活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

一眼レフの呪い。

2015-01-22 07:26:37 | Weblog
パナ留美のGF7が何となく一眼レフを思わせる微妙なデザインで、この手のトイデジにさも似たり。
ペンタ部に相当する出っ張りの部分は、フラッシュと自撮りモニターのヒンジにあてているのですが、このカタチは狙った感もありますねえ。
これまでのGFシリーズとは違った雰囲気で、むしろGM1改あるいはGM10と言ったところでしょうか。

「みんな大好き一眼レフ」なせいか、ミラーレス機は「レンジファインダー機ライクな弁当箱」タイプよりも、「ミラーのない一眼レフ」タイプ(cf:オリOM-D、フジX-T1、ソニーα7)の方が人気のようです。一眼レフ50年の刷り込みですよね。
疑似ペンタ部はフラッシュやEVFを組み込むのにちょうどいいし、個人的予想としてはニコンD3000系やキヤノンKissはそのままEVF化するんじゃないかとみているんで、三角頭の方が主流になるかもなあ。
弁当箱派の私としては、とりあえず近い将来のα7000が三角野郎になっちゃったら、がっかりだよ。

永遠のF。

2015-01-15 23:04:52 | Weblog
本日の日経にニコンD5500の発表の記事が載っていました。
ニコン、一眼レフにのぞく執念 逆風下で最軽量新製品
一眼レフ市場は2012年をピークに減少、14年1~11月も23%減と大幅マイナスとなった。
ニコンにも逆風が吹くなか交換レンズなど半世紀以上育成してきた事業基盤を生かすため、一眼レフにこだわり続ける。

交換レンズに旨味があるため、ミラーレスにはシフトできない。一眼レフにこだわる、というもの。だって、
1959年発売の初の一眼レフ「ニコンF」以来、大きくレンズの規格を変えず、投資したレンズ資産を生かせるという安心感を確保してきた。
とはいうものの、D3000/5000クラスではオールドニッコールは実用的に使えないものが多いし、使える上級機にしても、そんなの好き好んで使うのはニコ爺のさらにマイナー層であって、“不変のFマウント”はあまり理由になっていないと思う。
そうやって既得権益に甘んじていると、残されたパイもミラーレスに奪われるとになりかねないのでは。

ミラーレスにより踏み込みたいが、一眼レフは捨てがたし。
そんなお悩みのニコン様に妙案です。
D3000/5000クラスの一眼レフは、OVFの質から言ってもレフである必然性は低い。
だったら、Fマウントのままミラーレス化する。要はペンタックスK-01みたいな奴ですね。
で、交換レンズはマウントアダプタ付きで販売する。そのままだとGマウント(仮称)だが、アダプタを外すとFマウント。
もちろん、別系統のDXフォーマットでGマウントの薄型ミラーレス機も並行して発売する。
ってな方法で、段階的にミラーレス化を進めてはどうでしょうか。
Fのままにニコンを変えずにニコンを変えたってことにしちゃいなよ。
キヤノンはきっとKissでこれをやると睨んでいるのですが。

イチガン新春黄金シリーズ。

2015-01-11 21:29:18 | Weblog
おっと2015年ぢゃないか。
6月には使徒が来ちゃうぜ。もうそんな年かね。
このブログも11回目の正月だ。
とりあえずめでたいので、幸先は黄金=ゴールドで行きやしょう。

昨年末話題になったニコンDfゴールドはほどどの金で使用可能なカメラで済んでますね。金ピカコードことローライコードⅠ型的な実用性が前面で好ましい。
しかしかつては、ニコンFAゴールドとかペンタックスLXゴールドとかコンタックスRTSゴールドとか、全身金ムクでおよそ実用になりそうもない成金趣味のゴールドモデルがありました。ミノルタCLEゴールドもあったな。
いずれも80年代前半、バブル直前ですね。遅れてきたコニカヘキサーゴールド(93年)は御愛嬌ということで。
熱狂から醒めて以降、成熟(老成)していった日本では、もうこういう金キラしたモデルは出ないだろうなあ>今後中国で期待。

と思ったら、なんと本当に芯からゴールドなニコンDfが売り出されました。
お値段500万円。何でも金ピカにしてしまうBRIKK社がアレンジしたもの。
誰得?やっぱお金持ち向けに作っチャイナ?

そもそもだけど、1年で旧陳化し、3年経ったら懐カメ、5年経ったら燃えないゴミと化するデジタルカメラにゴールドと言うこと自体が馴染まないように思いますがねえ。