Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

広上淳一指揮読響第14回メトロポリタンシリーズ批評(No.2415)

2015-02-09 23:33:41 | 批評

デモーニッシュな緊張感が漲った 広上淳一指揮読響 ショスタコーヴィチ「革命」第3楽章


 毎回毎回「質の高い演奏会」を呈示してくれる 読響演奏会 で、この演奏会の立ち位置は難しい。メインの ショスタコーヴィチ「革命」は第3楽章までは良かったのだが、第4楽章の方向性が「どこ?」みたいになってしまったし><

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東京オペラプロデュース「ヴォルフ=フェラーリ:シンデレラ」201502.07初日批評(No.2416)

2015-02-07 23:59:42 | 批評

『20世紀のイタリアオペラブッファ作曲家 として大成した ヴォルフ=フェラーリ、処女作オペラを見事に復元した 飯坂純指揮東京オペラプロデュース、圧巻だった タイトルロール = 鈴木慶江


  日本初演演目を延々と続けている 東京オペラプロデュース の新作は、ヴォルフ=フェラーリ「シンデレラ」で勿論日本初演。招待状を頂いてから予習をしようと思って、アマゾンやらHMVやらタワーに検索を掛けたのだが、猫頭ヒョーロンカ=私高本には(DVDどころか)CDさえも見付からず、予習できなかった。
 ・・・と言うことは、東京オペラプロデュースのメンバーも「ゼロからの出発」だったと想像した。どんな演奏になるのか? 全く一切の推測が出来無いママに新国立劇場中劇場に向かった。
  開演前、『新国立劇場制作首脳』など、「日本のオペラ界」注目な公演、と言うことは察知できた。やたらと出演者が多い演目。プログラムノートを読むと「出演者数も時間も削減した改訂版」を「ドイツ語版 → イタリア語版」にした、とのこと。う~ん、これじゃ録音無くて已む無し。(ブルックナーどころか、シューベルトにも多数存在している >< )
  「ヴォルフ=フェラーリの音楽」って、「マドンナの宝石」間奏曲は頻繁に聴くのだが、他は知らなかった。ヴェルディ死後に活躍した作曲家だが、プッチーニの後半生と作曲時期が重なっていることが注目だ!


モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ を20世紀に蘇らせたかのような「ブッファの楽しさ」 + 重低音やオルガン、チェレスタ まで追加した「モダンな響き」の融合が ヴォルフ=フェラーリ の原点


  他に ライトモティーフの活用もはっきり耳に残る。その音楽特性をそのまま「目にしたような 太田麻衣子演出」は素晴らしい。特に衣裳が「出場した瞬間に誰だかわかる!」優れモノ!!!

プッチーニ「トスカ」以上に出突っ張りの ヴォルフ=フェラーリ「シンデレラ」。見事に歌い切り演じ切った「鈴木慶江


  鈴木慶江 は(東京オペラプロデュース公演を中心に)何度も聴いているが、役が大きく、印象が深い役だったことと相まってか、本日が最高の演奏だった。歌い込んでいたことがはっきり伝わって来る演奏だった。ワーグナー風に「曲中の拍手やブラヴォー」を拒絶した作りになっているのだが、第3幕第1場冒頭のソロ(アリア?)の直後に思わず、会場から拍手が漏れてしまったほどの圧倒的な歌唱であった。

 ・・・で、最後になったが、この公演を引き締めたのは 指揮者 = 飯坂純 だと感じる。聴いていると、(効果が聴衆に伝わるかは疑問なところだらけなのだが)声部の交錯が激しく、しかも「シンデレラ役」以外はアリア(またはアリア風)の曲が皆無なので、出番が来ると(相方のことは配慮せずに)「張り」易くなりそうな曲である。それを徹頭徹尾「作曲家の意図通り」にバランスを取るように柁を切ったのが 飯坂純。
  新国立劇場中劇場のピットを第9列まで撤去してのピット設置は今回も効果絶大。深さは「2mを超すおそらく最大の深さ」であった。オケの音の混ざり方が何と豊かなことか! 次回公演アルファーノ「復活」は 飯坂純指揮 と発表されているが、次々回の オッフェンバック「青ひげ」(フランス原語本格上演日本初演、のはず)も是非是非 飯坂純指揮 で聴きたい。東京オペラプロデュースには切に願う次第である!


