活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

カメラの敵:アポカリプス。

2012-09-26 23:44:44 | Weblog
iPhone 5がでちゃいました。
画質が飛躍的に向上したとされるiPhone 4Sでしたが、5はその上を行っちゃうぞ、バカヤロー。
ISOの上限が上がって、暗所性能もUpのようですね。
観光地とかで「すいませーん、写真撮ってもらえないですか」と頼まれた際、手渡されたのがiPhoneだったのが何度か。また、写真仲間でも、普段はiPhoneしか使ってないんだ、オレ、という人がいたりで、侵略は予想以上のスピードのようです。

ソニーによると、ビデオカメラを含めた民生カメラの世界市場でコンパクトカメラは08年時点で40%の金額シェアを占めていた。それがスマートフォンに市場を奪われ、12年は20%台まで後退、だそうです。こりゃ、やってられんわ。
そこでコンデジは、ひとつはセンサー大き目の高級化に、他のひとつにはスマホとの連携に活路を見出そうというのがトレンドとのことですが、どっちもビチッと明るい未来が見えません。
やはり、“21世紀のライカ”iPhoneを筆頭にスマホによって、コンデジは淘汰される運命にあるんでしょうかねえ。

ルナ私ウフフと笑い。

2012-09-19 23:03:49 | Weblog
フォトキナで各社新製品情報が大量放出なこの頃。
注目なところとして、 D600 vs 6D のフルサイズ66対決に99も仲間に入れてよねとか、マイクロフォーサーズ陣営のニューモデルラッシュとか、フジXのレトロで新型とかありますが、いわばこれらは既定路線。
その一方、え、そんなことがあんの!?と言うびっくら案件としては、①フルサイズコンデジのサイババショットブラックRX、②オリンパスのC.ズイコー“ボディキャップ”レンズ、③ライカの「素Mのまま」で新展開の三つかなと思っていたら、昨日になって④ハッセルがEマウント&Aマウントのカメラを開発中とのヘビーなサプライズが加わりました。

ハッセルにはフジTX-1のOMEでX Panというパノラマカメラがありましたが、フジとの仲はそれっきりだったのかな。
ソニーとの繋がりは意外でしたが、ツァイスを介してのものなのかも知れないですね。
それにしても、Eマウントのミラーレス機Lunarはゴツい。60年代の家具調オーディオみたい。NEX-7の面影もありません。
ところで、Lunar【月の】という名称はどういう謂れなんでしょうか。
まさか、EOS(曙の女神)に対抗して、Lunar(月の女神)?

小日本相照机を断固排斥せよ。

2012-09-16 22:09:37 | Weblog
日本製品排斥で、新婚夫婦が日本製カメラでの撮影拒否=昆明
坊主憎けりゃ袈裟までも、ってやつですね。
この写真館には30人あまりのカメラマンがいるが、カメラすべてが日本製だった、というのが当然のオチなんですけど、実際日本製じゃないカメラと言ったら、もはやライカくらいでしょうか。ライカにしても中身は日本製かも知れませんが。
その他いろんな海外ブランドのデジカメはあれど、営業写真に使えるようなグレードのものは皆無。
あとはフェーズワンくらいかな。中国のカメラマンも大変だねえ。
こうなったら銀塩に戻るしかないな。
幸い、Phenix一眼レフとかシーガルのスプリングカメラ二眼レフも現役のようですので、国内製品でお仕事どうぞ。

三神合体ゴッドアルファ。

2012-09-15 11:58:34 | Weblog
オリンパスの提携先はソニーに決まりそうとのこと。
フジとかテルモ、ひょとしてホウヤかキヤノンなど、いろいろ噂はありましたが、やはりソニーが本命だったようです。
OM-D E-M5のセンサーがソニー製だったのも、水面下では何か動いていたということなんでしょうかね。
しかも、何でもソニーがオリンパスのデジタル事業のテコ入れをするとか。
うーん、PENとNEXの両方使いとしては、喜んでいいのか嘆いた方がいいのか。

資本提携が即、デジカメの製品展開の見直しや再編に繋がるものでもないとは思いますが、長い目で見てどうなんでしょう。
もしもオリンパスとソニーでリコー-ペンタックスのような事業統合があるとしたら―
コンデジは整理はつきやすいと思います。問題は一眼のレフ&ノンレフですね。
素フォーサーズ、マイクロフォーサーズにAとE。あわせて4つもマウントがあるし、Aマウントはフルサイズ対応レンズもある。
私が経営陣だったら、現在でも開店休業中の素4/3は直ちに終了。M4/3はパナソニックに売却(?)。一方、α一眼レフやNEX用にズイコーレンズを供給・・・ですね。

しかしこうなると、ミノルタとコニカとオリンパスが一同に会することになるなるわけですねえ。凄い時代になったもんだ。

35mm F2の世界。

2012-09-10 23:25:54 | Weblog
ソニー フルサイズコンパクト!!RX1のイメージがリーク?!?!
なんとフルサイズのコンデジとな。うーむ、これは思いつかなんだ。
しかもレンズは単焦点&大口径、ツァイスのゾナー35mm F2。
RX100のようにズームにしたら、巨大なレンズになってしまいますもんねえ。それなら、普通のミラーレス一眼でいいことになってしまいます。
35mm F2というのはコンデジが成り立つギリギリの線でしょう。それでも太めのレンズでインパクト大のデザインです。

