Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

1月14-15日東京オペラプロデュース「プロコフィエフ:修道院の結婚」直前に吠える(No.1973)

2012-01-12 17:18:54 | 演奏会案内
 世の中に「大作曲家の主要作品」であっても、「日本初演」されていない曲は多々ある。

プロコフィエフ「修道院の結婚」も明後日14日が日本初演


 リンク貼っておいたので、興味ある方はご覧下さい。


 このプロコフィエフ「修道院の結婚」は日本初演なので(海外で聴いた方以外は)舞台初。そんな時に私高本はどのような手順で準備するか?、何を期待するか? などをお話しする。

 まずは、猫頭の脳内で 「プロコフィエフの舞台作品」を想起する。何と言ってもバレエの「ロメオとジュリエット」と「シンデレラ」。時計がギクシャク鳴る様や、悲恋の行く末を見通したような甘い旋律を思い出す。次に、オケ作品を(協奏曲込みで)想起する。ピアノ協奏曲第3番の力感が印象深い。ピアノ協奏曲第2番の方がさらに力感あるのだが、猫頭には第3番だけが想起された(爆
 次に「室内楽以下の編成」を想起。これは真っ先にピアノソナタ第7番と第2番が想起された。力感溢れる > 2曲とも。

 交響曲が想起出来なかったがまあしゃーない。印象薄いんだな > 私高本にとって。特に嫌な感じも想起しなかった(メシアン「トゥーランガリラ交響曲」は嫌悪している。今後2度と聴きたく無い!)ので、まずは「修道院の結婚」は手持ちCDが無いので、CDを発注することにした。手順は以下の通り。

  1. HMVで「prokofiev betothal in a monastery」で検索 → 6件しか当たらず、内4件がゲルギエフ盤DVDとCD


  2. オペラDVDを「資料」で観る習慣は無い。折角の機会なので「プロコフィエフオペラ全集CD」購入を決意!


  3. 日アマゾン、米アマゾン、英アマゾンで「ゲルギエフ全曲盤」を検索して、「カートに入れて精算金額」を全て出す。米アマゾンのサードパーティーが安かった。送料込みで $47.12総額だった。「6オペラ」全曲で! 大体1ドル=80円なので4000円弱じゃん!!!


  4. 「発送したよ。1ヶ月くらい掛かる鴨」メールが来てから1週間経ずに到着。米アマゾンもサードパーティは速い!



 ・・・で、発注後1週間でCDが到着したので、早速聴く。ショスタコーヴィチ「鼻」や「ムツェンスク郡のマクベス夫人」に近い感触。結構好み! ロシア語は全くわからんし、今更、猫頭がロシア語習得できるワケない(爆
 尚、CD到着までの間に、「ロメオとジュリエット」「シンデレラ」「ピアノ協奏曲第3番」「ピアノソナタ第7番&第2番」は手持ちのCDで聴いておいた。どれも名曲だ!!!


 オペラ鑑賞は、聴き手により「興味の範囲」が大きく異なる。いろんな人がいる。私高本は以下の通り。

  1. 「世界初演」「日本初演」が大好き!


  2. 音楽最優先!


  3. 演出に関しては「良ければ良い」スタンス。読み替えでも新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」のようにごく稀に良い演出もあるが、「日本初演」では避けて欲しい、が強い希望


  4. プロデューサー、指揮者、演出家、オケ、ソリスト の順に見ることが多い。「老田裕子」とか「大隅智佳子」とか『若手有望ソプラノ』を見付けた場合は別。優先順位1位になる(爆



 今回は「大隅智佳子」を見付けたので、全ての予定をやりくりして「大隅智佳子出演Aキャストの日」はスケジュール開けた。だが「Bキャストの 岡戸淳 と 橋爪ゆか」も聴き逃せない! スケジュールのやりくりは難航したが解決させた。(した、では無い)


 ・・・が、プロコフィエフは「著作権生き残ってる作曲家」であるペトルッチでは見ること不能。DOVER でもリプリント版出版されていない。楽譜見ること能わず > って、単に「高い著作権生存中楽譜」買えない ってことを意味する。まあ、しゃーない。カネ無いし(爆
 あっても、シューベルトピアノ五重奏曲D667「ます」 よりも「縦に長い楽譜」はあまり読むのが好みでないし、、、


 ・・・のような人間模様を経て、東京オペラプロデュース「プロコフィエフ:修道院の結婚」を聴きに行く。批評は書けるかも知れないし、書けないかも知れない。楽譜読んで無いからなあ > 貧乏はしたくないものだ(泣

松尾史子代表が選んだプロコフィエフ「修道院の結婚」で、飯坂純指揮 + 八木清市演出 のコンビは過去名演揃い!


なことはここに明記する。直近は

東京オペラプロデュース「メノッティ:ブリーカー街の聖女」


 大いに期待して「日本初演」を待つ。
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