活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

ニコン 100年の功徳。

2017-07-31 05:29:46 | Weblog
ニコン様が100周年です。
ニコン創立100周年はおめでたいけど、その記念プロダクトがスワロフスキーってどうなの
ガラスの置物18万円て、高いのか安いのか相場なのかよくわからないけど、ニコ爺が買うんだろうか。誰得という感じがするんだが。
DLシリーズの発売中止、半導体事業やカメラ事業の悪化、1000人規模の希望退職者と、ニコンはこのところあまりいい話がありませんね。
未だに会社事業の半分以上がカメラ関連分野ということが問題で、この構造改革が100年目にして切迫した課題ということのようです。
日本を代表するカメラ会社がこういう状況ですもんね。時代は変わりました。

もう一方の雄、キヤノンですが、実は今年80周年なのです。記念特別配当が出るという景気のよい話以外は特に動きがないみたい。
ちなみにリコーは去年80周年。こちらはリストラの真っ最中で、本社の銀座からの撤退がニュースになりましたね。
GRの80周年記念モデルがありました。
そういえば、ペンタックス60周年記念モデルがLX(1980年)、75周年記念モデルがEspio Mini(1994年)でしたから(両方と持ってたな)、2019年か2020年が100周年でしょうけど、まさかリコーの傘下になっちゃうとは思わなかったし、100年目には一眼レフのペンタックスがあるかどうか。
栄華盛衰。

このような情勢の中、どのメーカーも高付加価値製品への「選択と集中」を謳っていますが、この先どうなるのか予断を許しません。
ともあれ、光学兵器の軍事産業から一転「世界の目」となったニコンの100年。ニッポンにニコンがあってホントよかった。祝。