活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

犬はともだち。

2006-07-31 22:22:54 | Weblog
吹奏楽部のうちの子がネットで写真を見るという。
先生からパスワードを聞いてきたと。
??
『フォトチョイス』にアクセス。
パスワードを入力すると,先のコンクールのステージ写真が出てきました。
あー,ナルホド,ぽん(←膝を打つ音)。
全国各地の人の集まるイベントにプロカメラマンを派遣し,不特定多数なスナップを撮りまくってオンラインアルバムに載せ,イベント参加者がそのアルバムを見て写真を購入するという仕組み。
イベント主催者側から撮影依頼することもできるみたい。
こういう商売があるとは知らなかった。

Upされているイベントは,時節柄,YOSAKOIソーラン祭が多い(話は別ですが,これが日本の夏祭を壊しちゃいましたねぇ)。
吹奏楽も多い。これもシーズンなのかな。
面白いのは“ドッグ”というカテゴリーがあること。
ユーカヌバカップエクストリームとはワンちゃんのレースのようです。
結構やってるんだなあ。
デジカメのシーンモードには必ず「ペット」が入っていますよね。
ネコ写真は銀塩時代も多かったけど,そういえばイヌ写真はデジタルになってから増えたような。
サミーもしっぽを振って喜んでいるでしょうね。

鬼太郎,今こそ体電地じゃ。

2006-07-30 16:24:31 | Weblog
7月初めにPowerShot A620を購入。
今日までに500枚ほど撮りました(うち,ストロボ200枚,ムービー10分間くらい)。
ところが,同梱のアルカリ電池がまだ持ってるのです。
ニッスイではないフツーの電池ですよwww。
かつてCoolpix E950に緊急でアルカリ電池を使った時は4,5枚しか撮れなかったと記憶しています。
省電技術が進んでるんですね。
今のアルカリ電池が切れたら,エネループを入れる予定。楽しみなー。

他社がリチウムイオン電池を採用しているのに,ペンタックスの一眼レフは頑なに単三電池で通してきましたが,これはこれで見識なのかも。
K10Dも単三電池使用とのウワサです。

いわゆる一つのゴミ問題。

2006-07-29 23:42:50 | Weblog
ますます加熱するデジタル一眼レフ市場ですが,かねてより一番の課題がCCDゴミ問題。
オリンパスがフィルターを振動させてゴミを振り落とす方法で問題解決の先鞭をつけました。
次いでソニーはCCD自体をブルブルさせてゴミを振り払う方法で対応。
この“濡れ犬”方式は,同じくCCDシフト式(しかも電磁式)のペンタックスも採用するでしょう(ただ,パテントの問題があるかも)。
こうなるとメジャー2社がどういう対応するかが見ものです。

キヤノンは静電気でゴミを吸着する方法を研究しているらしく,早ければ今年秋のキスデジNの後継機に搭載してくるかも。
一方の雄,ニコンの動静は不明ですが,「マウントに装着し,CCDからの信号を元にピンポイントにゴミ掃除する」というゴミ取り装置の特許を出願しています。
これなら旧機種にも対応可。さすがニコンと言うべきか。

1000万画素もライブビューも良いけれど,まずはゴミを片付けてから。
“クリーン・デジイチ!”(←ミスターの口調で)。

ケイは生まれた。

2006-07-28 22:34:35 | Weblog
好調スタートのK100D。
一方で,秋に出るとのウワサのK10Dへの期待が高まっています。
その上はやっぱK1Dかな。
ナンバリングがEOSのまんまなのがナンですが。

しかし,私が待望するのはK1000D
言わずと知れたロングセラーのK1000ですが,KMの妹分であり,その元はと言えばSPF。
で,さらにその元は元祖TTLのSPであって,これは1964年発売だから,K1000の製造終了の1994年までなんと30年も基本設計を変えずに市場にあったものです。
この文化遺産とも言うべきカメラをこのままデジタル化して欲しいのだ。
つまり,エプソンR-D1(ルーツはコシナCT)の一眼レフ版。

絞りもシャッタースピードもピントも自分で合わせるデジ一眼。
フィルムがCCDになっただけ。もち,巻き上げレバー付き。
余分な機能は要りません。
ペンタックスなら,いやペンタックスだからできるぞ。

杉作,一番暗いのは夜明け前よ。

2006-07-27 23:42:40 | Weblog
先にも紹介した“デジタルのロモ”こと,人気沸騰のシャオスタイルですが,全国的品薄や便乗値上げで大変なことになっている模様。
マチ電の価格推移が9,800円→12,800円→14,980円→15,800円→16,980円とか。
価格.comでは,今日現在「価格情報は,現在ございません。」状態になっている始末。
凄い。

これ,黙って指をくわえて見ている場合じゃないですよっ,Kenkoさん。

縄文からシュールまで。

2006-07-25 23:29:47 | Weblog
思うに,写真がデジタルに移り変わる時代に遭遇できて,まっこと世代的幸せ。
後の世のヒトには,この10年の状況が実感として理解できないだろうな。
一方で,デジタルに間に合わなかったヒトは惜しかった。
特に写真家じゃない写真人。