 最後に。

 前回公演の「戯れ言の饗宴」とは真逆に、「出演者全員に聴いた後の爽快感のみが残る」演出。台本の影響が大、だろうが 太田麻衣子 の演出は見事だった、と感じる次第である。
 明日公演は読者の皆様には是非是非聴いて欲しい。だが、とっくの昔に全日全席完売になっている。「チケット求む」を出しても聴いて欲しい素晴らしい公演である!
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佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠る完全全曲演奏会第16回(No.2414)

2015-02-06 23:45:30 | ピアニスト・佐伯周子
 昨日は日中雪の振る悪天候の中、『佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会第16回』にご来場頂きありがとうございました。アンコールは 楽興の時第3番作品94/3 D780/3 でした。次回は 2016年2月4日(木)会場は同じく 東京文化会館小ホールです。
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佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠る完全全曲演奏会(No.2413)

2015-02-04 21:33:32 | ピアニスト・佐伯周子

 明日の演奏会は、楽しみだ。

  1. ピアノソナタ第1番ホ長調D157最終稿(=第2稿)完成版世界初演


  2. 行進曲ロ短調D deest(1822.09)日本初演



が目玉。本日のリハーサルを聴いたが、ソナタの第2楽章以降(= 第4楽章まで)は圧巻! また、行進曲ロ短調D deest の演奏は、(連弾曲D602/1 の数多くの録音と比較しても)素晴らしい。

当日券あり。18:20発売開始。18:19 に来場で充分大丈夫。プレトークは、私高本が行う。佐伯周子は演奏に専念


 以上が本日決定した。プレトークには『特別資料』を付ける。『佐伯周子 ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会』にて初めて。ご来場の皆様の(おそらく全員の)意表を突く資料だろう。

佐伯周子シューベルト完全全曲演奏会 の方針がはっきりわかる資料


であることは断言する。
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『シューベルト演奏史の大転換点』にまさに今立っている(No.2412)

2015-02-03 23:21:49 | 作曲家・シューベルト(1797-1828
 シューベルトピアノソロ曲完全全曲演奏会を明後日に控えた本日実感していることがある。

佐伯周子が演奏する D deest と D157+D566/2 は、『シューベルト演奏史の大転換点』にまさに今立っている瞬間だ!


ということを。
 D deest については一昨日の前号で詳述した。本日号では D157+D566/2 について述べよう。


 シューベルトピアノソナタ第1番ホ長調D157 は、初出版された ブライトコプフ旧シューベルト全集(1888)以来、全ての楽譜が「3楽章までで、主調で終わっていない(ロ長調で終わっている)ので、未完成」と断定されて来た。ヘンレ版第3巻、ロンドン王立音楽院版、ウィーン原典版、ベーレンライター新シューベルト全集 を通して一貫している。

 『佐伯周子ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会』を主催して来た私高本には、痛いほど、各原典版編集者の気持ちが判る。

シューベルトピアノソナタ第1番ホ長調 の終楽章に相当する「フリーの終楽章候補」が皆無である><


からだ。
 終楽章候補は前号に掲載した通り3楽章。ドイチュ番号順に書けば、D459/2, D506, D566/2 である。D459/2 は D459/1 に続けて書かれているので繋がりは明白。D506 は 「D508の裏側にスケッチを遺した」ので、D157の終楽章とはなり得ない。残る候補は D566/2 だけだが、初出版が D566/1 に続く楽章であり、その後の出版では 続く楽章があった、とされる。う~ん、、、


  D566/1 と D566/2 の『出生の違い』は前号詳述通り。D566/2 が「D157 の終楽章」となると、『D157 は完成楽曲』である。佐伯周子の(練習の)演奏を聴くと、(想定した通りだが)極めてスムースな音楽である。これならば、D154 → D157 の「稿改訂」の際に、作曲し直さなかったことは判る。良い楽章だからねえ、、、
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自作品の「転用」を華々しく実行したシューベルト(No.2411)

2015-02-01 23:37:29 | 作曲家・シューベルト(1797-1828

自作品の「転用」を華々しく実行したシューベルト


  1816年12月作曲のリート「さすらい人」(シュミット詩)op.4/1 D489 を元に、ピアノソロ曲「さすらい人」幻想曲op.15 D760 は誕生した。以前から「転用」を実行していたシューベルトだが、注目を集めたのは初めてであった。

  1. リート(D249 & D387, D493, D757, D550, D795/18, D326, D677, D531, D741, D882)→ 大器楽曲の変奏主題またはロンドなどの主題(D deest, D760, D784, D667, D802, D803, D804, D810, D934, D959)


  2. ピアノソロ曲(D29 & D128/12, D157 & D557, D deest, D644, D366 & D783, D817, D200 & D589) → 同編成 または 大編成曲(D36, D566, D797, D602/1, D814, D818, D944)



