活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

戦場の不思議なひも。

2011-02-28 23:59:29 | Weblog
人生どこで何で世に出るか解らない、を地で行くような“戦場カメラマン”渡部陽一さんのスナップ写真講座が開催されたそうです。一応本業というべきか。
しかし、「社会人が直接学んでみたい著名人」のアンケートで、池上彰やイチロー、北野武と同格というのはどこまでよ。

持参された戦場の愛機EOSのボディは見事に黒テープでぐるぐると反射防止されています。
これ、実用もそうだけど、いかにも素人目に戦場らしい効果もありますよね。
ちょっと面白いのは、ストラップの取り付け部がフラットなのに、丸環をかましてフックでストラップをつないでいるところ。何か戦場での効果があるんだろうか。
と、いうような装着方法が「戦場巻き」とかで流行ったりしないだろうか、しないでしょうね。

朝日は左に産経は右に。

2011-02-26 07:34:33 | Weblog
『右眼ですか左眼ですか?』と価格.comのペンタK-5のクチコミ掲示板で盛り上がっています。
以前も同じ話題がEOS 40Dの掲示板にありました。
私もマイナーな左目派なのですが、意外に両目使いが多いんですね。驚いた。

カメラのビューファインダーは基本的に右目用に作られており、左目で除くと液晶モニターが鼻の脂で汚れやすかったり、モードダイヤルが操作しにくかったりします。
だからカメラを選ぶ際、アイピースからグリップ部までの長さが少しでも長いものを選ぶように心がけていました(この点、オリンパスE-300は最高)。
しかし、それもどうでもよくなりました。
ミラーレス機で液晶モニターをメインで使うようになったから。
左目派、ミラーレス断然支持でいいかな。いいとも。

安田ぁーっ!何だこれ、デジカメじゃないか。

2011-02-25 20:57:54 | Weblog
先日、『モンスターズ』という映画を観ました。
超低予算130万円で撮られた怪獣映画ということで、ちょっとした話題作。
モンスターの出番はごく少ないのですが、いわゆるロードムービーであり、人間ドラマが面白い。
ヒロインもかわいくてよかった。なお、主人公は(今話題の職業の)戦場カメラマンなのです。
これ、「店長のおすすめ」ですね。
ちなみにこの監督さん、ハリウッド版「ゴジラ」のリメイクに抜擢されたとか。

ところが、これで驚いてはいけない。
なんと6000円で「鑑賞に堪える」ゾンビ映画を作っちゃった人がいるのだ。
6,000円で映画を作る方法を教えます!斬新な"純愛ゾンビ映画"『コリン』
もっぱら撮影と製作に使った機材は、中古のデジカメと自前のパソコン。
制作費にはエキストラをもてなすための紅茶とビスケット代も含まれているそうな。
コンデジの動画機能も使い方次第ですよねえ。使わないのは当に宝の持ち腐れ。
ちなみにこちらの監督さんは、現在、『コリン』の配給報酬で購入したEOS 7Dで新作を撮っている最中だそうです。

C調型番に御用心。

2011-02-24 22:53:35 | Weblog
ソニーNEX-3がもう終了のお知らせなんですね。
ついこの間発売、って1年も経ってないですよね。サイクル早いなあ。
後継機はNEX-C3というらしく、4月にも発表との噂が流れています。
しかし、なぜ「C」なんだ?
NEX-3SとかNEX-4とかNEX-30とかじゃなくて、いきなりC。
意味合いからとして、コンパクトのCとは考えられない(これ以上小さくするのは逆効果)ので、コンサバティブのCなのか(フジX100のようなレトロ調で)。
旧ミノルタの一眼レフのヒエラルキーは、1,3,5,7,9の奇数数列が基本でしたから、より上位機種はNEX-7とかNEX-9になると思われるのですが、ひょっとしてNEX-5の後継機もC5なんだろうか。

何がCなのか、新しい「新3」に期待ですが、片落ちの「旧3」も、これから価格面で期待できますね。

疑惑の光芒。

2011-02-23 22:59:20 | Weblog
直線系でレトロいクールピクスP300UKニコンのサンプルを見てくれ。
1枚目の街灯の写真の光芒がこのカメラの仕様と合わないと思うのだが、こいつをどう思う?
街灯の光芒が、すごく、美しいです。

と言う、価格.comの口コミにUpされた素朴なギモンです。
こんなコンデジの絞り羽根で、このようなきれいな光条が出るかということなんですが、通常、羽根数の2倍の数の光条が出ると言われていますから、確かにホントにこのカメラで撮ったのか怪しい気がします。
ただ、光芒の大きさや位置に微妙なズレがあるように見えるので、「複数電球説」か「ミラー増幅説」もありえるとの書き込み。なるほど。
また、この程度のクラスのカメラで疑惑をかけられてニコンもいい迷惑だな、というのも、もっともなご意見です。
このような疑惑を招くサンプルを選んだこと自体が、ニコンならぬ光芒も筆のあやまり、とか。
お後がよろしいようで。

