Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

下野竜也読響離任コンサート初日批評2017.03.18(No.2524)

2017-03-18 22:21:49 | 批評

徹頭徹尾、読響「正指揮者」→「首席客演指揮者」時代のスタイルを徹底した離任コンサート初日


  読響が(N響では昔々からある)「正指揮者」を始めて冠かぶせたのが 下野竜也。着任早々、コリリアーノ を振ったり、中々やんちゃなプログラムビルディングだったw
  去年4月か5月だったと思うが、『下野竜也広島交響楽団音楽総監督2017.04より』発表の際に、「あぁ、読響は退任だ!」と即理解した。そこで、「最終プログラム」を見ると、パッヘルベル → グラス → ドヴォルザーク と言うプログラム。下野竜也らしい「凝った」プログラムと感じると共に、「下野=読響ポジション時代」の総括を飾る演奏会だった。


 冒頭から驚愕! 下野竜也のそばには、チェロ10丁+コントラバス8丁+ポジティフオルガン1丁だけ。後は、壁に張り付いて各パート10名 ✖ 3 の ヴァイオリンが張り付いている!
 「パッヘルベルのカノン」は確か「3丁のヴァイオリンが通奏低音を伴って演奏」が作曲コンセプト。読響のような大オーケストラが演奏する1つの解決策を聴かされた思いがする。ソロヴァイオリンは、各パート10名で弾く。チェロ+コントラバス+ポジティブオルガン の通奏低音は、決して重く圧し掛からない。下野竜也の棒が冴え渡った。


  次は、前年度の大河ドラマで人気を馳せた「真田丸」のテーマ音楽で超有名になった「下野竜也 + 三浦文彰」で(「真田丸」ではなく)グラス「ヴァイオリン協奏曲」。
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我が家にベーゼンドルファーインペリアルがやって来た2(No.2523)

2017-03-09 23:54:12 | 実録! グランドピアノ購入実戦
 ご縁があって、ベーゼンドルファーインペリアルを入手することができた。ご存知の通り、

佐伯周子 は「ベーゼンドルファーインペリアルでシューベルトピアノソロ曲完全全曲演奏会」を実施しているピアニスト


  家を建てる計画中から「ベーゼンドルファーインペリアルが弾ける家」を構想していたので、用意万端、のハズだった。

  1. 設置スペースは椅子も含めてOK
  2. 搬入口はベランダで、縦内寸1800mmの窓、ベランダ外寸3600mm
  3. 床には根太を打ち、補強完璧
  4. クレーン吊の経路もバッチリ

である。
 さて、搬入予定前日に下見に来た 池田ピアノ運送 が「搬入できない」と言って来た。「えっ!」言葉に詰まったが、既に大金を支払ってしまった私高本としては「ハイ、そうですか」と引き下がることはできない。「あとでこちらから電話する」と告げた。

搬入できない理由は「ベランダ経由ではピアノが展開できないから。つまり縦内寸1800mmの窓、ベランダ外寸3600mmあっても2900mmのピアノは窓から入らない


ということだった。

窓とベランダの位置関係が悪くて、コンサートグランドピアノは入らない


ということ。我が家のベランダは「外寸巾1間窓に外寸巾2間&奥行き半間ベランダが左右にバランスよく配置されている」タイプ。私高本が見た限り、100件中99件以上がこのように建てるだろう。ベーゼンドルファー総輸入元の情報は「間違いではないが、大きな言い落としあり」だったが、そんなことを今さら言っても始まらない。解決策は私高本が思いつかなければ、ベーゼンドルファーインペリアルを我が家で弾くことは出来ない><
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我が家にベーゼンドルファーインペリアルがやって来た1(No.2522)

2017-03-08 23:50:36 | 実録! グランドピアノ購入実戦

我が家にベーゼンドルファーインペリアルがやって来た!


  う~ん、私高本がベーゼンドルファーインペリアルを最初に聴いたのは、大学時代に購入した「グルダ:ベートーヴェンピアノ協奏曲全集DECCA版LP」だったと思う。ウィーンフィルの「ウィンナ・ホルン」を含む「ウィーンフィルの音色」に極めて馴染むトーンのピアノの音に感動した記憶が大きい。
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