活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

新表現主義の次。

2006-10-31 23:02:43 | Weblog
フジクラッセの広角化新型が発表されましたね。
このご時世にエライ!&デジタル化まだ?の声。

“表現主義”初代クラッセは「高級コンパクト」のシンガリ,景気の底冷えの時期の製品で,ちょっと損したようなイメージがありました。
また,他機種がそれなりにレンズを奢っているのに,クラッセはテッサータイプの4枚玉で直球勝負。
それでいて(微妙に)明るく,ヌケのよい高品位な画質がなかなか。
皇太子さまもアラーキーもご愛用で,いずれも似合っておりました。

「高級コンパクト」の良さの一つに単焦点レンズの軽快さがありました。
クラシッククラッセもいいけど,やっぱこのままのコンセプトでデジタルで出して欲しい。2/3型でよいから。
だって,時代はニューペインティングを越えて,スーパーフラットですもん。

キューバから来た少年。

2006-10-30 23:51:09 | Weblog
ニコンがキューバの少年にデジカメをあげなかった話。

国連環境計画(UNEP)が毎年催している国連子供環境ポスター原画コンテストの授賞式で,アメリカの対キューバ経済制裁を理由に,キューバの少年ライセル君には賞品のデジカメが渡されなかった(アメリカ製のパーツがあるためとか)。
他の入賞者はデジカメがもらえたのに何でボクだけ,といたく落胆したことがニュースで報じられ,「ニコンがキューバの子どもを侮辱」と批判されているらしい。
この辺の詳しい事情は恩姫さんのブログに。

キューバの経済封鎖って,もう40年以上前からで,今はもうなあなあになっているものとばかり思っていました。
法規的にはニコンの態度は正しいのでしょう。
まして,今現在,日本は“北”に直面している訳だし。
でもねー,何か工夫はできなかったのかなあ。純フィリピン製の機種とかさ。

なお,カストロ議長が代わりのデジカメをプレゼントしたそうですが,それがコダックだったらもう満点。

ライセル君はきっと彼のカメラのファインダーから世界を直視することでしょう。

韓流自分撮り。

2006-10-29 12:26:47 | Weblog
ミスインターナショナル日本代表になった白田久子さんのセルフカメラ写真が韓国ネチズンの間で話題沸騰だそうです。
キレイな人ですねー。富江シリーズにも出てるんですか。

ところで“セルフカメラ写真”という言い方をあまり聞かないのでググってみたら,ほとんどが韓流スターのこと。
流行ってるんでしょうかねえ。
そのうち,「自分撮り」の起源は朝鮮である,とか法則が・・・orz

えみっふぃーちゃんを気分次第で責めないで。

2006-10-28 21:31:37 | Weblog
某GRブログで有名なえみっふぃーちゃんて,こういうお顔でしたか。ほぉ。
ちなみにGRはこういう限定モデルもあったんですね(ブロディ・レッドと呼んであげよう)。
そういえばCCD交換はどうなった?
まだまだ引っ張れそうだなGR。
スペックダウン版のGR10が出るとのウワサもありますが,ポジション的にも価格的にも中途半端になりそうな。
いっそあのMF-1のようなタイプはどうかしら。

しかし,こうしてみると・・・リコーって変な会社(いい意味で)。

モモからモエへ。

2006-10-27 23:58:16 | Weblog
えび桃で火がついたデジカメのピンクブーム。
オリンパスは氷桃,パナは神秘桃などなど。

さて,ピンクが一通り行き渡ったら,次の流行色は何か?
ズバリ,「萌え」はどうっしょ。
萌えは元々は「草木萌えいずる春」のように使われるコトバで,「モエギ色」のような用法もあることから,“新緑の薄い緑色”が萌え色と言ってよいでしょう。

なお,萌え色のデジカメはすでにあります。
PowerShot A400の「萌」色なのだ。
他にも「空」「杏」「雫」のカラーバリエーションがありましたね。
なお,英語では各々「Lime Green」「Sky Blue」「Sunset Gold」「Silver」と至って素気ないな。

萌えは日本が誇る文化です。

ミノルタSR-7スペース仕様。

2006-10-24 22:10:27 | Weblog
ひつこく「シルバー」ネタ(笑)。

故・春日博士のライバルであった鳥島博士は,春日兄弟を出し抜いてレッドイーグル号でキュリー星を探検する(第19話)。
鳥島博士が調査に使用しているカメラ=ミノルタSR-7が一瞬映るのですが,あれ?何か変。
キャプしてよく見たら,おお,スペース仕様になっている。
というか,単に巻き戻しクランクがもげているだけのようにも(汗)。
こんなのにすぐ気付く私ってヲタク?

なお,番組中で新聞記者は取材にスピグラを使っているし,小学生は遠足でオリンパスペンD3を使ってるし。
1971年はまだそんな頃だったのか。

そういえば,大学時代に技官の方がSR-7を使っていたな。
当時は時代遅れでダサいと思って見てたが,今見ると外光式ってカッコいい。
シルバー!

魔法商売中花なぱいぱい。

2006-10-23 23:48:55 | Weblog
こりゃ凄。
話題沸騰のスカイカラーGRデジタル
カラーリングが撮りっきりコニカなんですが。

天使のイラストを描いた寺田克也さんて,「ゼイラム」や「キューティーハニー」にも参加してるんですね。
ぐんにゃりサイバー系のタッチで,インダストリアルデザインの対極かと。

しかし,あえてこうしたのはリコーの確信犯ですね。
しかも,GR中花に囲まれて登場の意味不明さったら(記事ではなぜかどら焼き?ドラえもーん)。
おっと,GR手ぬぐいもGJ。
そうでなくても丸1年経ってしまったモデル。
なんと言われようと目立った者勝ちさ。
利巧,策士な。

銀の光の流れ星。

2006-10-22 21:09:58 | Weblog
昨日,河原町通りを歩いていて,ニコンEMでスナップしている若いヒト(学生風)を見かけました。
マニュアルフォーカスでくりくりしながら撮ってるのが,逆に新鮮な観じ。
そのあと,烏丸のメディアジョイのギャラリーで開催中のハービー山口写真展「Timeless in Luxembourg」を観て,ああ銀塩の柔らかさだな,と。
ついでに2階の店舗も見てきたのですが,若い女性(OL風)が店員さんに尋ねながらニコンF2を熱心に品定めしていました。

私が若かりし頃,二眼レフやレンジファインダーを使っている奴は少なくとも周囲には誰一人いませんでした。
今の若者が20年以上前のカメラを使うのはいわゆるファッションなんでしょうが,私にはどうも今ひとつ理解できません。

中古店の大手である中野のフジヤカメラが,一時取り置きサービスを中止したそうです(電話予約かなんかで「商談中」のアレですね)。
中古カメラ市場で品薄状態が続いているため,やむおえない措置だとか。
ふーん。
根強い需要があるが,供給の方が途絶えつつある,ということでしょうか。
それとも一過性の“ファッション”なんでしょうかねえ。
5年後いや3年後,いや1年後には一体。