活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

2006年デジタルカメラ10大ニュース。

2005-12-31 21:49:42 | Weblog
過ぎれば,あっという間の1年間。早くも大晦日ですねえ。
今年のデジカメ界を振り返って10大ニュースを選んで見ました。

1位 パナソニックとソニーから一眼レフ発売。奇しくもともにEVF。
2位 キヤノン「EOS KISS Digital Ne」発売。ボディ価格一気に5万円台に。
3位 中堅メーカーがカメラ分野から撤退。
4位 キヤノン,全く新しい手ブレ補正機能を搭載したデジカメを発表。
5位 エプソンR-D1の廉価モデル「R-D100」が発表される。
6位 キヤノン「パワーショットG7」がレンズ交換式に。
7位 コンパクトデジカメは800万画素で頭打ち。高感度化に方向転換。
8位 ニコンから高級コンパクトデジカメ「Ti-D」発売。
9位 大容量HDの内蔵/外付けのデジカメが発表される。
10位 無線LAN機能搭載のデジカメがぽつぽつも今一つ振るわず。

いやはや,正夢か逆夢か。来年も楽しみ。
では,よいお年を。

歳末激安市にて。

2005-12-30 23:26:00 | Weblog
今日,地元大型電気店に買物に行ったら,「オリンパスE-300レンズセット49,900円 1台限り」がありましたが,売れていませんでした(ちなみに春に自分が買った時は7万円)。
歳末商戦で投売りしてても,いろんな家電に売れ残っているものが結構ありました。
来年はパナとソニーが参入しますが・・・デジタル一眼レフの行く末が心配。

スイバリストは眠らない。

2005-12-29 23:50:50 | Weblog
本日,ニコンS4を買いに行ったのですが,その場では決めかねて,誰も背中を押してくれないし,結局,買わずに帰ってきました。
復刻版距離計ニコンのことではありません。
久々のニコン謹製スイバル機クールピクスS4のこと。
今年はスイバル不作の年で,クーピーS4の1機種のみ。
2004年には,SL400R,DSC-F88,Optio-X,SV-AS30,U4Rと5機種出たのに。
もはや,絶滅危惧どころか絶滅寸前のところまで来てます。

S4の第一のマイナスポイントは,手ブレモード付きの超望遠38-380mmm相当ズーム。
こいつを28-135mmm相当くらいにワイド化して,ついでにボディを黒にしてくれたなら。
その他,保護ガラスがなく,前玉がむき出しになっていることや,フィルターネジが切ってないので,アタッチメントを付けれないことなど。ちょっとの工夫で何とかなると思う。
全滅の前にやることはあるハズ。一眼ばかりがデジカメじゃないのだ。
『犬の記憶』というのがありましたが,さしずめスイバル機は“イヌの視線”。
戌年こそスイバル機に光を。

検証:2005年デジタルカメラ10大ニュース。

2005-12-28 22:37:17 | Weblog
以下は私めが昨年末に予想した今年のデジカメ10大ニュース
どのくらい当たったか検証してみましょ。

1位 パナソニック「LUMIFLEX DMC-LA5」発売。4/3システムが拡大。
→○ 発売は来年の春になりましたが,オリンパスと松下の一眼レフ共同開発の発表は1月でしたから,事前予想的中かと。

