活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

死んでもライカを離しません。

2005-11-30 22:44:25 | Weblog
チョートクさんの『さらばライカ』を読んでいるんだけど,一人称に“オレ”を使っているのが凄く違和感がある。
これまで“私”だったのに,心境の変化か何か?
でも,まあ,内容は「デジカメ結構・・・されどライカを今一度使おう」ということで,いつものパターンなんですが。
ちなみに『不肖・宮嶋青春記』が“僕”や“私”で,これまたスゴイ違和感。(これって共著じゃなくて,ワシ本人が書いたんですね。)


風雪に潜行せよ。

2005-11-29 23:53:23 | Weblog
こちら北陸は,今日は荒れ気味の天気。
寒冷前線も活発なんだとか。
そこで,季節に備え,IXY L2用にオールウェザーケースAW-DC10を購入。
雪,雨,霙,雹,バッチコーイ!
でも,これって,気が抜けるほど,単なる透明プラケースですね。
こんなんでイケるのがまさしくデジタルの恩恵なんでしょうが。
個人的には,海底2万哩のようなジリオンの水中ハウジングが,雰囲気が盛り上がってよい。
吹雪に欲しいぞ。

飽食の証明。

2005-11-28 23:52:07 | Weblog
森村誠一さんが「写真俳句のすすめ」を出したのはちょっとオドロイタ。
いわゆる俳写はずいぶん以前からあったものですが,デジタルになって,簡単に文字が写真に入れられるようのなったのがありがたいところ。
この本ですが,“デジカメを手に俳句をひねりながら散歩。写真と俳句がそれぞれ相補い,一体となって独特の世界を表現する「写真俳句」という新しい創作世界への誘い”って,別に森村さんが開祖でないんだけどな。
しかし,森村さん,ハッキリ言って,俳句は下手


合格する証明写真をどうぞ。

2005-11-26 22:41:56 | Weblog
近所に運転免許試験場があるのですが,この駐車場に接して証明写真屋さんがあります。
この店が試験や更新手続き用の証明写真の独占企業で,かつては一年中連日連日大盛況。
試験場とは,どういう関係になっていたんでしょうね。
私も以前更新に行った際に利用し,確かマミヤプレスで撮られたように記憶しています。
ところが,その後,更新に写真が不要になり,店はすっかりサビれてしまいましたが,今も営業を続けています。

今日,地元の商工会の各企業や店舗を写真入りで紹介する大判のパンフレット(フルカラーの力作)が我が家に届けられていました。
クリーニング屋さんやらペンキ屋さんやらケーキ屋さんやらいろいろで,社長やスタッフが職場で仕事中のワンカットが掲載されています。
その中に証明写真屋もありました。
三脚にパワーショットG3をセットして構えている姿。
キャッチコピーは“安い,早い,きれい!合格率抜群!”
構えているのは若い女性で,もしかすると娘さんに代替わりしたのかな。
そういえば,このわが町の商工会のパンフ。意外に若い人が多いんだなと思った次第です。

4なしさとこ。

2005-11-25 23:55:44 | Weblog
またもキタムラのメルマガネタです。

大人気「パナソニックDMC-FZ5」入荷しました!
長~い間、品切れで本当にご迷惑をおかけしていました
「パナソニックDMC-FZ5」がやっと確保できました!
「今まで品切れでご迷惑おかけしましたセール」を開催いたします!

とのことなのですが,そんなに品薄だったのか,FZ5。
そろそろ新型の時期に在庫整理に入っているだけのような気もせんでもないが。
ところで,“FZの小さい方”はギョーカイの方に大人気とか。
わかるなあ。私も手放してしまったFZ2が無性にまた欲しくなることがあります。
多分,年末か来春あたりには,1/2.5型600万画素の“FZ6”になっちゃうんだろうけど,むしろ,画素数据え置きで,CCD基本感度のUPとか28mm相当からのレンズにした“FZ4”が欲しい。
なあ,みんな。そうだろ(そうだそうだ)。

