活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

GはジェンダーのG,じゃないよ。

2008-09-15 23:57:37 | Weblog
賛否両論ふつふつのマイクロフォーサーズ初号機Lumix G1ですが,「否」の方は一眼“レフ”ライクな外観と中途半端な大きさ,あとカラーリングについてくらいであって,むしろ,コントラストAFや高密度EVF,バリアン液晶など,実機での使い勝手や画質はどうなのか興味津々といったところかと。
ワタシ的には,予定されているパンケーキレンズ20mm F1.7も猛烈に気になりますね。

また,30-50代女性にターゲットを定め,樋口ウォーターフルーツ可南子女将を筆頭に「女流一眼隊」結成のノリの良さも注目です。
しかもグローバルサイトでも,アンとキャロリンの熟女お二人がイメキャラになっていますね(デニールはいらない子)。
こりゃmatureファンにはたまりませんなあw
これまでの一眼レフで表立って女性向けは,ファミリーの一員としてヤングママにアピールがあったくらい。
あと,“ウーマンズニコン”プロネアSが,ウーマン(?)を狙ったくらいかなあ(外したけど)。

何だかんだ言って“きみまろ”もジャストミートしましたから,パナのこの辺のマーケティングは綿密かつ周到なのかも知れません。
というか,二大メーカー寡占状態のところへ,同じ土俵で今から参戦したのでは勝ち目はないでしょう。
まずは一眼処女(?)から切り崩し。
Lシリーズとは一転して結構気合が入っているのかも。
目標10%というのも,あながち高望みではないような気がしてきました。

なお,取り越し苦労でしょうが,「女流一眼」で朝日に広告が出せるか心配しております。

パナの一眼遊ばせ。

2008-09-12 17:49:18 | Weblog
げっ,い。
シャア専用か。いや,女流(?)なのだ。
赤一眼はリコーXR500AUTO赤革以来だと思う(もちろん売れなかった)。

落ち着くんだ。
Lumix DMC-G1:124×83.6×45.2mm,385g
ん?
OLYMPUS E-420:129.5×91×53mm,380g
んん?
G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH/MEGA OIS:径60mm×60mm,195g
ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm/F3.5-5.6:径65.5x61mm,190g

・・・。

気になるペンタックスSP,ME,MZ-5,*istD後継機。

2008-09-11 08:46:23 | Weblog
ニコンFやキヤノンフレックスの時代,ペンタックスSシリーズは比較的小型軽量かつ安価で頑丈。
特にSPシリーズは“一眼レフのフォルクスワーゲン”と言われました。

が,衝撃の超小型オリンパスOM-1にミニマム王座を明渡し,また念願のバヨネット化を図ったKシリーズは大柄で人気凋落。
でも,K2はシルバーとクロームの2台を買ってしまった私。

これはいかんと,手乗り一眼ME&MXで一気に反撃に転じて大ヒット。
今も語り草の“MXはOM-1よりも縦横厚みが0.5mmづつ小さい”という涙ぐましい小型軽量。
プロ用小型のLXも追加されます。この時代がペンタの二番目の黄金期かな。
MシリーズもLXも全部持ってました。マイベストフェバリットはMEsuper。

さて,αショックを経て,時代はAFへ。
リトラクタブルストロボのSFX,即応のハイパーマニュアルのZ-1と自信作もいかんせん普通に大きい。
個人的にはSFXNのスクリーンが素晴らしかったが。
でも,これではニコン,キヤノン,そして積年のライバルのミノルタに太刀打ちできない。

これではいかんと,繰り出す起死回生のカウンターパンチは小型ダイヤル一眼MZ-5。
これまたヒット。植田正治の作例写真も良かったな。
これは我慢できず,私としては珍しく,発売即買いましたよ。
M40mmやM28mm装着でまさにスナップ無敵でありました。
アドバンスなデザインと高機能高操作性の意欲作MZ-Sも投入されました。
が,時遅く,時代はすでにデジタルに差し掛かっていました。

デジタルの最初は*ist Dシリーズ。
小粒でもファインダーには手を抜かず,魅力的なボディ。
が,流れの速いデジタルの中で,金太郎飴な展開がアレだったのか,ちょっと伸び悩み。
(と,いうか,キットレンズの性能が今ひとつだったせいで,ペンタ全体の評判を落としてしまったという説も)

