活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

QV10をなめてみる。

2007-11-29 23:58:18 | Weblog
辛酸なめ子さんがカシオのデジカメのHP“FACES”のコーナーに登場。
世間をナメたようなネーミングのなめ子さまの業績と言えば「辛酸をなめる」という古語を世間にキープしたことに尽きる,かな。

>カシオの初代デジタルカメラ「QV10」をお使いだったとのことですが,購入されたきっかけは?
そーなんですね。
このページにもQV10で撮った写真が載ってます。
デキる人は当時からちゃんと着眼してたんですねえ。

>今回のカメラ「S880」を使ってみてどんなご感想ですか?
と,いうことは,このページの企画でS880なんであって,普段使いではない様子。
ググってみたら,PhotoBackのスペシャルインタビューにありました。

>カメラは常備ですか。ちなみに機種は?
>MINOLTA Dimage Xiです。こちらは三台目のデジカメです。
>はじめて使ったのは,たしか十年前のデジカメ黎明期の時の,QV10でした。その時の便利さが身にしみて,以来デジカメを手放せない体に…。

そうですか,慢性原発性デジカメ依存症ですね。
Xi,2年前なのでまだお使いかどうかはわかんないですが。

付)
辛酸なめ子vs島尾まほのデジカメ対談とか。きぼん。

手ぶれ補正,顔認識・・・次に来る機能は何?

2007-11-27 22:26:30 | Weblog
確かにCCDシフト式自動水平はすぐに来そうだな。
自動歪曲収差補正はすでに密かに進行しているみたいだし。

で,次世代の本命かと思われるのは超高速連写機能
>カシオ計算機が開発中の高速連写デジカメは(中略)圧倒的スペックを持つ。解像度が600万画素のまま,1秒あたり60コマの連写が可能なのだ。
>一般的なデジカメでは1秒あたり10コマ程度がせいぜいで,動画でも1秒あたり30コマしか記録しないのが普通。

そんなにいっぱい撮って,あとで見直すのが大変なのではないか?と,いうことではなく,動画で再現しながらベストな場面を“再撮影する”,といったスタイルになるというのだ。
>「動画と静止画の区別が無くなって(中略)もしかすると,3~5年ぐらいで世の中のデジカメはすべてこの機能を持つ時代になるかもしれないです」

ううむ,さすがのスガカシオ。


青谷の骨の物語から未来を考える。

2007-11-26 22:10:26 | Weblog
デジタル画像の発達
>青谷上寺地遺跡から大量の骨が出土したころには,五百万画素のカメラが発売され,ほとんどの骨はこのカメラで撮影していた。
>二年ほど前,図録に載せる骨を撮影するために,プロのカメラマンが最新のデジタルカメラを携えてやってきた。画素数は八百二十万画素。拡大して見ても細部が明瞭(めいりょう)に見え,骨や歯の質感もすばらしい。しかし,高価ですぐに買える代物ではなかった。
>昨年,カメラを新調した。千二十万画素のカメラで,かなり安くなっていた。これまでせっかく数多くの写真を撮影してきたが,これで撮影すると,明らかに昔のものは劣る。重要な骨はまた,撮影し直すことになった。

世界中の博物館や美術館で古文書や美術作品などデジタルアーカイブ化が進んでいるが,そのハナからデータの陳腐化が生じて,結局撮り直しになってしまう。
もうひとつ問題なのがデータの保存性。
100年のスパンで考えるのにデジタルでは不安要素が多すぎる。

そこで注目されるているのが,古色蒼然としたマイクロフィルムなのだ。
あのちっこいフィルムをライトボックスで拡大して見るやつ。
保存用にはフィルム+公開用にデジタルというハイブリッドなアーカイブが欧米を中心に始まっており,本邦でも富士フィルムでf-standardサービスを提供しているし,ソリューションを扱う会社もある。

これらは世代を越えて後世に伝えられるべき貴重なデータの話で,パーソナルな映像は未来にはほとんど残らないのではないかしら。
ひいじいちゃんが撮った写真のDVDが色素褪色せずに奇跡的に残っていても,再生する装置がない。
骨は残っても写真は残らない―ありえるよなあ。
ま,心配してもしょうがないけど。

Me-mory 仰ぎ見て月日を。

2007-11-22 23:54:37 | Weblog
子供の運動会の当日の朝(!),キタムラに行ってLumix FZ2を買った。
あ,そうか,メモリーも買わなきゃ。と,一緒に求めたのが“ハイスピード”な256MB。13,000円。
えー,SDって結構するんだなあ。
驚いたのでよく覚えている。4年前の秋。

価格情報・週末が狙い目
256MBのSDカードがなんと200円!
1/65・・・orz。

FZ2のような大望遠&手ぶれ補正のコンデジは当時唯一無二。
使っていて楽しかったな。
思い出は目減りしない。

デジカメでトニーとダグを捕まえろ。

2007-11-21 23:37:46 | Weblog
ニコニコ動画に『タイムトンネル』うpされていたので速攻で観てしまいました。
懐かしいー。
子供の頃,今は亡き親父と一緒に観てたなあ。思い出。

当時も子供心にギモンに思ってたのが,何故,過去の映像が“映画のように”スクリーン(というかトンネル内のホログラフのような感じ)に映るのか。
だって,トニーとダグはカメラを持参しているわけでもないのに,一体誰の視線で映ってるの?
(あと,どうして英語圏外でも言葉が通じるのか?も>突込みどころ満載ww)

