活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

インナートリップ35。

2014-03-20 22:19:56 | Weblog
また来るか、オリンパスの「昔の名前で出ています」作戦、その名も“TRIP-D”
しかしねえ・・・。
確かにトリップ35は累計1000万台売れたという超ベスト&ロングセラー。
端正なフォルムとシンプルな機能、電池要らずの頑丈なボディにテッサー型のシャープなレンズと、オリンパスの誇るコンパクトカメラの名機に違いありません。
しかし、本質的には安カメラであり、位置づけとしてはペンEEをフルサイズ化しただけのエントリーモデルでした。
しかもその後、それ以上にチープなAFコンパクトカメラにTRIP銘を付けていましたからねえ。
TRIP-Dは多分、高級モデルになるだろうから、ちょっと違和感があります(そもそもPENだってそうだけど、こっちにはペンFがあったから)。
それにPEN E-P1やP3は、ペンよりもトリップ35に似ていた。TRIP-Dのデザインはどうするのでしょうか。
オリンパスって自己チュー(自己中毒)過ぎ。

それより何より、センサーサイズはどうするのか。
トリップ35はペンEEのハーフ判→フルサイズでしたから、TRIP-DはPENの4/3→APS-C?
しかしAPS-Cには、すでにGRやクールピクスAがありますから、存在価値低いかも。
どちらかと言うと4/3センサーの可能性が高いでしょうけど、PENのE-PLやE-PMシリーズ、それにパナ留美GMと十分に小さいモデルがある中で、自社競合するような商品を出す必然性はあるでしょうか。

そうこう考えると、TRIP-Dはフルサイズか1/1.7型かの両極端しかないんじゃないか。
フルサイズなら、サイババショットRX1のOEMでレンズを40mm F2.8にした廉価版。
1/1.7であれば、中身はXZ-2で、外側だけトリップ35風にしたもの。
何だか・・・内省的でヤダ。

古くさいことおへん。人のデジタルどすえ。

2014-03-15 08:51:09 | Weblog
本日の日経にずこーんとライカMの全面広告でちょっとビックリ。
ま、ライカを買える人は日経率が高いってことかな。
京都祇園に直営店がオープンとのことにて、他紙には舞妓さんがライカを手に取っている記事も載っていました。
しかし、腐ってもライカ。デジタル時代も古びないブランド力はさすがです。

一方、こんなニュースも。
レンジファインダーデジタル「EPSON R-D1xG」とうとう販売終了
つ、まだ売ってたんですよ。2004年発売のR-D1以来、デジタルとしては異例の10年間の最長不倒距離。
2004年て、初代キスデジとかD70の時代ですよ。5世代くらい前のような気がする。
大体エプソンがデジカメを出していたこと自体、記憶の彼方ではないでしょうか。
そのR-D1は今も人気があって、中古でも結構な値段で取引されているようです。あらかじめ古いものはこれ以上古くならないってことなんでしょうね。

R-D2はあるんでしょうか。10年前に比べてフルサイズの敷居も随分下がったし、ライカの1/3の価格で出せれば、市場的にもイケるかも。
それより何より、ニコンDfの人気っぷりを考えれば、デジタルのMF一眼レフもアゲアゲでイケるのでは。
コシナさん、はよ。