活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

三位一体デジカメ。

2005-02-28 23:55:49 | Weblog
DVDレコーダはHDD内蔵タイプが主流となりつつありますね。
さて,新発売のiPod photoですが,これがカメラに内蔵されたら,どんなに便利かと誰しも思うはず。
大きさ的にも一眼レフなら,すぐにでも入りそう。
もう研究は進んでいるんでしょうが。
ところで,DVDレコーダはHDDに加え,VTRも付いた三位一体のものも結構人気があるとか。
これをカメラに当てはめると,フィルム撮影可能なデジカメ?
ありえねー。もっとも人気も出ないでしょうが。

ミライのカメラ。

2005-02-27 17:22:29 | Weblog
きのうの続き。
「ブレードランナー」で,デッカードが屋台のオヤジに「4つくれ」と言うのに,オヤジに「2つで十分ですよ」と再三断られたのは一体何だったのか?
ずっとひっかかっていたのですが,映画の最初のバージョンではデッカードが食っている丼ぶりの中身が映っており,それは2尾のエビだったそうな(ふたつでじゅうぶんですよ研究所)。
そうかあ・・・長年の疑問が氷解した。

もうひとつ映画ネタで思っていること。
「バットマン」(1989)で,確か,ゴッサムシティの新聞記者に主人公が写真を撮られるシーンがあり,そのカメラがリコーのMIRAIだった(と思うのだがどうも定かではない)。
映画を観た時,近未来のカメラのイメージってこんなものかなと思って。
もちろん,当時はデジタルカメラなんて概念そのものを夢想だにしていなかった,誰も。

アンドロイドは電気写真で夢を見るか。

2005-02-26 23:43:38 | Weblog
ふと思い立ってTSUTAYAでDVDを借りて「ブレードランナー」を観た。
20年ぶりか。
それで驚いたというか,初めて知ったのだが,このDVDは以前観た映画と違うのだ。
デッカードのモノローグが入ってない。
一番違うのがエンディング。レイチェルとの逃避行(逃飛行)のシーンがない。
これは一体?
調べてみると,これはよく知られていることらしく,「ブレードランナー」にはいくつものバージョンがあるらしい。DVDはリドリー・スコット監督編集の最終版とか。

もうひとつ。デッカードが写真をスキャンし拡大して細部をみるシーン。
てっきりレイチェルの子どもの頃の写真だと思っていたのだが,リオンの持っていた写真だった。記憶違いだった(いや,ひょっとして映画ではそうだったのかな?)。
劇中,レプリカントにとって,写真=思い出は大切な存在のモノとされている。
(ところで,プリントアウトされた女性は誰?教えて,詳しいヒト♪)

パソコンでデジタル写真を眺めていると,このシーンを思い起こす。

カメラのナニさま?

2005-02-25 23:47:27 | Weblog
ひゃあ,やっちゃいました。

「お詫び」
楽天特別価格 表記間違いのお詫び
(前略)誠に申し訳ございませんが この商品につきましては、私どもの不手際により 価格表記に誤りがございました。ご予約を頂きましたお客様には,心より深く お詫び申し上げます。
商品名 キヤノン EOS Kiss Dighital N【ブラック ボディ】(ご予約特典CF256MB)
価格 【誤】価格表記 楽天特別価格¥56,800円(税込¥59,640円)送料込
    【正】価格表記 楽天特別価格¥94,800円(税込¥99,540円)送料込
【ご予約頂きましたお客様へのご案内につきまして】
現在、ご予約頂きましたお客様の確認を進めさせて頂いております。当店からの確認連絡が遅れておりましてご迷惑をお掛け致しまして 誠に申し訳ございません。今回ご予約頂きました内容の処理を致しませんので ご理解とご了承下さいますようお願い致します。ご予約頂きましたお客様へは、確認しだい ご順にメールにて御連絡をさせて頂きます。

これ,今朝,お詫びの出る前に価格を見ました。あまりに激安で,ブラックのみが安かったので,多分間違いとは思っていましたが,私もシルバーの方が欲しくなければ,思わずぷちっとな,とやったでしょう。
価格.comでも非難ごうごう。お詫びの態度が悪いと。
お店の掲示板が荒れてきてますけど,中身がなかなか。
購入(オンライン上ですが)したシチュエーションが,リストラにあったサラリーマンや年金生活のお年よりだったりで。
中には,キスデジNを買えたので,D70はヤフオクに出してしまったというのも。

桁違い程でもなっかったので,表示価格で売っても良かったと思いますね。
でも出来なかったのは,ひょっとして数千台くらい売れちゃったからかもねー。
あらためて,ネット社会ですなあ。

東京カメラ。

2005-02-24 23:53:18 | Weblog
PMAの記事にHPの原宿カメラが。
スマイル?愛天使?音楽?ベイビー??
何かなあ,脱力系な。
外人さんが意味不明の漢字の入ったTシャツを着て歩いていたりする,あの佇まいでんがな。
検索してみたら,これ,正しくはHarajuku Lover Digital Cameraとか。
デザインはヴィジュアル系バンドヴォーカルのグウェン・ステファニーで,彼女のアルバムタイトルが『Love、Angel,Music,Baby』。
なるほどね。
ちょっとロモな感じで,いいかも。

こうなったら,他の街のカメラ(デザイン)も欲しいぞ。
新宿カメラ(合田佐和子)
渋谷カメラ(日比野克彦)
日暮里カメラ(沢野ひとし)
巣鴨カメラ(鶴太郎)
新橋カメラ(あれ,こういう店ありましたっけ。)

