Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

下野竜也指揮正指揮者読響修了演奏会「ブルックナー:交響曲第5番」2日目NTV放映批評(No.2288)

2013-05-31 22:09:20 | 批評

メインマイク主体の「気難しい音」を見事に拾い上げ、「下野竜也 X 読響」ブルックナー交響曲第5番を描き尽くした名録音!


  このプログラムは、2日とも聴きに行き、両日共に「公演批評」を掲載した。2日目は佐伯周子と共に聴きに行った。 1日目 批評2日目 批評。リンクを貼っておいたので、ご覧頂きたい。


 演奏については、1日目批評の通り。これほど、細やかな表情を描ける指揮者は、(朝比奈隆、スクロヴァチェフスキ、インバルを含めて)聴いたことが無かった。細かいことはリンク先を読んで下さい。


『読響放映の音響の良さ』は、「放送音響の自然さ」は、N響 や 「佐渡裕の題名のない音楽会」とは「別次元の素晴らしさ」


である。

おそらく『メインマイクのバランスが50%以上』


だと思う。これは

「メインマイクの位置が正しい」&「メインマイクの音響特性が素晴らしい」&「バランスエンジニアの耳が素晴らしい」が鼎立している!


 この事実だけは誰もが確認してほしい。尚、聴き逃した人は「BS-NTV」で後日放送がある。我が家はビンボーでアンテナが立てられないのだが(涙
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大野和士(指揮者)が東京都交響楽団(都響)音楽監督に就任、任期5年(No.2287)

2013-05-30 20:41:43 | 演奏会案内

大野和士(指揮者)が東京都交響楽団(都響)音楽監督に就任、任期5年


  ヨーロッパでの獅子奮迅の大活躍が続いていた 大野和士 が10年以上の空白を経て、日本にて『重要ポスト』を担うことになった。ポストは、『大野和士の原点』とも言える 都響。今回は「音楽監督」の重責だ。新国立劇場「ワーグナー:トリスタンとイゾルデ」の超名演も含め、大いに期待されていた「日本音楽界」への復帰である。もろ手を挙げて、皆で感謝しようではないか!!!

 ソースは ここ。都響の公式発表は明日か?
(翌日追記)
 2013.05.31 に 都響ホームページ にて、公式発表されました。
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シューベルトピアノソナタ ヘ短調D625補筆完成版詳細 2(No.2286)

2013-05-28 23:18:21 | 作曲家・シューベルト(1797-1828

シューベルトピアノソナタ ヘ短調D625 の既出版でのベストは、ラッツ補筆完成版 の ウニヴェルザール版(1953)


  これまで、(現在購入できる)補筆完成版は3種類出版されている。

  1. ラッツ補筆完成版 1953(ウニヴェルザール版)


  2. バドゥラ=スコダ補筆完成版 1978(ヘンレ版第3巻)


  3. ティリモ補筆完成版 1998(ウィーン原典版)



 どれもが力作。だが、出来は相当に差があり、ラッツ補筆完成版 が、他の2作品を引き離している! バドゥラ=スコダ と ティリモ の補筆は何が悪いのか? をはっきりさせておく。

バドゥラ=スコダ補筆完成版 と ティリモ補筆完成版 は「第1主題再現部」を『シューベルトの意思 = 原調のヘ短調』を破棄して、下属調で補筆した


である。この「改悪」は相当にひどく、本人以外の誰もが演奏しない状況である><
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シューベルトピアノソナタ ヘ短調D625補筆完成版詳細 1(No.2285)

2013-05-25 21:12:14 | 作曲家・シューベルト(1797-1828

4楽章構成で、ソナタ楽章 → 緩徐楽章 → スケルツォ → 終楽章


 まず、骨組みは上記の通り。出版されている「補筆完成版楽譜」では、「ティリモ補筆完成版=ウィーン原典版」と同様の進行となる。「バドゥラ=スコダ補筆完成版=ヘンレ版第3巻」では、「スケルツォ楽章=第2楽章」になっているが、本人以外の誰もが支持していない><

シューベルトが「スケルツォ楽章=第2楽章」にしたのは、弦楽四重奏曲D87 と ヴァイオリンソナタD574 の2曲のみで、「スケルツォ」と「終楽章」が共通する主題を用いた時


だからである。
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テミルカーノフ指揮読響2013.05.24「春の祭典」他演奏会批評(No.2284)

2013-05-24 23:52:12 | 批評

リズム感が卓越し、各声部が「生命力」を有した テミルカーノフ指揮読響

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日本が「CD売上世界一」の意味(No.2283)

2013-05-23 21:09:35 | CD&DVD 紹介&批評

「世界」は、「ダウンロード」視聴が当たり前になって来ている!


