最近のオリンパスのコンデジはいいですね。
ひところの迷いが霧散したように魅力的なモデルが次々と。
先に発表された
SP-550UZはなんと28-504mm相当F2.8-4.5の18倍ズーム。
もろFZキラーですね。
ところで,オリンパスで決まって問題にされるxDピクチャカード。
その都度,ヒステリックな批判とこれに負けぬ熱い擁護の議論が繰りひろげられます。
xDはフォーマットや規格にデータ保存や安全性上のメリットはあるのでしょうが,サイエンスは差し置いて,ユーザーがそれを体感できるものなのかどうか。
また,現時点では,xDにはかなり割高感があります(というかSDの方がマスプロ効果か,
安すぎなのかも)。
さらにSDはビデオやTV,オーディオなど用途が広がっているのに対して,xDは現状デジカメ専用。
そういう話になると,「そうそう使いまわしするものでもなし,一般人は1台に1枚入れっぱなしがほとんどじゃないの」という意見が出てくるのですが,買い替え時を考えてマイナー規格を避けたりしませんか,一般人は。
ましてコスト意識の高いアメリカの方とかはどうなんでしょ(て,知りませんが)。
さらに今後,一眼レフもSDが主流になったら,オリンパスは二重苦三重苦状態になるのでは。
ペンやXAやOMを愛用してきたオリンパスファンとして心配でなりません。
一刻も早く,英断を下すべきです。
とはいえ,xDはデジカメのメディアの
20%のシェアがあるそうで,すぐやめたら,それこそユーザーの怒りを買いかねません。
xD/SDダブルスロットやフジの兼用スロットが望ましいですが,そんなの高千穂の沽券に関わるとか言うことでしたら,別々に作っちゃったらどうでしょう。
つまり,xD用の“SP-550UZX”とSD用の“SP-550UZS”の両方のモデルを売るわけです。
販売する地域によっては両モデルの割合を調整したりして。
そのうち徐々にSDにシフトして行くということで。
余談ですが,16MBとか64MBの,もはやデジカメには実用にならないSDカード。
今は
Qriom CBX-4022SDで活躍しています。