活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

単体カメラ殲滅SV計画。

2017-08-22 05:41:49 | Weblog
スマホ普及で売れないコンデジ このまま消滅してしまうのか
コンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)やデジタル一眼レフ、新型ミラーレス機などカメラ製品全般の販売不振が世界中で止まらない。
ここまでカメラが売れなくなった理由は、ただひとつ。スマートフォンの台頭で市場を奪われたからだ。

ま、そのとおりですね。改めて言うまでもない。
最近はスマホでも手振れ補正やボケ効果もカバーしてきているから、単体カメラのプライオリティはさらに窮地に追い込まれています。
スマホに足りないものといったら、唯一、レンズ交換くらいじゃないかしら。
現状は、コンバージョンレンズをマグネットでくっつけたり、洗濯ばさみで押し付けたり、大仰なホルダーで固定したりしていますが、ちゃんとしたマウントを規定して、スマホのボディに固着できたら―それは単体カメラに止めを刺すことになるのでは。
Appleが着脱式レンズの新たな特許を取得、今度はバヨネット式マウント
うーむ、スマホのレンズマウントの問題は「強度」のようですね。確かに。

レンズではなく、センサー内蔵のカメラユニットを着脱する方法もありますが(ソニーとかハッセルとか)、現状、これらはデカくて、これだったら単体カメラを別に持つのとあまり変わらない。
なので、もっと小さくて平べったいCONTAX SL300RT*みたいなカメラユニットをジョイントを介してスマホにドッキングする方法はどうでしょうか。
このジョイントをマウントとし、高倍率ズームとか大口径標準とか超広角とかのユニットを着脱できる。いいかも。
しかもスイバルだ。カシオ、やってくれ。

よく考えると、時代の流れとともにカメラの形式が変わっただけで、写真文化は飛躍的に発展中と言えます。
「奪われた」とか「消滅」とか何かネガティブな論調で語られるけど、実は良いことですよね。要は発想の転換かと。