単焦点ならビオゴン28mmという選択もあったと思いますが、個人的に35mmで正解だと思います。
ちょっと狭いけどナチュラルなパース感で、大口径ならではのボケも活かせる。
スナップにもポートレイトにも使える多目的万能なレンズと言えます。その分、中途半端とも言えますが。
これがもし28mmだったら、50mm付き(ゾナー?テッサーでもいいな)のモデルも欲しくなるでしょう。
この組み合わせを選択したのが、シグマDPですね。

多少大きくてもいいから35mm F2付き、と言えば、古くはオリンパスワイドスーパー、そしてなんたってコニカヘキサーですね。
ヘキサーは歴代一番のマイフェイバリットカメラで、思い入れがあります。
考えようによっては、RX1はソニーに息づく小西六の命脈による製品であり、ヘキサーの再来と言えるかも。
しかし、問題はそのお値段ですねえ。コンデジに3000ドルって、どんな購入層を想定してるんだ?
それを考えると、APS-Cあるいはフォーサーズを採用するであろう仮称RX10が35mm相当レンズ付きになるなら、こっちの方が魅力あるかも。
と、思ったら、EOS M には35mm相当のEF-M 22mm F2があるので、これでいいのではないか。
この辺、キヤノンは抜かりがないなあ、全く。

別にディスってるわけじゃないですが、プラナーが不憫で。

2012-09-09 16:21:53 | Weblog
一眼レフ用の55mm F1.4レンズなんて、一昔前はフツーの標準レンズでした。
あえて言えば、55mmなんてハンパな数字は二昔前の仕様であって、その後の設計技術の進歩で50mm F1.4が定番でありました。
スタンダードなだけに性能も安定しており、名レンズも多けれど、ヤシコン・ツァイスのプラナー50mm F1.4はその代表格と言えるものでしょう。私もかつて85mm F1.4とともに愛用しておりました。今もコシナからも改良版で出ています。
ところが、ツァイス新作発表のフルサイズ用レンズは55mm F1.4。しかもプラナーじゃなくディスタゴンなのだ。

ツァイスの55mmと言えば、コンタレックス用のプラナー55mm F1.4があったけど、これは二昔前のもの。
有名なのはヤシコンのプラナー55mm F1.2ですが、これは大口径故のちょっと長めということでしょう。
「プラナー」は大口径の代名詞であり、その語感の響きとともに、漆黒の宇宙に映える惑星群のようなイメージがありました。

一方、デジタル時代の55mm F1.4は、大きさ、重さ、スペック及びお値段ともに明らかにフツーのレンズじゃなさそう。
また、「プラナー」じゃなくて「ディスタゴン」なのは、テレセン特性のためらしい。
なんとなく「プラナー」の方が高級感があるので、ちと惜しい気もしますが、これも世の流れということですね。どうせ買えませんが。

キヤノンの「二つで十分ですよ」。

2012-09-07 22:26:52 | Weblog
キヤノン「EOS M」の専用レンズが2本しかないワケ
え、一体どういうワケやねん。つまり、専用レンズの少なさは一眼レフへのステップアップを重視したことの現れ。
簡単に言うと、2本以外は一眼レフ用のレンズ使こうてや。だって今、一眼レフがウハウハ儲かってまんねん。と、いうこと。
ダブルレンズキットには、EFレンズ用のマウントアダプターが同梱されるとか。
アレ?こういうの前もあったよなあ。オリンパスペンE-PL1のキットに一眼レフ用の40-150mmレンズ+アダプターだっけ。実用性に乏しかったけど。

このカメラを購入するエントリー層の人が、わざわざEFレンズを買い揃えることはほとんど無いし、一眼レフにステップアップすることも望み薄と思いますね。
元よりそういう人には、交換レンズなぞ4本もあれば事足りると思います。
広角系のパンケーキ、小型の標準ズームと望遠ズーム及びマクロですね。だから、四つくれ。
いや、二つで十分ですよ
結局、あきらめたんだったっけ。が、物語はそこから始まる。未来は謎だらけだ。

仮称ロミーナレンズの適価はいくら。

2012-09-05 22:33:31 | Weblog
15mm F8。といってもホロゴンスーパーワイドではありませぬ。
噂のマイクロフォーサズ用のMFパンケーキレンズ。その実体がリーク画像で明らかに。
正面像がないのでアレですが、裏面だけでも十分チープなことがわかります。
横から見ると、もはやパンケーキというより、薄焼きせんべいですね。
オリンパスペンを購入するとボディキャップの代わりにもれなくこれが付いてくる、と言うキャンペーンが実際にありそうな予感。

このレンズ、Zuiko銘になるんでしょうか。どうせなら、C.ズイコーがいいな。ロミーナでも可。
よく見るとレンズ内に固定絞りがありますね。これを外すか大きくする猛者が絶対出てくると思います。
「ズイコー(ロミーナ)の絞り外し」とか流行るか。

さて、これ、いくらなら買います?
5000円くらいかなあ。せいぜい7000円でしょうか。