2位 キヤノン「EOS KISS Digital Qt」発売。ボディ価格一気に5万円台に。
→× キスデジNが出ましたが,実販8万円てところ。もうちょい。

3位 老舗メーカーが銀塩カメラの製造を終了。
→○ リコーとブロニカが撤収。京セラまでは思いよらなかったな。

4位 中国メーカーのデジカメが世界市場を席捲。国内メーカーの収益悪化。
→× 中国ダメダメ。しかも,いちゃもん付きとは。

5位 オーバー500万画素のコンパクトデジカメ売れず,シェア下げる。
→× 平然と700,800万はあたりまえに。一体どこまで行くの,もういい加減に・・・。

6位 コンタックス「G3」発売。レンズはコシナから。
→× 発売どころか撤退してしまいました。Nデジより,Gデジが欲しかった。

7位 新構造の高感度CCD採用のデジカメ,第一弾が発売される。
→○ F10,F11はデジカメの正常進化。来年の進展に期待します。

8位 高級コンパクトデジカメ続々発売。リコー「DR-1」,ニコン「Ti-D」,コニカミノルタ「TC-2」。
→△ GR-1デジタルは出ましたが,やや萎え。後続は様子見ですかね。

9位 中堅メーカーがカメラ分野から撤退。
→△ 京セラでした。実はコニミノを想定してましたが,大丈夫そうで何より。

10位 配電線ネットを使った写真送信に対応するデジカメの規格が提案される。
→× 無線LANのコンデジがぼつぼつという状況。配電線ネット自体まだまだ。

ううむ,まあまあでしたか(大ハズレもあるが)。
来年の10大ニュース予想は大晦日を待て。

2005年デジタルカメラ10大ニュース。

2005-12-27 23:49:29 | Weblog
デジカメWatchの「読者が選ぶ2005年デジタルカメラ10大ニュース」の結果発表がありました。
1位 EOS 5D発売,2位 ソニー製CCDに不具合続発,3 位 GR DIGITAL発売, 4位 D200発売,5位 京セラCONTAX終了,といったところ。
で,今年の総括は「個性的な新機種とメーカーの浮沈が話題になった1年」。
確かにねー。メーカーによって収益の明暗がくっきりでした。

しかし,すぐ追いつき追い越されてしまうのも,デジタルな現状。
米谷さんのコトバ,「電機の世界は3カ月で開発してしまいます。投資して先行したつもりでも3カ月で追いつかれますし,裏を返すと3カ月で追いつくこともできます。デジタルの時代は3カ月でやらざるをえない」が印象的でした。
さあて,来年のデジカメは・・・(この項,続く)。

三星一眼。

2005-12-26 22:48:22 | Weblog
サムスンのデジタル一眼レフGX1の画像がネットに流れていますが,これ,もろ*ist-DLで面白みがないなあ(900万画素にUpとのウワサもありますが)。
サムスンにはPro 815のような韓流デザインを期待したい。
あと,レンズ銘をシュナイダーにするのは如何なものか。
ペンタならペンタなりタクマーでいいのに。
この辺が歴史認識のアレなのかしら。

写真はレンズで決まる,か。

2005-12-25 20:07:07 | Weblog
ツァイスからニコンFマウントの交換レンズが出るというホットな噂。
ツァイスのWeb Siteのティザー広告が発端らしいのですが,思わせぶりなティザーは内容がないからであり,結局,ロクなものが出なくてガッカリと言うパターンが多かったですからねえ。
まあ,元々ツァイスは自前のレンズを付けるためにイコンタやコンタックスを作ってきたようなもんですから,原点に返るのだと思えばよろしい。
今やツァイスはケータイのレンズにまで色気を出しているくらいですから。
でも,結果的にはツァイスがシグマやタムロンのようになるわけですよね,これって(中身もそうだったりして)。
考えようによってはツァイスは“銀塩”の最後の砦。
デジタル時代に神話はどこまで通じるか,期待しましょう。

輝け!裏デジカメ・オブザイヤー2005。

2005-12-24 22:57:50 | Weblog
2005年に新発売されたデジカメの中でもっとも「??」と評価できる機種を選定するランキング企画です。
対象機種より最大5機種までを選んで投票します。
・1人当たりの持ち点は20点です。
・1位は10点、2位以下は9点以下を配分します。
・配分する機種は5機種までとします。

「デジカメ・オブザイヤー for ウェブマスター2005」のパクリですいません。
昨年は OLYMPUS Ferrari DIGITAL MODEL 2004(赤AZ-1)が堂々の1位。
さて,今年は・・・

