活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

キヤノン ル・ポピュレール。

2006-09-30 20:27:14 | Weblog
ついにセレン光電池式デジカメが!
ソーラーパワーでエコエコエナジー・・・
か,と思ったらさにあらず,ゴージャスIXYダイヤモンドなのだった。

うーん,キヤノンは絶対こういうことをやらない会社と思っていたのにな。
他社の金ピカ一眼(悪趣味)とか「高級コンパクト」とかには一切追従せず。
カメラは大衆のもの,という一筋を貫いているように思ってます。
たとえF-1に超望遠の白玉がいかに高価でもそれは職業者のため。
一部のセレブのためではありませぬ。

ただ,IXYダイヤモンドはeBayのチャリティーオークションに出品し,収益金は赤十字に寄付するとのこと。
これはこれでイイハナシダナーなのですが,このところ,IXY1000の外装に初めてチタンを採用したりで,ちょっと気になります。
観音様,勝ち組になっても衆上にあれ。

ブラジル風ライカ。

2006-09-28 23:29:16 | Weblog
なんかいいなあ,ブラジル。ラテン。
パナの海外でのデジカメ生産は初めてというのも意外な。
でもまあ,現地調達用としても年間1万台はごくごく小規模なので,これからですね。

一方,“世界の工場”のかの国ではこんなに多くのメーカーがデジカメ生産しているのですね。
やる気満々のオリンパスが特に奥までどっぷりな気がするのですが,今のうちにブラジルとかインドとかフィリピンとかベトナムとか考えないと,中(ry

快挙の事件はシグマの仕業。

2006-09-27 21:41:19 | Weblog
シグマ,怒涛の寄りww。
1400万画素FOVEONでSD14DP-1の波状攻撃。
むっちゃ面白いのが,“デジタル中判ビューファインダー機”or“帰ってきたGS645W”と呼びたいDP-1。
・・・ですが,今,問題としたいのはSD14の「14」。

14メガで「14」ならええやんけ,ハゲー。
でも,もし仮に13メガだったら「13」て名前つける?
あるいは,ここは意地でも無理しても14メガにUPしたとか。
そういえば,コダックのDCS Pro 14nは1371万画素でしたねえ。惜しい。

「13」のカメラは見当たりませんねえ。
ゼニットも12まで来て,16はあるけど,13と14はないみたい(つ社会主義リアリズム)。
コンタックス139,137も当初は心配してたそうですが,ガイジンはone thirty nineとか読んでくれてホッとしたとか。
今後も1300万画素に注目です。


しかし,相変わらず交換レンズは新製品ラッシュで,シグマは凄いなぁ。
シグマ本社の地下本部では,悪之宮博士(かつてはウチダと言う名だったとかww)がミスボーグ(律子タン,萌え♪)とともにカメラの世界征服計画に乗り出しているのではないだろうか。

追悼。霊界のタンバリン。

2006-09-26 20:42:17 | Weblog
黒木警視正,最近は北条特命主席管理官こと丹波哲郎さんが逝ってしまいました(つД`)・゜・
TVはあまり観ないクチなのですが,学生時代,「Gメン75」(と「プリンプリン物語」)だけはずーっと観てました。
青春とともにあったマイ珠玉の番組。7年もやってたんですね。

正に豪放磊落を絵に描いたような丹波さん,色盲であることを公言して憚らなかったことも知られています。
色盲というコトバも近頃の言葉狩りで,色覚異常とか色覚障害に言い換えられることが多いようですが(認知症や総合失調症と同じで何の解決にもなってない),男性の20人に1人という頻度は「異常」と呼ぶには適当ではなく,要は色の見え方の個性のようなもの。
何だかデジカメのホワイトバランスのようにも思えます。
みんながキヤノンである必要はなく,フジやオリンパスやパナに各々のカラーがあるように。

さて,せっかく大霊界入り。
ひょいっと何気に写真に写り込んだり,あるいは江原さんを介して霊界カラーを物語ったりして欲しいな,タンバリン。

4/3同盟共同戦線。

2006-09-25 21:36:04 | Weblog
おや,いつの間にフォーサーズのサイトがリニューアルしてますね。
今まで地味めだったのが,Flash多用でにぎやかに。
しかし,E-1が現役トップなのがやっぱ凄いなー。一方で製造中止はE-300だけ(爆)。
フォトキナでは,オリンパスとパナおよびシグマの3社共同製作の「フォーサーズシステム交換レンズカタログ」を配布。9月末からは店頭にもお目見えとのこと。

私,アスペクト比3:4のフォーサーズの味方です。
ただ当時はよく考えられた規格だったんでしょうが,どうも目論見が外れた観あり。
フォーサーズの生きる道は,一に小型化,二に小型化,三,四がなくて五にも小型化・・・しかないと思いますね。
E-400と小型化ズームは嚆矢とは思いますが,まだまだ中途半端。
ペンFは無理でも,ペンタMEくらいにならないかね。
パンケーキレンズも欲しいゾ。