  「1」パターンは有名だが、「2」パターンはほとんど知られていない。最後に記した交響曲第8番「グレート」が第3番と第6番の交響曲から引用したのと劇音楽「ロザムンデ」D797 の序曲をオペラ「魔法の竪琴」D644序曲から転用したのを例外として、ピアノソロ曲 が「転用元」になっているのが目を惹く。今回の演奏会では D157, D deest, D817 の3曲を取り上げる。(「1」パターンの D760 も取り上げる。)
 「2」パターンの特徴は『転用元』が一切生前出版されていないことである。「1」パターンは『転用元が超有名曲』が多いのと対照的。そして、D797(1823.12.20上演)は上演に漕ぎ着け、D602 = op.27(1824.12.18出版) D818 = op.54(1826.04.08出版) と当時大人気だったピアノ連弾の当該ジャンルの「初」の曲を飾ったのである。

 「ハンガリーのメロディ」ロ短調D817 は、「1824.09.02 ツェリス」の署名の入った自筆譜が遺されているが、出版された連弾曲「ハンガリー風ディヴェルティメント」ト短調D818第3楽章(=終楽章)ロンド主題と全く同じなので、扱いがわからず 1962年まで出版されなかった悲劇に見舞われた。
 行進曲ロ短調D deest に至ってはさらに数奇な運命の星の下に生まれた。シラーの詩「戦い(Die Schlacht)に2回作曲(D249 = 1815.08.01 未完成 と D387 = 1816.03 詩へのメロディーラインは完成)している。(そして、ピアノソロ曲行進曲ロ短調 D deest が生まれ、ピアノ連弾「3つの英雄的行進曲」作品27 D602 第1番ロ短調 が作曲出版されたのである! 詳細に見てみよう。

シューベルト 行進曲ロ短調 D deest の数奇な生い立ち



  1. D249 "Die Schlacht. Schiller" 題名の 1815.08.01 付け自筆譜。35小節の前奏ピアノパートのみ。第36小節には "Rec."(= Rezitativ)の記載のみで音符はロ短調の主和音が書かれているが、歌詞には付曲無し。現在に至るまで未出版。テンポ指定 Marcia


  2. D387 題名無しの 1816.03 日付自筆譜。シラー詩「戦い」。ピアノ前奏は33小節。全522小節で詩の全てにメロディーラインは付曲されているが、(3段楽譜では無く)2段楽譜の草稿。男声ソリストと男声合唱のために作曲されたと推測。ブライトコプフ旧シューベルト全集の「補追」(1897発行)の最終曲第44曲として初出版であり、かつ現在までの唯一の出版である。


  3. D deest "Marche Aug. 1822 Frz. Schubert mpia" と冒頭に記載されたピアノソロ自筆譜。"15=Aug. 1822" で締められている。1988年ベーレンライター新シューベルト全集BA5525 が初出版であり、かつ現在までの唯一の出版である。35小節の主部 + 28小節のトリオ。テンポ指定 Allegro assai


  4. D602/1 ピアノ連弾曲 「3つの英雄的行進曲」1824.12.18出版、自筆譜筆写譜無し。1824年ツェリスにて作曲。33小節の主部 + 28小節のトリオ。テンポ指定 Allegro moderato



 シラー詩「戦い」の為に作曲しようとした前奏ピアノをそのままピアノ曲に転用したのが、ピアノソロ曲行進曲D deest 主部であり、トリオはこの時に作曲されたと考えられる。当時シューベルトは、ミサ曲第5番変イ長調D678(1819.11 - 1822.09)最終構想の直前期であった。この時に既に「魔王」作品1 D328 を初めとして作品11までの歌曲集9集、ピアノソロ曲「36のオリジナル舞曲集」作品9 D365、ピアノ連弾曲「フランスの歌曲に拠る8つの変奏曲」作品10 D624 を既に出版していた。

「さすらい人」幻想曲作品15 の前駆作品として、リート → 器楽曲 となった ロ短調行進曲 D deest


  行進曲作曲のわずか3ヶ月後の 1822.11 「さすらい人」幻想曲は作曲され、そのわずか3ヶ月後 1823.02.24 に出版されたのであった。「英雄的行進曲」として連弾用に再度転用されたのは翌年のツェリス旅行の産物であり、1824.12.18 に「初出版の行進曲」作品27 として出版。好評だったのだろう、生前出版された 連弾行進曲は作品40(6)、作品51(3)、作品55(1)、作品63(1、但し本来は行進曲として作曲されていない!)、作品66(1)と次々に出版に至ったのであった。