『明日の神話』で今,再ブームの岡本太郎は,よく写真を撮ったヒト。
日テレの特集ページ「爆発屋 岡本太郎大博覧会」の太郎爆弾35号で,OM-1を駆使する“動くタロー”が見れます。
岡本太郎がデジタルに踏み込んでいたら,どんなんだったでしょうね。

今夏デジイチ週間寸評。

2006-07-24 21:01:55 | Weblog
先週はデジイチ新製品ラッシュ。早速,ヨドバシ梅田に見に行って参りました。

α-100
相当リキの入った展示。お客さんも多く,商談中も結構いたりして。
フィーリングはα-sweetそのものだけど,ダイヤルの光沢仕上げなどなかなかいい感じ。
レンズのデザインもグー。シルバーボディのカラーリングがかっこいい。
αレンズの種類の豊富さをアピールしてました。

DMC-L1
プレミアムな展示だが,肝心のカメラはよくみればプラ素材も多く,高級感は今ひとつ。
防震ライカレンズはデカすぎてバランスが悪い。
シークエンスの感触は良いのだが,問題はファインダーで,1/4の価格のK100Dを覗いた後だと愕然とする。うーむ,これで25万…。

K100D
特に凝った展示はしてなかったが,熱心に品定めしている客多し(ペンタ党か)。
電池が切れてる機体が多かったのはたまたま?それともバッテリーライフ?
操作感(特にシャッターの切れ,音)は価格相応だが,ファインダーが素晴らしい。
SR以上にまずは基本を押さえるペンタックスの本気が感じられて好感。

非主流3社が出揃いましたが,なかではK100Dがスマッシュヒットしそうな予感。
一方,パナの戦略が分からん。4/3には期待してるんだけどなあ。
フォトキナの今秋には二の矢,および主流派の巻き返しがあるだろうから,これまた楽しみ。
あとはサイフが問題なのだ(悩)。

よく冷えるデジタルカメラ。

2006-07-22 23:15:01 | Weblog
>最近のデジタルカメラは,右開き,左開き,フレンチドア,両開きといった感じでドアだけでも様々なタイプがあります。

これはためになる。日立,東芝,三菱,松下の最新デジタルカメラの紹介記事です。

>デジタルカメラの上に物を置いたり,デジタルカメラの周囲に物を集中して置いたりするのも熱拡散の妨げになりますので注意が必要です。

なるほど。特に夏はねぇ。

ベスト・オブ・アダプトールⅡ。

2006-07-21 23:16:22 | Weblog
タムロンのMFレンズおよび交換マウントが生産終了です。

>デジタル市場の大幅な伸長とともに,マニュアルフォーカス方式フィルム一眼レフカメラ市場の縮小が加速し販売数が激減,やむなく生産を終了することとなりました。

ああ,また灯が消える。
ここまでやるか,ってくらい数多くの機種に対応していたアダプトールⅡマウント
1本のレンズがあら不思議,ニコンにもキヤノンにも使える。ペンタにもコンタにも。
今の若いヒトに言ってもピンと来ないだろうな。
フジカAXとかプラクチカBなどマイナーなマウントにいたるまで揃えているのが素晴らしかった(これらの機種の実質メイン交換レンズだったりで)。

私メも愛用してましたよー。安めのものばかりですが(^^;。
その中の極々私的なベスト3。

3位 35-70mm F3.5(17A)
カメラ屋のバイトでよく売ったレンズ。シグマより堅牢な感じでデザインもよかった。しかも09Aから進化して,3.5通し。当時としては言うことなしだった。

2位 SP 90mm F2.5(052B)
中望遠マクロの使いよさを広めた歴史的レンズ。シャープかつ硬過ぎず。ポートレイトにも良かった。
縦筋刻みの距離リングはゴミが挟まると取れにくいが,052BBよりこっちが好き。

1位 70-150mm F3.5(20A)
200mm級のズームがまだ大きく重かった時期に明るさと重さの妥協点から生まれたようなレンジのレンズだが,中望遠のフレーミング自在が思いの外,使いやすかった。
コンタックス137やペンタックスSFXNに付けることが多かったな。
写りは程々だったと思うが,銀塩機材を処分した際に手放し,後で思いっきり後悔した。
デジタル時代になった今も,も一度手にしたいレンズ。

青春のアダプトール,フォーエバー!

正体はあたし達のダンだったのよ。

2006-07-20 21:19:37 | Weblog
あれ,またムラカミさんがインタビュー受けてる,と思ったら,欽ちゃんでした。
野球は夢だった,と言われていたのが印象的。残念。

欽ちゃんと言えば,ダン(と連想するヒトは正直,オタクです)。
知らない方にちょい説すると―
欽ちゃんの父上は,終戦直後,高価で高嶺の花だったカメラを広く庶民に普及させたいと思い立ち,諏訪に工場を建て,自らカメラを製造販売したという。
その高き理念のカメラが「ダン35」。Ⅰ,Ⅱ,ⅢおよびM型とあったらしい。
しかし,現実は厳しく,ダンは全然売れず。ほどなく倒産の憂き目に。
なお,萩本商会は今の銀座のカツミ堂の場所にあったという(どういう関連?)。

今,高価で高嶺の花となりそうなのは,ライカMデジタル。エプソンも高いし。
欽ちゃん,野球の次は父の夢を継いで,カメラに参入はいかがでしょ。
ダンMDとかで。