これではいかん,と手ぶれ補正を内蔵でコンパクトにまとめたK100Dがこれまたスマッシュヒット。
一気にペンタ党員を増やすべく,K二桁,K200Dを投入しましたが,画質は良いが,ガタイは大型化。
思うようなマーケットにはなっていない模様です。

やっと現在に追いついたw
これではいかんと・・・フォトキナに向けて,APS-Cとしては最小型軽量のK2000Dの噂。おお。

つまりペンタックスの歴史は常に小型化の歴史でもあるわけですよね。
K2000D,楽しみだなあ。

気になるα900後継機。

2008-09-09 23:51:38 | Weblog
おー,ソニーα900の外観画像がもう出回ってますね。
明日,正式発表なのかな。海外は日付の関係かしら。
うーん,スペックだけみると,ちょっと微妙な感じ。
ライブビューがない。コマ速も今ひとつ。
一方,視野率100%と比較的軽量なのは評価すべき。
ただ,二大メーカーががっちり固めているマーケットに食い込むには少し弱いような感じ。
位置付けとしてはミノルタ時代のα-9000,9xi,9と全く変わらないのが何ともかんとも。

しかし結構インパクトのあるデザインなんですが,ずっとモックや試作機を見せられてきたから,すでにデジャブ状態なんですね。
E-1もそうだったな。
サプライズがないというか,無下にサプライズを求めるというか。

ソニーは多分,職業写真分野の本格参入を狙っているだろうから,α900はフルサイズ機のアドバルーンであって,実はさらに練り込んだ隠し玉があるのではないか。
そのスペックは○○で,発表のタイミングは××・・・
とか,常に考える人になってるでしょう,みなさん。
私もなってます。
デジタル時代の新しい楽しみ方ですね。
いやはや。

運命付けられた進化の先にあるもの。

2008-09-06 21:29:22 | Weblog
おっとキヤノンのティザー広告,月光カメラ。
これは 5D markⅡもしくは7D or 3D(はっきりしろ)でしょうか。
50Dではいろいろ言われてますから,キヤノン開発陣としてはここで一気にウップンを晴らしたいところでしょうね。
一方,「ティザーにサプライズなし」という格言もありますが。

来週は10日にソニーのフルサイズ機α900の発表があるらしいとのことですし,12日にパナソニックが何らかの発表をするとの噂(マイクロフォーサーズの実機でしょうが,E-430なんて話も)。
フォトキナを控えて,ちょっとしたデジイチウィークになりそうです。

ところで,えーと,最近どうも話題を聞かないのがペンタックス。
どうしちゃったんでしょうか。
ごく個人的思い入れですが,ペンタはあくまでも,1に小型,2に軽量,3,4がなくて,5に小型軽量w,に専念して欲しかったなあ。
K200Dはハッキリ大き過ぎ。
エントリークラスのお客さんはキムタクやライオンさんや篤姫に取られてしまいましたとさ。
せっかくK100Dがヒットしたのに。
K二桁も高画質高性能なのでしょうが,CNの二大勢力寡占のマーケットで生き延びるタクティクスとしてはどうだったのでしょうか。
一方その頃,ヒロシは・・・。

しかし,ホント,一眼レフもドッグイヤーになってしまいました。
毎年毎年こうやって新型発表を渇望し,一喜一憂することになるのでしょうか。
今や2年前は大昔。
後継機が出るまで,ペンタックスSPは9年,ニコンFは12年(生産はもっと長かった)。
今から考えると信じられないですね。

ちなみに,キヤノン米国サイトのティザー広告は「Destined EVOLUTION」となってます。

ミラクル未来アイ from West Germany。

2008-09-04 23:59:27 | Weblog
ツァイスの謎のティザー広告,ZF(ニコンF),ZS(M42スクリュー),ZK(ペンタK)と来てその隣が「?」。
4番目に追加されるのは一体どこのマウントか?
ナワちゃんフォーサーズあれこれさん,その他,いろいろと予想や憶測が飛び交っているようですが,
本命 キヤノンEF
対抗 ソニーA
大穴 ライカR
5馬身差 フォーサーズ
といったところでしょうか。
EFマウントでねっとりマニュアルフォーカスと言うのは新鮮かも知れない。
今までは旧レンズの使えるニコンやペンタの特権でしたから。
待てよ。ということは,ZEマウントになるわけ?
これはマミヤに一札入れとかないと。