「有名リート → 大器楽曲主題」の開始点 = 「さすらい人」幻想曲作品15 D760


  「さすらい人」幻想曲作品15 D760(1822.11), 「ます」ピアノ五重奏曲D667(1823夏), 「萎んだ花」変奏曲D802(1824.01), 「死と乙女」弦楽四重奏曲D810(1824.03), 「わが挨拶を送らん」幻想曲D934(1827.12) と続く「有名リートの大器楽曲化」路線の出発点が「さすらい人」幻想曲である。「死と乙女」弦楽四重奏曲 を唯一の例外として、「シューベルティアーデの仲間のために作曲した」のが特徴である。マイヤーホーファー、ショーバー、コリン などの「シューベルティアーデ所属の詩人」は自作の詩にシューベルトが付曲してくれるのが、至宝であった。演奏家の リーベック(ピアノ)、シュティールのバウムガルトナー(チェロ)、ボーグナー(フルート)、スラーヴィク(ヴァイオリン)などのために全力で作曲されたこの作品群は、質の高いシューベルト作品中でも、最も高みにあると多くの人が認識している通りである。


未完成では無い初期ソナタたち 第2回


  ピアノソナタ第1番ホ長調は2稿あり、ドイチュ番号が飛んでいることが全作品中このソナタだけの特徴である。なぜ飛んだのか? と言えば、第1稿D154(1815.02.11)と 第2稿(1815.02.18)の間に 変奏曲ヘ長調D156(1815.02.15)が同一楽器で挟まれているからである。第1稿は第1楽章のみ、第2稿は第1~第3楽章まででメヌエットトリオの後に3頁分の空白頁があるので作曲放棄された、と従来考えられて来た。
 ホ長調またはホ短調で開始されたピアノソナタ第1楽章は、D157/1, D459/1, D566/1, D459A/3 の4曲ある。終楽章は、D459/2, D566/2, D506 の3曲で1曲分足りない。この内、D459/1 - D459/2 は同じ紙に続けて書かれているので組合せは疑いの余地が無い。D506 は、1816.12作曲のマティソン詩「人生の詩"Lebenslied"」D508草稿の裏に草稿断片(57-87小節)が書かれているので、D566/1 か D459A/3 のどちらかになるが、D566/1 は D566/2 と組み合わされて保管されていたので、D459A/3 との組合せが濃厚な旨が ベーレンライター新シューベルト全集 に明記されている。
 D566/2 は、自筆譜も筆写譜も写真版をも含めて一切、1907年にブライトコプフ社が初出版した以前も以降も確認されていない楽章である。D566/1, D566/3 は 1925.04.17 にアドルフ・バウアー作成の筆写譜が存在するのに、D566/2 だけは筆写することを 当時の所有者=エーリヒ・ブリーガー が許可しなかったのである。D566/3 トリオに限っては、写真版を許可したほど、であるのに! なぜ筆写許可しなかったか? 用紙や筆跡が異なっていた可能性が極めて高いのだ。D566 は兄フェルディナンド・シューベルトが「4楽章」としてカタログに記載しており、スケルツォ と トリオ も用紙が異なっていた可能性が高い。つまり

D566 は以前作曲したピアノソナタ終楽章をそっくりそのまま流用した → D157終楽章を流用した


と言うことである。第1稿第1楽章は、他楽章を従えていない。第2楽章は ヘ長調変奏曲D156 であり、『楽章冒頭』から別の用紙に書いた、と考えられる。それは、師匠サリエリの指示だった可能性が高い。既に、弦楽四重奏曲9曲、交響曲2曲を作曲していたシューベルトであるが、弦楽四重奏曲ハ調D32 では、第1楽章と第4楽章をどちらに配置するのか迷った後があり、最終決定はシューベルト自身が行ったのか? 師匠サリエリの指示なのかは判っていない。D154第1稿作曲前に「各楽章は別の用紙に書くように」とサリエリに指示されていたのか、第1 → 第2 → 第3 → 第4楽章の順に作曲を想起しない自分=シューベルトの書き直しのためか、各楽章が別用紙に作曲されたと考え、サリエリが気に入った第2楽章をサリエリに献呈の辞を付けて献呈したため、最少に言って第2楽章を再作曲することが必要になり、作曲の手が早いシューベルトは第1楽章から第3楽章を一気に書き残した。第4楽章は気に入っていたので再作曲しなかった。
 ホ長調ソナタ第2稿は第1稿終楽章D566/2 を従え、完成した作品である。ホ長調ソナタ完成後、ゲーテ詩「ミニヨンに」作品19/2 D161(1815.02.27), ゲーテ詩「恋人の近く」作品5/2 D162(1815.02.27), ミサ曲第2番ト長調D167(1815.0302 - 07), 弦楽四重奏曲第10番ト短調D173(1815.03.25 - 04.01), 交響曲第3番ニ長調D200(1815.05.24 - 07.19)と次々に傑作を作曲し初めたのである!
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