活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

キミが好きだと言うかわりに。

2014-01-29 22:59:05 | Weblog
当時の立ち位置は、
久美子>>美子>優
であったかと思います。
それが今では、
美子>優>>久美子
といったところでしょうか。
宮崎美子さんは最近では「八重の桜」や「ごちそうさん」に出ていますね。ホントいい女優さんになったなあ。
早見優さんは、美少女→美人→美熟女のストレートコースで、バラエティ方面で時々お見受けします。
大場久美子さんは・・・どうされているのでしょうか。

何の話?
いえね、OM-D E-M10の発表で、オリンパスOM10とミノルタX-7とペンタックスMGのCMに出られた80年代アイドルの方々のことを思い出しましたよ、おぢさんは。
E-M1はOM-1系列の一桁シリーズ、E-M10はOM10に始まる二桁シリーズの位置付けになるのでしょうね。
じゃあE-M5は?うーん、今となっては「OMリブートで行けるかな」のパイロット的な役割だったのかと。

しかしE-M10は見るからに“一眼レフ”してるよなあ。
ソニーα7といい、フジX-T1といい、EVFの収納場所としての三角屋根が主流になりそうです。
そこで、E-M10に対抗して、ソニーのα7000はα7のAPS-C版を、ペンタックスはK-01のEVF版を出してくると予想。
で、みんな“一眼レフ”タイプになってしまう(個人的には好きくないのですが)。

【空気を変えよう】エステーの逆襲【空気を読もう】

2014-01-21 21:11:41 | Weblog
フジX-T1が発表されました(公式にはまだ?)。
「フジカSTシリーズに似てる」なんて言われていたけど、実際はSTでもコンタックスSTに似ている感じw
外観的にはダイヤル式のアナログ操作系が良いバランスですね。ゴテゴテのニコンDfとはかなり印象が違って、操作感よさ気です。

しかし、翻っては、国内メーカー最後発で一眼レフに参入したフジの一眼レフSTシリーズは、最先端の技術を盛り込みながらも、M42マウントを引きずったせいか、メジャーになれなかった悲運なカメラでした。
・ST701:待望の初一眼。当時最小最軽量。オイルレスメタル。
・ST801:世界初のLED表示“ツインクルカプセル”ファインダー。
・ST901:世界初のデジタル(数字)表示ファインダー。
・ST605:一転、絞込み測光の普及機。
・AZ-1:ST銘ではないが、901の廉価版。ワインダー付き。
このあとバヨネットマウントで「両優先AE」のAXシリーズにチェンジしますが、これもまた全然売れなかった・・・。

701から44年。今年はフジ創立80周年とのことにて、先日の新聞各紙2面ぶち抜きの企業広告でした(こちらの地方紙まで)。
今のところ最後発でミラーレスに参入したフジですが、Xでリベンジなるか。
ま、今となっては、フジにとってコンシューマーカメラ部門にはそんなに気色ばむだけのウェイトはないのかもしれませんが。

杉作、よいか、一眼の夜明けは近いぞ。

2014-01-18 18:04:49 | Weblog
一時はすぐにも第一党となって政権を奪取するとの予想があったミラーレス。
ところが、世界では失速するミラーレス─スマホの逆風とは、まったくお前はカメラ界の維新の会か。
国内ではそれなりにシェアが伸びているのに対し、欧米ではさっぱりだそうだ。
なんでだろ~なんでだろ~。
一説では「ミラーレスは小さいから」だというけどホントなんだろうか。大きいことはいいことだあ、と世界が中国化している?

そうじゃなくて、「ミラーレスがニコン、キヤノンでない」ことが、一番の原因なのではないかと思うのです。
え、ニコワンやEOS Mがあるって?でも、これらはあくまで余技で本気汁じゃないですよね。
両社とも一眼レフのブランド力が強すぎてミラーレスにシフトできない。そのせいでミラーレスの市場自体が盛り上がらない。と、いうことなんじゃないかなあ。
かといって、一眼レフの光学ファインダーは進化の袋小路状態。未来はEVFにあることは確かです。
可能性の高い想定としては、ニコン、キヤノンが一眼レフのマウントを保ったままミラーレス化すること(ソニーのトランスルーセントみたいに)で、一気に脱レフが進むんじゃないでしょうか。

ガキさん、ペンタックスを買う。

2014-01-14 20:31:11 | Weblog
使いやあらへんで。元モーニング娘。のガキさんこと新垣里沙さんがPENTAX K-50を購入されたとのこと。
ブログのコメント、
俺もPENTAXだからなんか嬉しい(*^o^*)
PENTAXは良いですよ。私も、フィルム時代から使い続けています。
PENTAX 一眼レフ!型番は違うけどおなじー
自分もペンタヲタだから嬉しいな!
自分が最初に買った一眼レフもペンタでした。
K-50と同じくファインダーの見やすいistDSというカメラ。
おおーっ!私はK-50の前モデルといえるK-30で人物を主に撮ってます。