  既に「CDの時代」は終わった。クラシック音楽ファンならば、理解頂けることだろう。

世界中の「大レーベル」が全て1社に統合された! のだから


  これからは、「大レーベル」は今まで以上に「売れるモノ」だけを売る。「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」とか、「ベルリン・フィル の ドイツ物交響曲を ラトル・クラスが振る」とかである。これ以外は、基本的に「売り込みのあった中で採算が取れる」モノしか売り出さないだろう。


 日本が「CD売上世界一」になったのは、はっきり言えば「時代遅れ」 or 「AKB48の企画力の素晴らしさ」 のどちらかか? 両方か? が原因だろう。今日の「日刊スポーツ」購読すれば誰でも理解できると思うぞ(爆


 素晴らしい演奏家は、次々と輩出されている。例えば、現在、新国立劇場「ナブッコ」を振っている カリニャーニ とか。だが、CD見るだけでは、その全貌は見付けられない。昔も同じだった人がいたのだろうが、21世紀になって、以前よりもさらに状況が深刻化している、と感じる。


  Membran Wallet シリーズは「意義」を失った。これ以上の廉価化は、送料を考えると無理だろう。時代は移る。私高本もいつまで、このスタイルを続行できるのか? はわからない。「ブログ」形式はもう少し余命がありそうだ(爆
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新国立劇場「ヴェルディ:ナブッコ」2013.05.19初日批評 後編(No.2282)

2013-05-22 20:13:19 | 批評

音楽「だけ」に全てを捧げる カリニャーニ指揮!


 これほど「素晴らしいオペラ指揮者」は、過去の「新国立劇場オペラ」では「トリスタンとイゾルデ」時の 大野和士 しか登場していない! と私高本は感じる。

主要3役が「こんなに歌い易いオペラはこれが初めて!」かのような、自由闊達な歌。合唱団の圧倒的な出来! オケ(=東フィル)の信じられない高い水準の演奏が終始続いたこと!!



 カリニャーニ は「歌い手」に照準を合わせて、ピントを絞る。それは、「歌い手のわがまま」を実現させるためでは無い。

カリニャーニは「ヴェルディのスコア」が最も底に流れており、その領域で名演を歌える「主要役」を実現した公演のみに登場!


がスタイル。2年前に、東日本大震災が起こった時の「カリニャーニの行動」は特異であり、かなり目を曳いた。

新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」指揮はキャンセルしたが、「新国立劇場合唱団」共演の「読響演奏会」は全て客演した!!!


だった、からだ。
  ここで、2年前を深読みする。

「新国立劇場:コジ・ファン・トゥッテ」は降板した代役陣キャストが「モーツァルト音楽を再生するに値しないメンバー」とはっきり認識して降板、読響演奏会は「代役ソリスト」がメガネに叶う


だった、と推測される。
 日本政府は(今も昔も)ウソばかり公式発表している。私高本だって、巨額のカネがあれば、芦屋か宝塚の降級住宅街に移り住みたいよ(瀑涙


カリニャーニは「演出の非音楽的な側面は全て甘受する。但し、テンポ & アーティキュレーション & 音量バランス は、全てを支配する!」


と言う指揮者。新国立劇場に招聘してくれた 尾高忠明芸術監督の「目利き」の素晴らしさには感嘆するばかりだ。 この日の演出も(おそらく会場の9割以上の観客からは)嫌われる演出だった。「日本人が大挙して、イタリアに(団体で)押しかけたデパートの風景」を延々と見せつけられたからだ。プログラムノートを購入して読んだが、この視点が皆無。演出家はバカでないか?