これらコシナ-ツァイスの交換レンズ群は,基本的には京セラ・ヤシカ・コンタックス(長い)時代のラインナップで展開していますが,高級高品位志向でお値段も結構なもの。
ここは,梅とは行かずとも,竹クラスのレンズも欲しいなあ。
そこで提案したいのが,一部カルト化しているフレクトゴン35mm F2.4
これ,アダプタ継ぎではなく,デジタルで使いたい人,多いんでは。
あと,トリオターなんかもあるとより萌えそう(ムリなこというな)。

つるぺたフェミニン対決。Z85 vs E1 または岡崎 vs 馬場。

2008-09-02 22:33:33 | Weblog
えー,ライバル対決シリーズw
同時期に「女性向け」と銘打って発表されたカシオエクシリムEX-Z85キヤノンパワーショットE1を土俵にあげましょ。
デジカメも1人1台時代に入り,細分化したニーズに対応していかねばならない,ということで,狙い目はボリュームゾーンの若い女性。

Z85は先のZ80の上位モデルで,3倍ズームの910万画素。
フォーカス枠がハート型で,ピントが合わないとハートブレイクになったりするスィートさが売りです。
おっとムービーがH.264/AVCなのはさすが。
ぺたんと薄口(19mm)コンパクトなボディのカラーはシルバー,ピンク,オレンジ,ブラウンからどうぞ。

一方のE1。実用一点張りで欧米では売れ筋のパワショにフェミな新シリーズを追加ってことでしょうか。
トイカメラ然としたつるりやわらかデザインでアイキャッチ。
特にマイク孔の形。これは萌える。
4倍ズームの1000万画素で単三電池使用。よってちょっと大きい。
バニラホワイト,コットンピンク,アクアブルーと3色バリエーションがあります。

どっちも良さ気で,TPOで“みんなちがってみんないい”んだけど,私が若い女性だったら(あ,そんな趣味ありません)E1だな。
ついでにE2では両吊り&単焦点&固定鏡筒を希望です(女性にウケると思うんだがなあ)。

中の人に聞いて見ました。
キヤノン企画担当:馬場雅子さん
「市場はスタイリッシュでビビッドなデザインのコンデジが多く見られます。しかし、そういったものは持ち歩くときに緊張感を強いられて疲れる。散歩に持ち歩けるような、気楽なカメラを作りたいと思いました」
カシオ企画担当:岡崎愛さん
「女性なら誰もが本質的に持っている「かわいらしさ」の演出と、普段つけているアクセサリーのように気兼ねなく扱える「快適さ」を目指しました。」
こういっちゃなんだけど,ご両人の風貌がそのままカメラに現れている感じかも。

もろ見えD90動画直リンク。

2008-09-02 00:05:19 | Weblog
週が明けて展示品で撮られたD90の動画がボツボツとUpされてきた様子。
見つけたのを貼っておきます。
・flicker「Nikon D90 展示会にて。」ニコ爺?
・Youtube「Nikon D90 D-Movie」ニコ兄?うほっ
・eyeVio「Nikon D90 HD動画サンプル」ニコ嬢。ハァハァ
・・・スチールよりも,肖像権はどうよ,って思いますが。
なお,ニコニコ動画にはまだ入荷していませんでした。

アウトフォーカスからフッとピントが来る感じがシネマっぽくてがいいなあ。
ただし,手持ちではクローバーフィールドww
あとカメラを動かすとCMOSの動体ゆがみが出てる感じです。

私メは動画用にはカシオのEX-P505を使っております。
一眼レフとEX-P505という組み合わせですね。
と,いってもできるだけ軽装でほっつき歩きたいクチなので,コンデジの場合の方が多いのですが,EX-P505の静止画が残念な画質なので,コンデジでも2台持って行くことになります。
これ,不便なんだなあ。

とりあえずDムービーは,運動会にビデオとカメラの両方を持たなくて済む,というような性質のモノではないわけですが,コレを皮切りに一気に一眼動画への感心は高まるように思います。
2年後には,ムービーのついてない一眼なんてありえない状態になる,に1000億ジンバブエドル。