活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

ズームとテンガ。

2013-11-30 15:27:30 | Weblog
パナ留美のGMは小さいですねえ。しかもメタルな外装が高品位でいい感じ。
1型やAPS-Cコンパクトへの対抗馬といった位置づけでしょうか。
しかし、それよりなにより気になるのが沈筒パンケーキズームG12-32mm F3.5-5.6
手にとって見ると「想像以上に薄かった」です。
パナソニックのマイクロフォーサーズ用の交換レンズは、安いキットレンズでも手を抜いていないと評判が良いですよね。この極薄ズームもなかなかの性能のようです。

ただ、個人的には沈筒レンズは好きじゃない
さあ撮ろうと構えた際にレンズを伸ばすワンアクションが入るのがイヤ。
バルナックライカのエルマー50mm F3.5も、ローライ35のテッサー、トリオターも使う度イラついたものです。
だから、オリンパスペンもズイコーの沈筒ズームは避けて、パナ留美の固定鏡筒のズームを着けて使っています。
ここんとこ若干説明させて頂くと、
①オリンパスペンの標準ズーム付きキットを買う。
②レンズだけヤフオクに出す。
③パナ留美の標準ズーム付きキットを買う。
④ボディだけヤフオクに出す。
あるいは、③パナ留美の標準ズームを単体で買う。
と、実に割高な買い物w

ところで、NEX-5Nも使っているのですが、こちらはE16mm F2.8とE18-55mm F3.5-5.6のダブルレンズキットで購入しました。
この2本は評判が悪くて有名(?)ですよね。
特に16mmはケータイにも劣ると酷評されていますが、実際その通りでしたw
18-55mmの方は、まあ普通に写りますが、NEXに似合わないでかさと妙に平板な描写で、好きになれないタイプ。
で、こいつらはヤフオクに送り出し、沈筒ズームE16-50mm F3.5-5.6に買い換えました。
なんだ宗旨変えかよ。
と言うなかれ。スイッチオンで自動的に繰り出するなら、沈筒でもそうまだろっこしくないのだ。大方のコンデジもそうだし。
そういうことで、このズーム、画質もまずまずだし、コンパクトさを気に入って使っていたのですが・・・壊れました
「レンズエラー」が表示されて、レンズが伸びなくなった。
つまり、ソニータイマー・・・ではなくて、スリープ状態のままカバンに片付けたのが、何かの拍子でONになり、カバンの中で無理無理繰り出そうとして、駆動系に力がかかって壊れたみたい。
修理に出したら見積額2万円で、修理はやめました。

ここでやっと話は最初に戻って、要は「沈筒ズームは電動はダメ。やっぱ沈筒は手動に限る」ということです←結論。
かのヒット商品TENGAも、あくまでも手動にこだわり、電動タイプは開発しない方針とか。それが安全と安心なんだそうです。ナルホドー。

G12-32mmはやっぱり買っちゃいそうですw
一点だけ注文。パナ留美GMですが、レンズを繰り出すとスイッチオンになる(フジX10/20みたいに)ともっと良かったな。

ソニオリ連合で大も小も兼ねる。

2013-11-20 20:42:28 | Weblog
古い話で恐縮ですが、ペンタックスMEは当時世界最小最軽量で、これは小さい!と感激したものだった。
けど、ペンタックスauto110はもっとホントに小さかった。
って、あたりまえじゃん、35ミリ判と110判だもん。と言うでしょうね。
ところが、このミラーレスを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく・・・大きい(小さい)です・・・。
そうなんですね。フルサイズのα7とマイクロフォーサーズ(110判とほぼ同じ)のOM-D E-M1が同じようなボディサイズ。
解っていても、こうして見ると随分ですねえ。如何にα7が小さくて、如何にOM-Dが大きいか。いや、センサーサイズから言えば、如何にα7が大きくて、如何にOM-Dが小さいか。
ただ、αの方はレンズが小さくならないから、トータルバランスはまた別。一方、OM-Dの方はもっと小さく出来るハズ。
オリンパス 笹宏行社長が、ソニーとカメラ事業の共同化を示唆
この辺、ミラーレスのフルサイズ、APS-C及びマイクロフォーサーズを両社で整理し、再定義してくれたら・・・二強を凌ぐアレも夢じゃないかもね。

ある意味、9眼。どの道、1眼。

2013-11-15 23:16:00 | Weblog
「ある意味、9眼」 9眼カメラ!? カシオから高級コンデジ「EX-10」が誕生
wwww
山田君、このキャッチコピーを考えた人に座布団9枚っ。

ブラケットのパラメータを2つ設定できて、3×3の組み合わせで9枚連写するということなのですが、どういう意味で「眼」なんだ、ええっ!?
パラメータ1つで3枚連写するフツーのカメラは「3眼」だったのか。
おいらのローライフレックス3.5Fはブラケットなんぞできへんけど「2眼」でよかったのか。
と、ツッコミどころ満載だあ(喜)。

想定上回る勢いで縮むデジカメ市場
せっかくのユニークな意欲作ですが、1/1.7型ではインパクトがない。
もっとも、どの道、「1眼」にしたって、そう先が長いわけじゃない。
カシオはそろそろ撤退の潮時じゃないかなあ。

なんだかんだと言われたら・・・白い明日が待ってるぜ。

2013-11-10 14:42:08 | Weblog
フルサイズミラーレスのα7、'80sレトロのニコンDf、K最上級機ペンタK-3、"プロ仕様"OM-D E-M1、ウルトラコンパクトなパナ留美GM・・・と新製品の発表ラッシュのこの秋。
キヤノンだけ何ンもなくて寂しいナとの世評(ヒュウウと木枯らし>効果音)。
と思っていたら、かの隣国のキヤノンのWebサイトにティーザー広告が。
待望のEOS M2・・・ではなくて、一眼レフらしいが、X7を投入したばかりなのにどういう位置づけのモデルなんだろう。
と思ったら、広告には「2013年11月、キヤノンはホワイトワールドからスタートするだろう。間もなく登場」と述べられており、どうもX7の白のカラバリらしい(参考)。
もちろんキットレンズも白レンズとなるわけですね。
コリァいい。ひざポン。

ニコンの古(固)ネタ。

2013-11-05 21:49:10 | Weblog
ちら見でじらされていたニコンDfが発表されました。
事前の予想通りアナログ操作を主眼としたニコンFMなクラシックデザイン。
と、言いたいところだが、何このコブだらけで厚ぼったいのw
少なくとも“シンプルニコン”FEと程遠いゴテゴテデザインだわ。
メニュー切り替えで済むところを、わざわざダイヤルやボタンに振り分けた結果、こんなに鬱陶しくなっちゃいました、みたいな。
MFレンズを本来の機能で活用可能なのは、“不滅のFマウント”のニコン固有のメリットなのですが、だからといって、こういう「なんちゃって古ニコン」ではねえ。