 この「ヴェルディ:ナブッコ」は「音楽重視の方」には是非是非聴いて欲しい。アビガイッレがデブ過ぎるとか、脇役日本人キャストが聴き劣りが激しい(妻屋は特にアンサンブルの関係で「聴き劣り」が激しかった><)などの意見があることは知っている。だが、それを越える「アンサンブル力」が漲っている。1人でも多くの「ヴェルディファン」「イタリアオペラファン」に聴いて欲しい。いいぞ!!!
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新国立劇場「ヴェルディ:ナブッコ」2013.05.19初日批評 前編(No.2281)

2013-05-19 23:47:02 | 批評

指揮者=パオロ・カリニャーニ の統率力が、疑問大きい演出をも超越して、圧倒的な感動を次々と引き起こしてくれた圧倒的名演に昇華した 新国立劇場「ヴェルディ:ナブッコ」


  グラハム・ヴィック の「現代演出」は、おそらく満席に近い全ての聴衆に賛同は得られなかった様子。「新制作演目」初日のカーテンコールで、(ブーイングは全く出なかったが)拍手が「引いた」状況に陥ったことからも明らか。
 だが、この 「ヴィック演出」が悪かったか? と問われると、以前の新国立劇場「ナブッコ」演出に比べて、「問題提起」だけでなく、「ストーリー展開」は意外にスムーズにしていたような気がする。私高本も拍手を中断したのだが > ヴィック登壇時(爆

ヴェルディ「ナブッコ」は原台本が「飛躍だらけ」でワケわからん! なので、「演出家の解釈」が大きく影響が出る演目


である。「ヴィック演出」は『カーテンコールでのブラヴォーは一切拒絶した演出』だったが、「音楽への妨害」が全く無く、また「アホかよ!!!」の反応は強いのだが、「嫌悪感」が少ない演出、と感じる。いろいろと「アホか?!」と思う点は多いのだが、「現代演出」としては質が高い部類に入る、と感じた次第である。「ブーイング皆無」は、相当な手腕だと感じた次第である。


主要3役 が圧倒的な「声」の饗宴 を披露してくれた 新国立劇場「ナブッコ」だが、立役者 = 指揮者カリニャーニ


と感じる。3人の内、2人は「新国立劇場再登場」だが、前回とは圧倒的に違う印象を残したからである。さらに付け加えれば、

新国立劇場合唱団 が「80名」で これほどの深い印象を残す演奏を次々と残したことは、素晴らしい演奏記録であり、「新国立劇場歴史」に残る快挙!


だと感じた次第である。
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毎日新聞本日2013.05.16夕刊:江口隆哉X伊福部昭「プロメテの火」東響半世紀ぶり全曲再演(No.2280)

2013-05-16 23:43:49 | 作曲家・伊福部昭(1914-2006)

毎日新聞本日2013.05.16夕刊:江口隆哉X伊福部昭「プロメテの火」東響半世紀ぶり全曲再演


  この演奏会は1人でも多くの人に聴いて欲しい。その思いが伝わって来る

斉藤希史子 記者記名記事


である。私高本も全く同じ思いである。リンク先の デジタル記事 は、「全体の3分の2の文章」であり、素晴らしい写真2葉 と 末尾の 3分の1 (主として 桑原和美 就実大教授(舞踊学)の話と、東響の演奏会詳細がカットされている。私高本の購買している毎日新聞配達店では、明日の夕刊が入って来るまで(13時から14時くらい)は、バラ売りをしてくれる。(毎コンの時に追加で買った)

 デジタル記事だけで、興味をそそられた方は、是非是非 演奏会に足を運んで欲しい。演奏会案内はこちら。

現代日本音楽の夕べシリーズ第16回 : 伊福部昭 生誕100年記念プレコンサート



 是非是非、足を運んで頂きたい。(佐伯周子出演演奏会を除くと)本年最大注目の演奏会!!! 勿論、PMJ で取り上げます!
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昨日の「佐伯周子 東京芸術センター第100回定期演奏会」演奏曲順と使用ピアノ(No.2279)

2013-05-12 21:57:14 | ピアニスト・佐伯周子
 東京芸術センター天空劇場から「東京スカイツリー」が見えなかったほどの悪天候の中を、ご来場頂きました皆様には、深く感謝するばかりでございます!!!
 演奏曲順と使用ピアノは次の通りでした。

  1. シューマン:トロイメライ(ベヒシュタイン)


  2. シューマン:トロイメライ(プレイエル)


  3. ショパン:ノクターン変ニ長調op.27/2(プレイエル)


  4. ショパン:「英雄ポロネーズ」op.53(プレイエル)


  5. バッハ/ブラームス:シャコンヌ(ベヒシュタイン)