しかし,このギモンは今年の映画『デジャブ』で解決されました。
この据付型タイムマシンは,視点を自由に操作して過去をモニターできるんです。
(ちょっとネタバレすると,4日と6時間前の世界を装置でバーチャルに再構成し,その中を覗き見できるという設定)

さあ,そこでデジカメです。(以下,妄想)
「タイムマシンカメラ」:写真を写すと(もっぱら風景や市街地などですね),GPSでそのポイントを割り出し,ネットからその場所の過去の映像を検索してきて,デジカメの液晶に表示する。もちろん,全て無線オンラインで。
これは面白いのではないかww
特許取れないかしら。

こういう映像ライブラリを鳥取砂丘地下数百メートルあたりに国家予算で作ってもおK。

付)
タイムトンネルのプラモ,当時作りました,私。

ミノルタの黒い木馬。

2007-11-20 20:50:44 | Weblog
マビカ,QV-10…伝説のデジカメ250点
日本カメラ博物館で開催中の「デジタルカメラヒストリー」で展示中のカメラが出てますね。
こうしてみると先世紀末の試行錯誤の時期の方が面白かったかナ。

元祖AF一眼“αショック”のα-7000もありますね。
α-7000は当時私も使っておりましたが,スチルビデオバックとは一体どんなものなのか皆目見当がつかなかったなあ。
38万画素で198,000円。
「デジカメ温故知新」さんのレポートが詳しくて,当時思っていた謎が解けたようで,とても興味深かったです。
しかし,α7000とスチルビデオバックSB-70がセットで3150円・・・orz。

空飛び猫の左手。

2007-11-19 23:50:24 | Weblog
犬の飛べば猫も飛ぶ。
「そらとぶねこ」世界も驚く,飛びっぷり!
>会社員のjunkuさんは05年4月,愛猫がジャンプする写真を国際的な写真共有サイト「Flicker(フリッカー)」に投稿したところ,世界中から数百件のコメントが寄せられた。(中略)この人気に目をつけたインプレスジャパン編集部が,書籍化の話を持ちかけた。junkuさんが同社の「デジタルカメラマガジン」愛読者だったこともあり,あっさり話がまとまった。

なあるほど。イイハナシダナー。
「そらとぶねこ airborne cats」ブログでは,
>愛機 Canon EOS 5D(ああ,後継がでるのかすごいバーゲンプライスですね...) に シグマの50ミリマクロ,そして 580EXスピードライト をつけっ放しにしたまま机の上に置いています。最近のカメラの省電力機能は優秀ですから電源も入れっぱなしです。
>右手にリモートスイッチRS-80N3,左手に猫じゃらし

これまたナアルホド。
備えあっての“飛び”なわけですね。見習わねば。

戦え!ニコンD3。

2007-11-18 08:42:26 | Weblog
赤い赤い赤いグリップD3♪

初音ミクが歌う「戦え!ニコンD3」(仮面ライダーV3替え歌)→ちなみに高画質版
クオリティー高すぎ(画像も音声も)ww
才能の無駄遣いww
祝・NPS講習会で上映★

念のため,歌詞を転載。

赤い赤い赤いグリップD3
ダブルスロット命のメディア
画質と連写のフルサイズが廻る
FよD1よD2よ
光のうなりに血が叫び
電池のかぎりぶち当たる
敵は地獄のキャノネット
闘う正義のニコンデジイチD3

変身,ディスリャァー!

こんなデジカメはイヤだ。鉄拳。

2007-11-17 22:26:24 | Weblog
「俺は堅い地面に落としてみたよ」ブルース・ウィル(デッドリー・ドライブ)
「殴ったり振ったりするのは効果があるね」アンドリュー(ゴールデンアーム・ボンバー)
「膝に10回たたき付けたら治った」ブルース(ココナッツ・クラッシュ)
「膝に2回たたき付けたら魔法がかかったわ」リンダ(ディスティニー・ハンマー)
「どのへんを殴ったり蹴ったりすれば良いのか教えてください」エイブ
「テクノロジーに鉄拳を見舞うことの有効性を,決して侮ってはいけない」ジョニー
『デジカメを殴る国民,殴らない国民』より

蹴っちゃイカンだろ,蹴っちゃ,エイブw
でも確かにニコンF2やブロニカS2は叩いたり殴ったりしていたような気が(汗)。
ひ弱だからといって甘やかしてはダメ。デジカメだって厳しく躾けよ。

>…そんなわけで,こんなんでいいんだろうか迷いながら殴ってみたら,治りました。
(爆)

でじの回転。

2007-11-16 23:58:27 | Weblog
この時期,もう出ないだろうなあ。
と,いうことは・・・ついに今年はスイバル機ゼロ。

2003年 7機:SQ,DSC-F77A,SL300R,DSC-U50,SV-AS10,DSC-F828,SL300R T*
2004年 5機:SL400R,DSC-F88,Optio-X,SV-AS30,U4R
2005年 1機:S4
2006年 1機:S10
2007年 そして誰もいなくなった。
実は1995年のQV-10以来,スイバル機が途絶えたことはなかったのですが,まさに今年ついに,であるなあ。

個人的には今年S10を2台買うことになってしまったのですが,3月には3万円ちょい,10月には2.5万円程でした。
おや,まだ売ってる。
意外なロングセラー(1年もてばロングかよ。ったく),ではなく不良在庫?
よっぽど売れなかったのか。お値段は2万円割れ(泣)。
このままだと年末バーゲンで1.5万円,お年玉価格は9800円(@ヤマダ)かいな。

時代は廻って,スイバルの陽がまた昇る日は来るのか?来年。