1/1.8型CCDと言えば。

ハイエンドを除いて，コンパクトデジカメにはあまり使われなくなるんじゃないかと個人的に思ってる1/1.8型CCDですが，そう言えば，昨夏に話題になったauの320万画素ケータイA5406CA by CASIOは1/1.8型ですねえ。1/2.7型でも十分だったと思うのですが，何か意図があったのでしょうか。開発技術者インタビューでは600万画素も可能とも言ってますが。
実は次に狙っている「デジカメ」がこのA5406CA。価格もこなれて来てるし，そろそろ。

ワレ，イクシストニ也ニケリ。

カタログにあった（ワタシにとって）コロシ文句『スタイルと美しさが高次元で融合したフラッグシップモデル。イクシ・デジタル500』
へえ，コンパクトカメラに「フラッグシップ」とは。それだけリキ入ってんのなー。
てな具合で，キヤノン商法にころっと乗せられてしまいました。
リサーチ開始。地元大型電器店100満ボルト：28,800円，ヤマダ電機：29,500円＋10％ポイント還元。
次いで近所のキタムラを覗いたら，おっと29,800円にケース付だ。よっしゃ！
早速交渉して27,000円でゲット。ちなみに，この店でデジカメを買うのはこれで5台目というのもあるのでしょうが。

で，ワタシも晴れてイクシスト。DiG!Cに洗脳されるかな？

画素数は失速するか。

どこまでやるの？画素数UP（あるいは言い換えて極小画素）。
と，言われ続けて今や1/1.8型で700万，1/2.5型で500万，1/2.7型までもが400万画素まで来ました。
どうなんでしょう。現状の基盤テクノロジーではこのあたりが限界ではないかと。
2/3型では800万画素出していますが，これをカバーするレンズとボディの大きさから考えると，コンパクトデジカメに適したCCDとしては1/1.8型が上限かと。また，これに見合う最適な画素数としては500万クラスではないでしょうか。
というか，これ以上はファインプリントを求めるプロ，あるいはアドバンスアマチュアの領分。ほとんどL版，まれにA4伸ばし程度の一般人には無駄なスペックです。
コンパクトデジカメの画素数競争は今年頭打ちと見ますが，まあ，どうなることか。

ところで，1/1.8型の500万画素のデジカメは意外に少ない。俄然，気になり始めました。
IXY digital 500が底値で，そろそろ在庫払拭の折り返しにかかっています。
今買うしかない！と今日はあちこち物色に行ってきた次第。（この項，続く）

デジカメは失速するか？

デジカメ，初の前年割の発表がありましたが，よく見りゃ年間生産台数たったの6000万台ほど。
たったの，というのは，ケータイは億単位なのだ。しかも，契約人数は16億人！
デジカメが通信機能を持ち，ケータイと一体化して行くことは誰にも見えている近未来。
まだまだ，いや，これから無限のポテンシャルを有する成長分野のハズ。
その具体像はまだハッキリしないけれど，新しいカメラ，そして，新しい写真の新時代はもうそこまできている，と楽観しておきましょうよ。

GoGoチャイニーズガリーフォト。

夜の銀座有楽町の交差点でストロボをぱかぱか焚いて写真を撮っている女の子。
人通りの中を辺り構わず撮りまくっていて，おお，ガリーフォトのFlash Upか？と思ってよく見ると，女の子は5人組で写真を撮っているのはうち3名。自分らの記念写真やらショウウィンドウやら通行人やらお構いなし。
さて，通り過ぎる時。聞こえてきたコトバが中国語なのです。
そう，中国から銀座に観光に来た若い女の子の集団らしい。スタイルもファッションもイケていて，セレブな人たちなんでしょうか。
中国と言うと，天安門広場あたりで海鴎二眼レフで一枚一枚丁寧に写真を撮る姿を想像してしまいますが・・・先入観ですね。
対して，地方の田舎のわが町は繊維工場が多く，働いている中国の若い女性を街中でよく見かけるのですが，誤解を恐れずに言うと，「女工哀史」を思わせる佇まいがあります。
まあ，このへんの格差というか，どこの国でも同じなのかも知れません。
なお，銀座の彼女らのカメラは，サイバーショットP（型番不明），オリンパスμ mini，パワーショットA95でした。
日本をどういう風に撮ったのか，見てみたいものです。

写真展搬入にて。

写真クラブ・フォトＣの写真展が明日から福井県立美術館で開催。本日搬入にて，今日は休みを取りました。
実は全然用意ができてなくて，案内ハガキやメンバーの掲示用プロフィールの作成をやっていたら，自分の作品が一番後になってしまいました。
それでも午前中にHDから適当な写真を探して，ちょっと悩んだ後，古写真風に画像処理して，ハイ出来上がり。題して「タキオン」。昔の光今何処。（近日中にe東門画廊にUP予定）
さて，プリントアウトするのですが，これが難儀。思ったような退色感や粒状感が出ない。モニターでは結構イケてるのにな。
はて，と思って，もう一台のパソコンで観てみましたが，まあいい具合。
ここで考えてみると，要は，光をモノに換えること，データをプリントすること自体に抵抗があるんだな。
プリントが写真なのか？どうも違うような気がして。

