ,および女子カメラ部くらいでしょうか。

>近年のデジタル一眼レフカメラの人気によって,これまでのフィルムカメラ用の交換レンズがにわかに脚光を浴びているという点にも注目し・・・

実際のキモはここでしょうな。

さて,本日見ていて,心ときめいたベスト3。
レア・コシナCX-2 27,300円
ガンダム・ミノルタα-507si 12,800円
ニコン素FM 29,800円
おっと思わずポチりそう(^ω^;。

今後は中古カメラ掲示板も楽しみですね。


日本人よ,よく聞け。我々は押す。テローンだ。

2007-05-22 23:33:46 | Weblog
カシオが気合を入れてきました。
au夏モデル“EXILIMケータイ”W53CA
 ・1/2.8型CMOS 515万画素
 ・28mm相当広角レンズ(!)
 ・AF&電子式手ブレ補正
 ・2.8インチワイドVGA IPS液晶
 ・回転2軸式
 ・データフォルダ容量:100MB
 ・microSDカードスロット
ちゃんと「EXILIM」のロゴも入ってますねー。

我が世の春のデジカメ業界ですが,今後はどんどんこちら方面にシフトしてくるでしょう。
一眼よりケータイ。カシオは賢いお。

でも唯一心配という不満というか,いつも思うのですが,「なぜケータイのカメラは鳴るんだ!」
 「テローン」 orz
 「パシャ」 orz
 「ピンポ~ン」 orz
 「ハイ,チーズ」 orz
 「撮るよー」 orz
 「注目っ」 orz

不思議なのはハリウッド映画などでシャッター音が鳴らないことがあります。
アメリカではフツーに消音できるらしい。
なお,日本のケータイのシャッター音は法的に規定されているわけではなく,あくまでも各社の自主規制とか(韓国でもやはり日本と同じくシャッター音は消せず,義務化されているらしい)。
一方でネットには消音法が出回っているし,これを請け負う商売も盛んらしい。

私はデジカメはすべからくシャッター音OFFにして使っています(たまに一眼レフを使うと音がしてビックリする)。
音が消せない限り,ケータイのカメラはコンデジに及ばない,と私的には。
どこかが掟破りのシャッター音が消音可能なケータイを出してくれることを是非ともきぼんぬ。

1.1倍の世界。

2007-05-21 22:19:48 | Weblog
ニコンのフルサイズ機のウワサが盛り上がっています。
アマゾンが買収を発表したdpreviewの掲示板が震源地のようですが,これ3月にも話題になってましたよね。
1.1倍のナゾについても,①手ぶれ補正のための余地分,②ステッパーのCCD露光サイズの加減,の2つの説があって,いずれももっともらしい。
でも,コダックの14nは“等倍”だったのに,1.1倍なんて半端なサイズで来るかなあ。
ちなみに1.1倍だと以下でOK?
 24mm→26mm相当
 28mm→31mm相当
 35mm→39mm相当
 45mm→50mm相当
 50mm→55mm相当
 60mm→66mm相当
 85mm→94mm相当
と,結構絶妙ですな。ペンタの中途半端な焦点距離シリーズみたい。
ま,ズームならどうでもいいかも知れんが。
これがライカM8の1.33倍では以下のようでOK?
 21mm→28mm相当
 24mm→32mm相当
 28mm→37mm相当
 35mm→47mm相当
 50mm→67mm相当
 75mm→100mm相当
 90mm→120mm相当
と,結構外し気味。
ま,いずれにしても,従来のレンズを使おうという発想自体が問題なのかも知れんが。