活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

フジカX-M1について、もうひと言。

2013-06-26 23:25:16 | Weblog
富士フイルムの新しいX-M1について、ひと言ふた言
X-Pro1は無防備にデカい。「弁当箱」、なんてライカM5みたいに言われていないでしょうけど。
なので、光学ファインダーを外してEVFのみのX-E1としたが、やはり無遠慮にデカい。
そこでEVFも外して、背面液晶モニターのみとしたのがX-M1ちゅうこと。
だが、それでもやはり他社競合品と比べるとデカい。
と、ナワちゃんはお嘆きです。
ミラーレスは一眼レフより小さいが正義ですもんねえ。

それもそうですが、個人的にはこのレトロ路線のデザインが気になります。
オリンパスもそうですが、ここまでベタじゃない。
70年代のコンパクトカメラ、フジカGPとかGEとかの雰囲気ですねえ。
差別化として当面有効かも知れないが、そのうち飽きられると思うし、そうなると方向転換が難しいと思うのですが。
今や富士フイルムの業績のうち、写真用フィルムの占める割合は1%程度との話を聞いたことがあります。
いっそ、もうFUJIFILMブランドはやめてFUJICAにしちゃったらどうでしょ。

今さらペン3。

2013-06-15 12:30:47 | Weblog
と言ってもPentium 3じゃないですよ(って、今これを書いているマシンはP4ですがw)。
オリンパスペンE-P3を買ってしまいました
E-P5がすでに発表されているのに、何でよ?
居るでしょ、そういう人。
新型が出ると決まって旧モデルの方がよかったという人。いるよねー
思い起こせば、
・コンタックスRTSⅡが出ているのに、こっちの方がリアルタイムだとRTSを買った。
・ミノルタCLEが出ているのに、ハイマチックはヤだとライツミノルタCLを買った(中古なのに値段は変わらなかった。しかもCLはよく壊れた)。
・クールピクス990が出てるのに、画素数少なくてもこっちの方がカコええと950を買った(これは正解)。
という前歴あり。

ところで、E-P1は発売当時の熱気の中で早速購入したのですが、程なく手放してしまいました。
一番の理由はシャッターの切れ具合。
シャッターレリーズのタイムラグが、単に長いとかではなく(基本、エントリークラスの一眼レフ並だと思います)、シーンにより短かったり長かったりして、一定しない感触なのです。
店頭ではなかなか判らない点で、使い込んでみて初めて判る。実にタイミングが取りづらい。
パナ留美G1も同時期に使っていましたが、同じような感触でしたから、メカかソフトか判りませんが、何らか共通のものがあったんじゃないかと思います。
E-PL1も同じでしたが、PL2から改善していました。
だから、「この点が改善されたE-P1」が欲しかった。
この点、E-P3はバッチリでした。

ペン5のデザインは(まだ実物を見てないけど)納得できへん。
初代の意匠を引き継いだペン3の完成度を評価。5をみて安心して3を買える、ということで。
ま、今になって安いというのが一番大きいのですがw

軽いおす。短いおす。EOS Mの沈筒中。

2013-06-06 18:18:10 | Weblog
ようやくEOS Mの3本目のレンズが発表されました。しかも広角ズームで、いいとこ突いてる。当分、望遠系は一眼レフに任せたいでしょうしね。
不快を越えて不可解なAF速度もファームで大幅スピードアップが図られるとのことで、ようやくキヤノンがミラーレスに本気を出して来た感じ。
“後出し王”にホンキ出されると他社が困っちゃうでしょうけど。

このレンズ、いわゆる沈筒ズームですね。普段は縮んでいるけど、いざという時にはおっきしちゃうアレです。
撮影時にワンアクション余分な操作が増えるので、私はこれがあまり好きではありません。
が、先日、実は十分小さいのにNEXには不釣合いなE18-55mm F3.5-5.6と、初期NEXの評判を大いに貶めたE16mm F2.8を売っ払って、E PZ16-50mm F3.5-5.6を導入しました。だって、小さいんだもんw ま、電動だからいいか。

交換レンズにおけるミラーレスの功績(功罪?)に、それまで好事家のものだったパンケーキを一般化させたことと、一眼レフでは困難だった沈筒ズームによるコンパクト化があげられると思います。
だたし、電子補正かけまくりで素性は悪い。ボディとのマッチングも問題ですよね。
一方、整形美人も美人は美人だろとも言える。
要は旬が短いということでしょうか。
大観音もそういう道に舵を切ったということかなあ。

果たして北京コダックは美味いのか。

2013-06-03 21:34:00 | Weblog
中国JKコダックS-1の外観イメージのリーク(?)画像が出回っております。
シンプルで結構好ましいデザインかも。が、全体の印象としてはパナ留美GF3/GF5っぽいかなあ。
しかもレンズにM.Zuikoがくっついていますねえ。マイクロフォーサーズ陣営だから当たり前かも知れませんが、何かヤな感じ。
コダックが参入したからには、コダックブルーが復活する・・・ってことはなくて、多分使い古しのパナのセンサー?
レンズはエクターブランドが復活する・・・なんてことはなくて、やっぱりなんちゃんてシュナイダー?
だとしたら、どこに需要があるのよ。価格で勝負?

あの世界最大の写真化学メーカー“大コダック”が解体して身売りされ、今や中華カメラに成り下がる―まだ信じられない。
それにただでさえ値崩れがヒドくて、頻繁なモデルチェンジを繰り返しているMFT機なのに、さらにバラエティを増やしてどうするんだろうねえ。