活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

中国の不思議な一眼。

2015-04-16 21:30:19 | Weblog
ニコン、ガワだけひとつ上の機種に偽装した一眼デジカメに対する注意喚起
ニコンは4月14日、同社一眼レフ機の不正改造品、模倣品に関する注意喚起を行った。
一例としては、一眼レフデジカメ「D800」を外観カバーを一部取り替えて「D800E」としたもの、同様に外観カバーや銘板を換装して「D4」を「D4S」に、「D7100」を「D610」としてものがあるという。

「D800」と「D800E」「D4」と「D4S」、こりゃあるわ。というか、銘版がなきゃ区別がつかない。
しかし、「D7100」と「D610」は似てるとは言え、片やDX、片やFX。このクラスのカメラを購入する人を騙せますかねえ。
と、思いきや、実際に2つとも使っている方でも間違えやすいようです。
最近のニコンは後継機に似たような品番で、外観もそれほど手を入れないことが多いことも、今回の偽物騒動の原因の1つにあると考えられます。
サイクルが速すぎるとのバリエーションが多すぎる。後継機症候群で、もはや、みんな似コン状態。
やっぱりね、そうだよね、しんどいね、未練だね。

マジチェキ 即席の逆襲。

2015-04-03 07:45:14 | Weblog
変態だあ。二眼レフのインスタントカメラInstantFlex TL70
中国のMINTという会社が開発したそうですが、発表会場?に詰めかけているのは、マスコミ関係ではなくて、コアな素人さんたちのような。
中国もずいぶん変わったものです。改革開放。
どうしてもかさばるインスタントカメラをレトロな二眼レフに組み込むのはナイスアイディアですね。
フジのチェキのフィルムを使うのですが、パテント的にOK牧場なの?
昨年、ロモからやはりチェキフィルムを使うクラップカメラLomos Instantが発売されて話題になりましたが、インスタント界は何でもありですねえ。
今チェキが売れまくっているところで、おいしいところを中国に持って行かれるのは悔しい。
国内メーカーにもライカ型とかハッセル型とか開発して欲しいぞ。


キタコレ!中華クローンレンズ。

2015-04-01 21:08:16 | Weblog
昨年秋に中国の新興写真機材メーカーYongnuo社がキヤノンEFレンズのコピーを開発したことが話題になりましたよね(50mm F1.4 USM,50mm F1.8及び35mm F2 IS USM)。
続いてニッコール 35mm F1.8Gもクローンしちゃうとのことでした。
ところがこのほどYoungnuo社から発表されたのは、なんとオリンパスペン用のズイコー38mm F1.8
え、マイクロフォーサーズにそんなレンズあったっけ??
そうなんです。正確にはオリンパスペンF用のF.ズイコー38mm F1.8のコピーなんです。
当然ペンFマウントでMF。
レンズと同時にマイクロフォーサーズ用とソニーEマウント用及びキヤノンEOS M用のマウントアダプターが用意される予定だそうです。
なるほど。考えようによっては、かつてのタムロンのアダプトールシリーズと同様の「マウント交換式交換レンズ」とも言えます。意外に人気になるかも。
Youngnuo社では、ペンFマウントをAPS-C判ミラーレスのユニバーサルマウントに育てたいと考えており、第2弾として、G.ズイコー 60mm F1.5のクローンの製品化を計画しているとか。これはイケてけそうですねえ。
ブランドとしてコダック(現在はアメリカのJC imaging社が管理)を使用することも考慮中で、これらのレンズにエクター銘が復活するかもしれないとのこと。
若いってスバラしい。今後もヤングから目が離せません。