デジカメ未来形 スニーカーとスリッパ。

2011-02-22 20:25:44 | Weblog
この頃のコンデジ、どれも似たようなデザインじゃのうとお嘆きの貴方に。
・スニーカー編
ペンタックスのOptio WG-1
このカタチ、スニーカーの裏みたい。配色もそう。
ペンタックスは完全に吹っ切れましたね。ブレなし。
・スリッパ編
見逃していました。なんとスイバル機なのです。
その名もズバリ、Vivitar Swivel Shot
こちら、スリッパの裏みたいだけど、携帯ゲーム機みたいでもある。
実用性疑問のモーフィングエフェクト付き。

コンデジもまだまだこれからじゃ。

これ、豆カメラな。

2011-02-20 19:33:03 | Weblog
これはオドロキ。今時、二眼レフのニューモデルがでるとは。
と、思ったら、よく見たら「ミ二眼レフ」ぢゃないか。失礼しました。
サンコー、指先サイズの「ミニ眼レフカメラ」ってデジカメWatchのタイトル付けに、山田君座布団2枚取れ。
ちなみにこのMAME-CAMと、日本トラストテクノロジーのCHOBI CAM1は同じ製品みたいですね。

これらはトイカメラと言うのもおこがましいような「リカちゃんカメラ」ですが、静止画は“プロ用”クールピックス950と同じ200万画素だし、“動画デジカメ”サンヨーDSC-MZ3と同じVGAでムービーが撮れる。
しかも、ボーエンとワイドのコンバージョンレンズが用意されているとは、なかなかマニアです。

一体どんな絵が撮れるんだろうのか。
あ、ありましたありました、変デジ研究所にサンプルが
小さくて可愛いだけじゃない・・・やっぱり変なデジカメだ!
やっぱりね。

Gの復活。

2011-02-19 23:26:06 | Weblog
これはオドロキ。今時、中判のニューモデルがでるとは。
蛇腹のフジGF670が広角レンズで鏡筒固定になったGF670Wです。お値段27万円ほど。
なーんだ、ペンタ645Dより全然安いじゃん。EOS5DMk2より高いけど。

こう言うレンズ違いバージョンのカメラを出してくるのは、フジの中判カメラの常道で、6×9判ではGW690とGSW690があったし、6×4.5判では蛇腹のG645と鏡筒固定のGS645S、GS645Wがありました。
645は山登りとかネイチャー方面ご用達で、スナップにも使える機動性優先。690は解像度優先でもっぱら集合写真用でしたね。

そこで思うんですが、今話題のAPS-CコンパクトFinePix X100もフジの中では「コンデジの中判」であり(いわば6×4.5クラス)、次に24ミリ相当あたりの広角バージョンあるいは50ミリ相当の大口径バージョンを出してくることが予想されます。
ま、こういうパターンはすでにシグマDPで先例がありますが。
さらに言えば、フルサイズ(いわば6×9クラス)の同様の製品もあるかも。こちらライブビューでのマニュアルフォーカスのみでどうよ。
誰が使うかって、フルサイズの一眼レフが既に集合写真やブライダル関係に使われてますから、需要はないか。

沈まぬサンヨー。

2011-02-17 19:53:50 | Weblog
パナソニックとサンヨーの経営統合に向け、「ザクティ」ブランドの消滅が決まったとのことです。
製品そのものは引き続き販売するそうですが、今やコンデジに普通にHD録画が入ってきているし、ザクティ独自のグリップフォームは残らないだろうなあ。
左前になったサンヨーの中で、デジカメ事業は大いに売り上げに貢献していたのに、今後どうなるんだろ。
といっても自分で買ったサンヨーのデジカメはDSC-SX560だけだったりしますが(当時はこの程度の動画で大感激だった)。

サンヨーといえばとりあえずエネループですが、虎の子の乾電池めぐりパナソニックとにらみ合っているという話もありますねえ。
サンヨーは白物家電のおかげでアジアではパナ以上のブランド力という話もあります。
アクアやエコキュートやゴパンはどうなる。
うまく使い分けていけばいいのになあ。

アクションカメラが欲しかった。

2011-02-16 22:01:44 | Weblog
突然思い出したんだが、昔ペンタックスLXを使っていた頃、「アクションデュアルファインダー」がとても欲しかった。
ウエストレベルファインダーは持っていたんだけど、これは二眼レフみたいなスタイルでふさぎがち(?)になるので、アイレベルでもファインダーを離して使えるアクションなファインダーが欲しい。しかし、これは結構なお値段であった。
ニコンのアクションファインダーもカコよくて、憧れであった。
この目的には素通しの枠だけファインダーと言う手もあるので、ニコノスのスポーツファインダーを使ってみたりしたのですが、使いこなしには目の位置が難しいのです。

かつては一部の高級一眼レフしかファインダー交換できなかった。
今はあらゆるデジカメが液晶モニターでアクションだし、バリアングルやスイバルならウエストレベルも思いのまま。
逆にビューファインダーがなくなって、けしからんという向きもあるが、昔のアクションな願望の思い出のある身としては、まあ許してやりたいのであるよ。