1点 OLYMPUS CAMEDIA C-7070 Wide Zoom:変幻自在の液晶アングル。写りもかなりグーなんだそうですが,如何せんデザインが・・・。
2点 Nikon COOLPIX 7900:4200,4800,5600,5900,7600・・・。ニコンの4桁台はどこがどうちがうのか,見分けできる人,手を挙げて。
3点 SONY CyberShot DSC-M2:そうだ,ケータイをデジカメにしてしまおう。安易な発想の転換(別名,思いつき)。まだやるのか。
4点 OLYMPUS i:robe IR-300:DVDとかHDとかm:robeとかと一体どういう関係かよく理解できない。単品では洗練されたデザインなんだけど。
10点 OLYMPUS CAMEDIA SP-350:超小型ボディに外部フラッシュやコンバージョンレンズなどを揃え,しかも高画質。が,それに似つかわしくないこの非対称歪みボディったら・・・。貫禄の1位ノミネート。

今年もオリンパスの変カメ路線が大健闘かと。
以上,独断と偏見にて,お許しの程(^^;~~。

大予想!デジカメ・オブザイヤーforウェブマスター2005。

2005-12-23 22:42:46 | Weblog
今年も年末恒例,デジカメジンさんのデジカメ・オブザイヤーforウェブマスターに投票させて頂き致しました(が,本日現在,私めの投票はまだUpされていません)。
デジカメ関連のホームページを運営する人たちが,2005年に新発売されたデジカメの中でもっとも価値があると評価できる機種を選定するランキング企画です。
昨年はα-7 DIGITALが,E-300やEOS 20とのダンゴレースを制して,Win。
今年はEOS 5Dが順調に票を伸ばして,現状,トップ。
ついで,GR Digitalとα-Sweet DIGITALといったところで,F10はF11と票が分かれてしまったのが辛い。
そこで,当たるも八卦,デジカメ・オブザイヤー2005の大予想。
・本命:EOS Kiss Digital N
・対抗:GR DIGITAL
・大穴:D200
ってとこで,どうでしょうか。
私め個人的には,何と言ってもキスデジNを10点で1位ノミネート。
理由:ここまで来れるか。コストパフォーマンスでキヤノンがぶっちぎり。これ以上望みようがない素晴らしいエントリー機。
現状,得票数がやや少なめで意外。後半,伸びるでしょう,きっと。

なお,昨年の私の1位予想には,「絶対,人まねしない」,「欲しいものは自分で作れ」のE-300をあげたのですが,その後,結局,買うことになってしまいました。
こうして今年発売の一覧を見ると,流れの早いこと早いこと,まさに“ドッグイヤー”。
そういえば来年は戌年だ

デジタルヒエラルキー。

2005-12-22 23:56:50 | Weblog
E-500が出て,D200が出て,ZDが出て,デジイチも随分バラエティーが広がり,良いことです。
価格といい,階層といい,何だかパソコンに似てきました。
数十万円のものが数年後には数万円になってしまうところも。
画素数や性能の向上はまさに「ムーアの法則」ですね。
コンピュータの方は2020(キャメディアではない)年には限界となると予想されているそうですが,デジカメはどうかな。

チョートクさんがよく言ってるけど,「プロ向けの機材とアマチュアの機材はちゃんとクラス分けされていた方がよい。プロ用のオーディオ機器やビデオカメラは何百万も何千万円もする。カメラはそれがハッキリしていない」というのは,私も同感。
1000画素超クラスにはそれに見合うパソコンと画像処理が必要。
小金持ちの有閑オヤジがライカやハッセルで退屈な“作品”を撮って,ズミクロンがどうのツァイスがどうののたまうよりも,ずっと健全というものでしょう。
プロ用はオヤジが買えないようにうんと高くていいのです。
デジカメの「グロッシュの法則」です(ちょっと違うかな)。