おまえらっ(´Д⊂ヽ
ニコンやキヤノンじゃこうはいかねえ。
思えばアイドル界でのモー娘の立場も一眼界のペンタのようなものかもなあ。
ただし、Canonもよかったんだけど、PENTAXが良くなってきちゃって購入したのは、ガキ姉:白、ガキ妹:ピンクと色違いを揃えたかったからのようですね、単に。

タレ目から切れ長へ。

2014-01-09 22:53:11 | Weblog
ちゃんと一眼D3300。でも、家族にローパスレスや2400万画素が必要かなあ。
ま、逆に言えば、エントリークラスがここまで来たか、ということでしょうね。

ボディもそうだけど、今回注目したいのは、キットレンズの沈筒ズームAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR II
一眼レフ用の交換レンズとしては初めてでしょうね。というか、レフでこれを採用する発想はなかったわ。
ミラーレス機用のように劇的に薄くなるわけではないので、ありがたみは今ひとつですが、意外に流行るかもしれません>次にやるとしたらペンタックスでしょ。

ついでに。
ニコン特有のグリップ上部の赤いアクセントが、D3200ではタレ目だったのが、D3300では随分切れ長になりました。
元々は“悪魔の口”みたいだったのが、だんだん変形してきた結果です。
これ、ニコ爺方面のウケはどうなんでしょうか。ライカの赤丸みたいカッキリした方が良いと思うのですが。

名機の系譜。

2014-01-07 23:43:21 | Weblog
ソニーα5000の発表があったそうです。
ソニーは本気でNEX銘をなくすつもりなんですね。
素5、5N、5R、5Tとコンセプトとデザインを変えずに4代続いたNEX-5シリーズなのに、なんで名を捨てるかなあ。
それにミノルタα-5000を思い出して、何かなじめないというのもあるぞよ、おぢさんとしては。
そのα5000は、形はNEX-5系列なのに、モニターが46万画素だったり、アクセサリーシューがなくてストロボ内蔵だったりで、機能的にはNEX-3の後継機のようです。
この辺も迷機α-5000の中途半端な位置づけと似ているかもなあ。

読者が選ぶ2013年デジタルカメラ人気投票を読む。

2014-01-04 23:39:54 | Weblog
デジカメWatchの「読者が選ぶ2013年デジタルカメラ人気投票」の結果は、レンズ交換式部門はニコンDfが、レンズ一体型部門はオリンパスSTYLUS 1がグランプリに輝きました。

ニコンDfは大いに話題になりましたし、セールスも順調とのことで、首位も順当というところですが、ソニーα7とα7Rの票を合計するとDfを軽く抜くことになるので、本来はこっちが1位かも知れません。一昨年のニコンD800/D800Eと同じパターンですね。
それにしても、ミラーレスが上位を侵食という表現は、何か良くないことになってるような印象を受けるのですが。
たしかにトップ10のうち7機種がミラーレスですが、それを言えば2011年も7機種がミラーレスでしたから、去年特に“侵食”が進んだわけでもないでしょう。
なお、一昨年はフルサイズの年で逆に一眼レフが7機種ランクインでした。
ハイエンド機のリリースは2年おきくらいのペースですので、今年は一眼レフの方が優位かも知れません。一眼レフとミラーレスが交互に当たり年となると良いかもねえ。

一方、オリンパスSTYLUS 1はちょっと意外でした。この人気投票企画は2005年からだけど、歴代トップはリコーGRやフジX100、キヤノンパワーショットS90などであり、大望遠のネオ一眼タイプは初めてですね。
スマホとの差別化が最重要の課題となってきたコンデジは、大型センサーか大望遠しか生き残れないように思われるのですが、そこに集約してくると今度は供給過剰で商品価値が低下する。去年APS-CとなったリコーGRですが、同クラスの狭間の中で1/1.7型時代より目立たなくなってしまった感じがします。
こちらの部門の将来は全く予想がつかないですね、そもそも将来があるのかどうかも含めて。

なお、「人気」と売れ行きは必ずしも一致してないようではあります。

三強時代の逆夢。

2014-01-01 21:41:11 | Weblog
ニコン、キヤノンは別格だけど、親しみやすいペンタックスも人気だし、ロッコールのミノルタも関西で根強い。快進撃の小さな巨人オリンパスや何たってツァイスのヤシカ-コンタックス、総合写真メーカーのコニカとフジカ、質実剛健のトプコン、からくりマミヤ、ニッチを行くリコー、コストパフォーマンスのペトリ、海外では名高いミランダ・・・これらの一眼レフが同時期にあったんですよ。
さらに言えば、その頃、ライカもローライもプラクチカにも、ゼニットだって一眼レフがあった。
カメラメーカーで生き残るのはキヤノン・ニコン・ソニーだけ?
まあこの手の話はどこの業界にもあることで、専門外なエコノミストが皮相を論じているのに過ぎません。
が、実際、コンデジはすでに「消えた市場」ですし、一眼レフ/ノンレフも値崩れとの体力勝負になってきている。
CNS以外のメーカーはいつ見切りをつけても仕方ない状況、と言えるのかもねえ。
しかし、もしもそうなったら・・・そうなった時には“コンシューマー用のカメラ”というジャンル自体が終わりなんでしょうね。唯一日本が占有している市場がまた消えるということです。
こういう逆夢は現実になりませんように。