ところで,どうしてシグマはフォーサーズのボディを出さないのだろうか。

追記)
今,オリンパスのサイトを見たら「オリンパス E-システム宣言」が公布されておりました。
“宣言”とはリキ入ってる。
APS-フルサイズ陣営(というものはないが)に宣戦布告。ガチ?
なお,E-1の後継機のデザイン,E-400に似てる。
ちゅうか,銀塩EOS 650/620にそっくりかも(懐)。

ベッサ・ムーチョ。

2006-09-24 23:45:30 | Weblog
ひっそりと(?)ベッサフレックスTM生産終了
中川右介さん(元カメラジャーナル編集長)の『ブームはどう始まりどう終わるのか』には,「中古カメラブームに大手メーカーが参入した。つまり,ニコンS3の復刻版である」旨のことが書いてありますが,ベッサシリーズこそ“中古カメラの新製品”の真打でした。
ブームは遠くですな。

距離計ベッサも徐々に終了のようですので,今後はツァイス・イコンに集中するのかなあ。
そういえば,エプソンRD-1の廉価版を出す話があったのはどうなったんでしょ。
ライカM8の登場で再度注目されるジャンルと思うのですが。
ひょっとして,ベッサはデジタル化?(期待期待)。

They say it was in India.

2006-09-23 23:29:10 | Weblog
昨夜のブログを書く際にデュフレックスのことを検索していたら,パナソニックのこんなページを発見。

ISM ものづくりスピリッツ発見マガジン
ガンダーラ井上の帰ってきたトリガーハッピー「デジタルカメラ ルミックスL1」

ガンダーラさんがライカなど薀蓄しつつDMC-L1のことを宣伝しちゃうページなのですが,なぜか冒頭で浅草の早田カメラの早田さんが出てきて,“フラットトップ一眼レフ”について語っています。
フラットトップなんて言い方,初めて聞いたなあ。
ここでデュフレックスとフォカフレックス。また,レイフレックスとペンFについても触れられています。
あとニコレックス35/オート35についても一言欲しかったところ。
もちろん,E-300,E-330については何のフォローもなし。

続けてOISやライブビューからマウントアダプタなぞを説明。
「走る人がいない」というのもあります。走る人=スポーツモードのこと。
初心者向けのシーンモードなんてL1には付いてませんっ,ということです。
何だかなあ,どうもポイントが上滑り。
一部で“なんちゃって一眼”と評されているL1。
ガンダーラさん,誉めるところに苦心している感じ。
一眼へのパナの道遠し。

どうしたら行けるのだろう 教えて欲しい
愛の国 ガンダーラ
(歌詞と本文は関係ありません,多分)

アルタイルの光いずこ。

2006-09-22 23:58:50 | Weblog
「何でも鑑定団」に紹介されてちょっと話題のアルタイル
お尋ねカメラ,100万円の懸賞金付き
確かに見かけはコンタックスSそっくりですな。
アルタイルの話は寡聞にして知りませんでした。
クイックリターンミラーは手ぶれ防止用とのこと。ショックを防ぐためにシャッターを押すと自動的にミラーアップするということなんでしょうか。

さて,板橋区の懸命の捜索にも関わらず,アルタイルはまだ発見されていないようです。
ああ11月の見本市までもう時間がない。
ヤルーフレックスはタンスのつっかいになっていたのを発見されたそうで,意外なところから出てくる可能性はまだ残されているかも。
これをご覧の旧家の方は是非タンスの裏を探してみて下され。

先進の新機能が町工場で発明され,極小メーカーで少数のモデルが作られた。
後年になってこれが再評価され,世に日の目をみる―デュフレックスとかカスカとか。
こういうロマンは・・・デジカメにはもうないでしょうね(遠い目)。


手ぶれよ,さようなら。

2006-09-21 23:56:28 | Weblog
全国15万人のパワーショットGファンのみなさん,こんばんは。

やっと出たG7。
クラシカルデザインでカコイイ黒ボディがいいぞいいぞ。
と,思いきや,液晶固定で月並ズームじゃあありませんか。
Gはバリアングル+大口径が売りだったのに・・・。
キヤノのいけずっ。

でもでも,言っちゃあ何ですが,代わりに驚異の新機能“ツインシェイクガード”を搭載だす。
手ぶれ補正は「シャッタースピードに換算して最大約7段分もの補正効果」だあ。
7段ですよーーww。(←上記リンク先ページの最下部を見よ)
私ゃ自慢じゃないが,35mm域(35ミリ判相当)なら1/15秒は軽くOK。
と,いうことは8秒が手持ちで行けるのか!?
まさか。This Science Fact?

でも,よくよく読むと,
「夜間や暗い室内での撮影ではブレを止めることが難しいもの。そんなときは、「レンズシフト式手ブレ補正機構(IS)」と「高感度」を同時に利用しましょう」で,7段。
これって,柔道4段,空手3段,あわせて7段,どこからでもかかって来なさい,ってな言い方やん。
JAROって何じゃろwww。