フォトＣは1982年設立で，地元の優秀なアマチュア写真家を多く輩出しているクラブですが，老舗にも関わらずスタイルに束縛のない自由な雰囲気が特徴。今回の写真展も，伝統的サロン風写真からストレートフォト，写真に墨を塗りたくる前衛的作品までバラエティよく揃っています。
「男のデジカメ」Kさんは，今回，デジタルファインプリント。銀塩で気合を入れても出せないような素晴らしい質感と鮮鋭さ。
曰く「思いっきりインク使った」，とのこと。
プリントが写真も然りです。

写真最後の日。

ううむ。ケータイを通信不能にするウィルスが見つかったそうな。ケータイに感染するウィルスは確かつい最近出現したと思っていたのに，進化が早い。
ここで思い出すのは，jpegに感染するウィルスPerrun。ウィルスと言っても，正確にはインプラントするのみであり，Perrun自体がJPEGファイルに感染することを証明する「コンセプトウィルス」ということらしい。誰がこんなヒマなことをするのでしょうかね～。
で，発見された2年前は一時盛り上がりましたが，これ，その後どうなっちゃんたんでしょう。昨年は，もっとタチの悪い新種も報告されていましたが。
デジカメとネットが融合する時代には（ごく近い将来），あっと言う間に世界中の写真に感染が広がる，なんてこともありうるわけで，画素数UPや一眼レフも必要ですが，この辺の研究と対策も怠りなくメーカーにお願いしたいところですネ。

当世デジカメ気質。

昨晩の我が写真クラブ（地元ではアバンギャルド系。平均年齢50歳超ですが）の新年会でのデジカメの話題をピックアップ。
・デジタルも写真と変わらん。プリントでは（銀塩と）見分けがつかん。
・銀塩からだんだん楽なデジタルに流れてしまう。これはいかん（と自分に言い聞かせている）。
・ニコンとキャノンのデジタル一眼レフは今までのレンズがすべて支障なく使えるのだ。
・今一番欲しいのはメガピクセルのケータイ。（←これ私）
・200万画素のケータイを持っているが，ケータイでは写真を撮ったことがない。やっぱ写真はカメラや。
・デジカメが安い。いつの間にこんなに安くなったんだ。
・暗室でじわじわと像が浮き上がってくるのが写真に相応しい（と石内都が言っている）。
・観光地の記念写真屋さんがフジGW690で撮った集合写真を見本として送ってきたが，スキャンして皆に配ってしまった。（←これ私）
・どうせデジカメを買うなら，オモチャか，あるいは長く使えるモノかのどちらか。
・デジカメはキヤノンが一番キレイ。他社が追いつけない。
・プリントするのがやだ。写真でなくなる。（←これ私）
なんだかんだ騒いで，Kさんの「男のデジカメ」COOLPIX 8400で記念撮影してお開き。

四角四面モード。

地元の「ふるさとギャラリー淑羅」でシックス会の作品展が開催中。「6×6判」のカメラを使った正方形の写真の魅力を紹介している。最近あまり使われなくなった「6×6判」のカメラで撮影する写真の創造性を見なそうとのことにて，代表の山本さん（77）は「（前略）構図が難しい反面，表現が広がる」と話している。
（福井新聞1月21日より抜粋）

実は私も6×6が大好きで，ローライやブロニカを使う時には必ずノートリミングで伸ばしておりました。
同じものが写っていても，正方形では長方形と全く違う写真になってしまう。枠で生じる独自の空気感やテンションが面白くて。
そうです。デジタル写真の縦横比は（特別なものを除いて）3:4の長方形ですが，画面サイズ選択メニューの中に，正方形（スクエア・フォーマット）を入れては如何か。特に，スイバル機を二眼レフのようにウエストレベルで使っていると，あったらいいなと感じるところ。トリミングすればいい，と言うものではありませぬ。最初から正方形でフレーミングするのが醍醐味。
スクエア・フォーマット・・・ああそう言えばありましたね。ローライ ミニデジ。このカメラ，もうちょっと気合が入っていればねえ。

その方，金さんなる遊び人を知っておろう。

ごめん。Exifは元々ちゃんとGPSデータが記入可能なようになっておったわ。お見それしました。
写真をそのまま添付してくる奴（単にリサイズが面倒で）。メールボックスがいっぱいになってしまって至極迷惑や。大体，おまはんのカメラや撮影時刻が読み取られてしまうんやで。しかも，誰も居ないと思ってみても，エンゼルとこの金さんの桜吹雪が場所（位置）までまるっとお見通しや。天網恢々。ははは。（←町田康が入っている。）
しかし，Exifは消したり，あとで書き込んだりできるから，あんまり確かでもないがな。はは。そうじゃろそうじゃろ。
GPS対応デジカメとしては，カシオQV-4000GXとか，リコーのRDC-i700 modelGとかCaplio Pro G3が，古くコダックのDC290とかがあるとか。
今はどんなんあるんやろ。あ，ケータイや。ケータイやがな，そもそもは。GPSケータイのカメラで撮った写真は，Exifに位置情報が書き込まれておるとはな。へえ，お見それしやした。