復刊カメラジャーナル。

2005-11-24 23:01:48 | Weblog
本屋に行ったら,ポストモダンのカメラ指南書“チョートクのカメラジャーナル”が復刊していました。
840円。ずいぶん厚くなって,立派になったなあ。
と,よく見たら,こりゃ日本カメラでねえの。
でも,重装のGRがアップで写っている表紙はどう見たって,カメラジャーナル。
そういえば,今年4月号の表紙あたりからずっとこんな感じ。
かつて,ポンカメ(日本カメラのこと)の表紙は決まって外人モデルで,カメラ毎日やアサヒカメラとはセンスの差があったもの。
今回,この路線はどうかなあ。記事にも,中古カメラ特集とかが目立つし。
今のところ,表紙は新しい機種が多いけど,そのうちライカとかローライとかになって,復古調回顧調になる悪寒(≒写真工業)。

クロちゃんカメラ-2。

2005-11-23 21:39:32 | Weblog
勤労感謝の日の朝。新宿御苑を散策される新婚1週間の黒田さん夫妻。
地味系のコートがジパング倶楽部風味で,お兄様方夫婦とはまた違ってイイ感じかも。
さて,黒田さんが手にしているカメラ。ニュース画面ではハッキリ写っていませんでしたが,やけに銀地が目立つボディのようで,片手で持てる(ネックストラップしていない)もの。
チョートクさんはDUCATIと見ましたが,ワタシゃ,リコーオートハーフかと思た。
この辺が氏素性の違いと言うか。
これがキャメディアC-5000なら,クロちゃんのセンスにイケちゃうんだけど。

教訓:報道はカメヲタ臣民のために機種が同定できるようちゃんと写すべし。

追加:Webニュースの画像を見ると,キヤノンダイヤル35かも?

モノとしての写真/記憶としての写真。

2005-11-22 23:51:31 | Weblog
明日から開催の福井光学雑技団作品展の搬入に行って参りました。
私めはデイジーズームプリントでA3版16枚で印刷したモノクロ写真を3点出品。
しかし,他のメンバーは頑固に銀塩で作品作りをしており,針穴写真にフォトグラムにオブジェ(!)。
このオブジェが大変で,皆で引っ張って,階段の吹き抜けに宙吊りにすると言うもの(→“ジョナサン君”を見よ)。

で,思ったのですが,皆さん,写真のモノとしての材質感や作品を作る身体性が創作のコアとなっている。
それに対して,私はモノとしての感触をできるだけ省略し,写真をただ記憶として見せたい。
(だから今回も写真用紙ではなく,マット紙を使いました。)
意識してなくても,これがデジグラフィーの本質なんでしょう,きっと。
と思った次第です。

シルバーなフラッグシップモデル。

2005-11-21 23:32:35 | Weblog
> メールマガジン「キタムラフォトライフ」Vol.357 '05.11.21号
> ☆フィルムカメラを見直そう!~第2弾・フラッグシップモデル☆
> 新登場の高画質デジタル一眼レフが話題を集めていますが,リバーサルフィルムを使う写真愛好家の間では,フィルム一眼レフを支持する声も,実はかなり多数を占めています。(後略)

と言うことで,在庫一掃にかかっていますが,価格は以下の通り。

> ●ニコン「F6」/定価30万円・本体約975g
> ●ニコン「F5」/定価32万5,000円・本体約1210g
> ●キヤノン「EOS-1V」/定価オープン・本体945g
> ●コニカミノルタ「α-7」/定価12万5,000円・本体575g
> ●ペンタックス「MZ-S」/定価13万5,000円・本体520g
> 実際の店頭価格は,定価より割安になります。(順不同)

最後のキメ台詞がいい(爆)。
実勢価格は,F5が20万円,F6が22万円くらい。
F5が職業カメラマン仕様なのに対し,F6は趣味カメラだからねぇ。
でも,F5って1996年の発売で今もこの価格。
現在,D2Xが45万円程度だけど,9年後は値段が付くどころか,産業廃棄物だろうなぁ。
ところで,“リバーサルフィルムを使う写真愛好家”って,まあ居ますね。
大概が「絵葉書風景」をやってるヒト。
たしかにこの中ではフィルム派が多数を占めていますが,もはや,絶対数と年齢で,絶滅危惧種です。