活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

リアーナといえば「バトルシップ」でイイ感じだったが、え?何?トイデジ?

2015-08-20 19:49:48 | Weblog
思えばトイデジタルカメラ(以下トイデジ)は初っ端のトミーのXiaostyle TDG-501とビスタクエストVQ1005がピークでそれから早10年。
その間、トイデジはいろいろありましたが、今に至ってはコンデジはおろか一眼にまで搭載されたトイカメラモードと、それ以上に多彩かつ優秀なスマホのアプリにすっかり駆逐されてしまいました。
ところが、そんなご時世に抗う直球どストライクなトイデジが登場しました。
夢と情熱のデジタルカメラ、その名もRhianna
800万画素のCMOSセンサーでレンズはF4.9とありますが、センサーサイズもレンズの焦点距離も不明w
フォーカスは目測っぽいけど、ひょっとすると固定焦点かも。
カタチは香港発の“トイカメラの女王”ブローニーカメラのダイアナそのものですな。
ま、これを佐野ってるとは誰も言わんでしょうけど。

Gregさんは普段は社会研究組織で研究員として働きながら、カメラを作ることを夢見ていました。
クラウドファンディングで資金募集をしたところ、48時間以内に目標金額を達成!
世界中のカメラフリークが彼の作る夢と情熱のデジタルカメラに賛同したのです。
個人がデジタルカメラを作ったということに驚きますが、リアーナは彼の部屋で生み出されたハンドメイドなカメラです。

と、Greg君がハンダ付けして作っており、何が何でも手作り過ぎる。
安原さんももう一回どうですか?
そして素晴らしいことに、このRhiannaは8,000円とリーズナブル。
トイデジの復権なるか。

レンズ沼からの招待。今は水溜まり程度。

2015-08-17 07:25:34 | Weblog
ナワちゃん曰く、
オールドレンズを付けて「遊ぶ」というのは個人的にはほとんど理解できない。
昔のフィルムカメラ用に設計された、収差出まくりのレンズを付けて、そのヘンな描写を楽しむ、というのが趣味なのだろうか。

ですよねー。
当方もそれにイカれています。オリンパスOM-DとソニーNEXにマウントアダプターをかまして、M42やKマウント、Fマウント、オリンパスペンF、果てはCマウントやペンタックスauto110のレンズなぞとっかえひっかえアタッチして“味”を楽しんでおります。
正直どれ一つとして、これは素晴らしい画質というものはなく、「柔らかい描写」「線の太い写り」「レトロな雰囲気」であって、現在のキットの標準ズームにさえ勝てるようなレンズはありません。ま、ズミクロンとかプラナーであれば、また違うのかもしれませんが。
そのうち三枚玉が気になって、マイヤーのドミプランも試しましたが、全く世評どおりの「駄目イヤーのゴミプラン」でありました。
まさしく「収差出まくりのレンズを付けて、そのヘンな描写を楽しむ」というやつですね。ほとんどビョーキです。

ただもう一つあります。
昔のレンズが造りが良い。がっちりした金属製の鏡筒、しっとりとしたヘリコイド、心地よいクリック感、丁寧な塗装のフィッシュなど、現在の高級レンズにもない“モノ”としての存在感があるんですね。
今、手元のタクマーレンズを見ていると、リングの刻みといい、文字の彫り込みといい、工芸品のように思えてきます。
この感触なんですよね、オールドレンズを使いたいのは。
ただし「写り」と無関係。
私の現在のメインカメラはミラーレスカメラなのだが、マウントアダプターを買ってまで、あのレンズやこのレンズを付けて撮影してみようという気にはなれない。私は変人なのだろうか?(笑い)。
いえ、私どもこそ変人です。更生したいと思うこの頃です。

熱い靴カバー四千円。

2015-08-06 07:18:46 | Weblog
アクセサリーシューカバーASC-02レザーブラック 4,320円!(税込)
え。桁は違っていませんよ。ポリカーボネート+ゴールドのアルミ+レザーで高級感を醸し出すアクセリシューカバーだそうです。
単なる接点カバーに4,000円超。誰が買うんだ。って買う人が居るんでしょうねえ。
半年前に出したステンレス製のアクセサリーシューカバーASC-01 2,376円(税込)が意外に売れて味をしめたんでしょうか。
こうなったら、チタンとか象牙とか紫檀とか漆とかのアクセサリーシューカバーも出してはどうよ>ニコン様。

そもそも接点のないアクセサリーシューの時代はカバーの必要はありませんでしたし、クリップオン式のストロボ用の接点が搭載されてホットシューとなっても特にカバーはしていませんでした。
むしろ、コードでシンクロ接続する接点の方に指で触れて感電するということで、ビニールのキャップが着いていましたね(ホントに感電した人は居るのだろうか)。
記憶があいまいなのですが、AF一眼レフの前にはアクセサリーシューカバーはなかったように思います。
それも確かミノルタα-7000には無かったのですが、α-7700iには着いてきたように覚えています。
あれはα-7000では汎用だったシューの形状が、α-7700iではミノルタ専用となったせいかと思っていたのですが、そのうちどのメーカーも(まねして?)シューカバーを着けるようになったような気がします。
せっかく着けてもらっても、着脱するうちに大概どこかに紛失してしまいましたが。

時代は変わって21世紀。最近のデジタル一眼は凄く高感度で暗くてもアベイラブルライトでバシバシ撮れるから、通常シーンではストロボを使う機会がグッと減りました。
なので、アクセサリーシューカバーを外す機会も少なくなりましたね(個人的には外付けビューファインダーを使うことが多いので外していますが)。
着けっぱなしであれば、それなりのドレスアップとして高級シューもイイのかも。なので、外してなくさないようにクリップオン・ストロボ禁止。