  6. ラヴェル:「ラ・ヴァルス」(ベヒシュタイン)


  7. プロコフィエフ:トッカータop.11(ベヒシュタイン)


  8. ムソルグスキー:「展覧会の絵」(ベヒシュタイン)


  9. アンコール

    ムソルグスキー:「展覧会の絵」より「トゥイルリー」


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明日の「佐伯周子リサイタル」最大の聴きモノはムソルグスキー「展覧会の絵」(No.2278)

2013-05-10 22:27:18 | ピアニスト・佐伯周子
 演奏会前日の「最終リハーサル」が先ほど終わった。長かった~(爆


 「シューベルト抜き」での「リサイタル」は2006年5月31日『伊福部昭追悼演奏会』以来なので、7年ぶりとなる 佐伯周子。機会を与えて下さった 東京芸術センター に感謝!


 以前も書いたが、「こんなレパートリー持っていたの?」が偽らざる感想。さらに驚くべきことは

シューベルトと同じ水準の演奏が繰り広げられる = 佐伯周子


であったこと。

「構造が大きい」ほど「深化する」のが 佐伯周子


のようで、

ムソルグスキー「展覧会の絵」が、『表現力の巾』が圧倒的に高かった!


である。「シャコンヌ」も「ラ・ヴァルス」も大きな曲なのだが、スケール感が一段上だった。明日、ベヒシュタイン で弾くのか?(確率高げ) or プレイエルで弾くのか?
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プレイエル・ピアノ と ショパン(No.2277)

2013-05-09 22:18:53 | ピアニスト・佐伯周子

「ショパン音楽」に特別の相性の良いピアノ = 現代プレイエルフルコンサートグランドピアノ


  『ピアノブランド』には盛衰があり、誕生してから21世紀の現代まで、半世紀以上に亘って名声を保持続けているピアノは存在しない。

「スタインウェイ」が誕生以来世界最高の名声を博し続けている! と錯覚している方は多いが、1853年創業のスタインウェイが名声を得たのは、第1次世界大戦以降である


ことをご記憶頂きたい。それまでは、アメリカ国内でさえ、「数あるアメリカ国内ピアノメーカーの上位の1社」であった。


 
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昨日 1546位 になったが、私高本は存在意義があるのか? 無いのか?(No.2276)

2013-05-06 23:59:14 | 批評の批評
 私高本は「毀誉褒貶の巾が広い」人物である(爆

 普通、自分では言わないわな。


 祖父は50前に2人とも、いとも簡単に病死しているし、姉は7才で病死。私高本自身も5才で既に死に掛っていたので、53才の「本日」まで生き延びれたのは、近代医学とそれを駆使して頂いたお医者様のおかげである。
 「クラシック音楽」の好みも偏っており、「モーストリー・クラシック」最新号の大特集「管弦楽曲」には「異議あり」を呈示したい(爆

ベートーヴェン「エグモンド」 >>> グリーグ「ペール・ギュント」 か???


 これは全く納得出来ない。例え、シューベルト「ロザムンデ」がベートーヴェン「エグモンド」よりも下でもわからないでもないが、グリーグ「ペール・ギュント」の方が下になることはあり得ない!!!

 ・・・と憤って、(佐伯周子リサイタルの1週間前よりも日程が詰まっているのに)ブログを書いてしまう「猫頭 = 私高本」がここにいる。キョホホホホホ・・・


私高本の評価は皆様が決める。高ければ光栄。低ければ「自己責任」


 これだけである。
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バッハ/ブラームス「シャコンヌ」が素晴らしい佐伯周子(No.2275)

2013-05-05 21:51:54 | ピアニスト・佐伯周子
 5/11公演の リハーサル をした。通して見ると(思いもかけないことに)、バッハ/ブラームス「シャコンヌ」が素晴らしい。レパートリーに持っていたことを知らなかった不明を深く恥じる次第である。チケットのご用命は 044-271-7027 ピアノミュージックジャパンまでどうぞ。

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3:賞味期限切れ、堺シティオペラ「J.シュトラウス2世:こうもり」批評『記憶は合成される』(No.2274)

2013-05-04 22:12:33 | 批評

オペラ上演で最も大切なのは、演出家選出とキャスティング


 堺シティオペラ の「毎回素晴らしいポイント」は「演出家選出」と「キャスティング」が見事なまでに合致していること!

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