デジタルカメラ・ダイバシティ(2)。

2005-02-23 22:21:24 | Weblog
PMA2005会場でのニコンのゼネラルマネジャー後藤さんへのインタビュー記事
聞き手「(デジタル一眼レフのシェアについて)ニコンの数字にキヤノンの言うシェアを合わせると、残りはほとんどゼロになってしまいます。」
後藤さん「・・・おそらくニコン、キヤノン以外のメーカーも10%程度のシェアは取るのではないでしょうか。(後略)」
事実,こうなんでしょうねー。2社で9割を独占とは銀塩時代には考えられなかった。
デジ一眼界は,かつての新日と全日のようになるのか。
ハザマで国際プロになってしまうのは,やっぱりあそこかなあ。

脳内シグマ計画。

2005-02-22 21:40:57 | Weblog
シグマのFoveon搭載機ですが,素晴らしい画質の割りにあまりコマーシャルベースに乗っていない様子。
jpeg出力しないとか,1点フォーカスとか,スポーツファインダーとかクセもありますが,一番の問題は専用レンズマウント,二番は「ブランド」でしょう。
SAマウントに二の足を踏んで,会津のシグマにどうも安物のイメージが(実際はライカレンズも作るというのに)。片や長野のコシナはベッサやR-D1やツァイス・イコンで絶好調。
では,シグマはこれでどうよ。
・Kマウントのデジタル一眼。いわば,R-D1の一眼レフ版。ベースはSa-1でよろしい。M42と言う手もあるけど,どうもなあ。ベッサフレックスと重なるし。
・あとはブランド。アルパは良いけど売れないような。エキザクタやプラクチナも今ひとつ。そこで・・・マキナはいかがでしょう。元はプレスカメラだけど,Contaxが一眼レフになった例もあるし(なお,プラウベルにはマキフレックスという一眼レフもあった)。ドイも潰れて,マキナの商標権利はどうなってるんでしょうね。
で,シグマ プラウベル・マキナSKD-1てな感じで。内田さん,どうでしょうか。


まぼろしのデジカメ。

2005-02-21 23:57:26 | Weblog
まぼろしのカメラと言えば,ズノーとコニカFとかペリックスとかの「アイディアは凄かったんだが商品としておっつかなかった」ものと,ミノルタ・スカイやブロニカVXやオリンパスMシステムなどの「時代にそぐわず,企画のみで終わった」ものがあるといえます。
さて,3色重層構造のFoveon X3センサーを搭載したコンパクトデジカメ,ポラロイドx530はすでに発表から1年。てっきり見送りになったものと思っていたら,今回のPMAで実機が展示され,Wal-MartでWeb発売が開始されたとのこと。398.46ドル也。
現在,ポラロイドのWebSiteにもサンプルが出ていないのですが,3月31日には日本でも出るらしい。画像を見るのがちょっと楽しみ。

Foveon X3といえば,シグマSD9,SD10で採用され,その高画質は話題となりましたが,その後はあまり話題にならないというか。
ローパスフィルタ不要で圧倒的解像力を誇るというFoveon X3ですが,素子が良くてもカメラ本体がおっつかなくては,ねぇ。
まぼろしのカメラには「売れずに早々に市場から撤退した」ものもありますよね。
ポラロイドもシグマもまぼろしにならないよう願うばかり。

地獄の鏡玉。

2005-02-20 23:02:23 | Weblog
もう一つ意外なのが,キスデジNとセットのEF-S18-55mm 3.5-5.6 II USMレンズ。
初代とどこが違うの?→「ズームリングゴムの幅やデザインパターンの変更,レンズ前面のシルバーリング位置変更などの外観デザインを変更しております。光学系やメカ構造などの性能に変更はありません。」とメーカーのサイトにありますが,なんで換える必要があったのか。ROMの中身か何か変わっているのでしょうかね。何のため?

ところで,同時期発売の等倍マクロの60mm F2.8 USMもこのEF-Sマウントになってしまいました。
10D以前の世代は切り捨てですね。割り切りが凄いと言うべきか。
今後のレンズは×1.6系とフルサイズ系の2本立てで行くつもりなのでしょうか。
伝統のFマウントも互換性が怪しくなってきましたが,ここまでは割り切れない(ああ,IXがありましたが)。AマウントもKAFマウントも同じ状況かと。
やはり恐るべし,観音玉。

で,結局,サードパーティも含めて,4/3が一番ハンディがあることには変わりなし。
今はプロ用の大口径レンズよりも,パンケーキとか単焦点とか普及版ズームを充実させるべきでは。
もちろん,小型軽量のE-500(?)を早期前倒し投入せねば。
パナ参入までにどうなっていることか。

地獄の小型化。

2005-02-19 22:52:26 | Weblog
キスデジで意外だったのは,CMOSが20Dと同じではないこと。
・20D:22.5×15.0mm
・Kiss:22.7×15.1mm
・Kiss N:22.2×14.8mm
コストを考えたら共通にしておけば良いのに?と思うのはシロウトのアサハカサ。
この微妙なサイズダウンが大きなコストダウンになっているらしい(単にウェハから多く取れるといったものではなくて)。
自前生産の強みですな。どこぞから一斉に供給されるCCDにあわせたカメラ作りではありませぬ。
コンペティターにとってはますます恐るべし哉,まさしく地獄よりの使者。