Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

老田裕子X佐伯周子:マーラー「子供の不思議な角笛」ポスター無料配布のお知らせ(No.2121)

2012-08-30 23:38:58 | ピアニスト・佐伯周子

老田裕子X佐伯周子:マーラー「子供の不思議な角笛」ポスター無料配布のお知らせ


  標題の通り作成した。「佐伯周子コンサート初のフルカラーポスター」である(爆


演奏会チケット購入者には、「チケット1枚に付きポスター1枚プレゼント」


キャンペーンを実施する。単純に「早い者勝ち」ルール。「フルカラーポスターは無闇に高い(← 私高本基準)」だったので、枚数は大して無い。
 希望者はコメント欄に、題名に「公開しないで下さい」と記入の上、「氏名(実名)、住所」を必須明記の上、「演奏会場渡し希望 or ヤマト宅急便着払い希望」を明記して下さい。送料は負担できません><


「演奏会場渡し」は 10/18 & 11/4 の当日演奏会 も勿論だが、「私高本が行く予定コンサート」会場での手渡しも可


 指定席コンサートならば、座席番号記入下さい。終演後にお渡しに行きます。「自由席コンサート(例えばN響A&C定期など)」は、どうするかは 私高本=猫頭なので、検討していません><

 東京のコンサートに限らず、「9/1 堺シティオペラ:ちゃんちき2日目公演」とかも可。関西の演奏会には後1つ行く予定。(東京のコンサートスケジュール調整中です!)

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マーラー「子供の不思議な角笛」の「歩哨の夜の歌 」は男声?男女2名?(No.2120)

2012-08-29 23:58:44 | 歌曲作曲家・マーラー(1860-1911

  1. 旧マーラー全集でも


  2. 新マーラー全集でも


  3. 1899年初出版時も


  4. 未出版に終わった「幻の1892年版」も


  5. 「手稿日付」も



全てが全て「第1曲」になっている「歩哨の夜の歌」


だが、これまで『全ての録音』で「男女2名」または男声(しかもバリトンのみ)が歌っている。(これももちろんソプラノ = 老田裕子 が歌う!)

「歩哨の夜の歌」の構造



  1. 冒頭、いきなり歩哨(当然、男)が勇壮な掛け声とともに登場


  2. 女(歩哨の妄想の産物と思われる)が艶かしく言い寄って来る


  3. 歩哨が決然と断り、「私は勇壮な兵である!」と宣言


  4. 女(歩哨の妄想の産物と思われる)が艶かしく言い寄って来る


  5. 歩哨が決然と断り、「私は勇壮な兵である!」と宣言


  6. ナレーター(男女が歌う時は100%女声が歌う)が「ここで歌っているのは誰よ?」「真夜中に歌うんだよ、真夜中だよ、真夜中だよ」などと合いの手を入れる



 単行本化されている曲目解説でも、CD解説でも、上記のようになっているし、ほぼ全ての録音で上記の構造で歌われている。大筋では合っているのだが、実際に演奏しようとすると不自然な感触が残る。

第1節は冒頭で気合入れまくっているが、「歩哨なんか立ちたくねえよぉ」と言うボヤキが主体、つまり主人公=歩哨 は弱音だらけの兵士!


を表現することが大切なのである。

「弱音だらけの兵士」が強がるのか? 「勇壮な兵士」でも女の妄想を見るのか?


 この違いは「曲の根本解釈」に直結する。これまでの「録音」は『英雄は色を好む』の傾向があまりにも大! そんな英雄が「何で起きてなくてはならない?!」とか言うかな???????????


 指揮者(1例だけだが、ピアニストの場合も含む)がマーラー「子供の不思議な角笛」全曲(「全曲」がどの範囲を指しているのか? は敢えて問わない)を采配していることが大半の「録音」の場合、男声と女声で「鮮やかに色分けされる」ので、『もう充分、結構!』となるようで、なんだが J.シュトラウス2世「こうもり」のオルロフスキー公爵を見ているかのようだ(爆

  1. 「女声」の第2節と第4節は近似、「ナレーター」の第6節は別物


  2. 「男声」の第1節、第3節、第5節は近似



に「あたかも見える」のだが、デュナーミクが奇数節(男声)は第1節は冒頭以外は「ピアノ」と通されるが、第3 & 5節は「フォルテ」で通すのだ。この差は大きい。なぜ、演奏家たちは見逃すのか???


 歌手が気付いた、としよう。オーケストラ(またはフルコンサートグランドピアノ)で「フォルテ」でガンガン被せられた「悪夢」の直後に追い討ちを掛けて、「君、声出ないの? 出ないならば女声に切り替えようか?」と 独裁者=セル みたいな指揮者が言うワケだ(爆



  1. フィッシャー=ディースカウ は、独裁者=セル の指揮で「録音開始」


  2. ハンプソン も、「2名歌い」を数年強いられてからの録音



 ゲンツは知らない。「1人歌いの偉業」を成し遂げている3名の名バリトンでさえ、「トラウマ」が付いて廻る曲 = 「歩哨の夜の歌」なのである。
 この「無闇に厄介な曲」が冒頭にあるのが、原因で、マーラー「子供の不思議な角笛」は、あまり演奏されない。ピアノ伴奏版だけに限ると「若き日の歌」よりも少ない感触である><
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マーラー「子供の不思議な角笛」の「歩哨の夜の歌 」は男声?男女2名?(No.2119)

2012-08-28 21:49:16 | 歌曲作曲家・マーラー(1860-1911

マーラー「子供の不思議な角笛」の「歩哨の夜の歌 」は男声?男女2名?


 残暑キツい中、「老田裕子 ☓ 佐伯周子」は兵庫にて、10/18音楽の友ホール公演 & 11/4兵庫県立芸術文化センター公演 をより良くするために綿密に合わせを実行中。

全13曲ともに、「目を剥く」斬新な切り口!


があり、少しでも多くの事象を正確に読者の皆様にお伝えしたい! と考えている。全13曲が詳細に伝えられれば良いのだが、もしかしたら数曲しかお伝え出来ないかも知れない。もし「この曲は、詳細伝えてくれ!!!」があれば、原題 または 梅丘歌曲会館 の訳詞による訳語題名にて記載して下さい。私高本は、猫頭なので、他の訳詞だとわからん可能性大><

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老田裕子X佐伯周子 マーラー「子供の不思議な角笛」1899年版全13曲(No.2118)

2012-08-27 21:08:14 | ピアニスト・佐伯周子
 チラシ裏面です! (昨日号掲載予定でしたが、『老田裕子 が ドーソンの代打でフォーレレクイエム出演』にて延期した記事です!
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老田裕子が「ドーソンの代役」フォーレ:レクイエムを草津国際音楽祭にて(No.2117)

2012-08-26 10:16:36 | 演奏会案内

老田裕子が「ドーソンの代役」フォーレ:レクイエムを草津国際音楽祭にて


本日公演。詳細は

草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティバル公式ホームページ告知ページ


をご覧下さい。
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老田裕子X佐伯周子 マーラー「子供の不思議な角笛」1899年版全13曲(No.2116)

2012-08-25 11:13:46 | ピアニスト・佐伯周子

老田裕子☓佐伯周子 マーラー「子供の不思議な角笛」1899年版全13曲チラシ出来ました






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東京新聞本日朝刊にて『スター発掘 すご腕公務員』武蔵野市の栗原一浩(No.2115)

2012-08-23 21:48:12 | 演奏会案内
 「表1」に『原発ゼロ 民意鮮明』が堂々と掲載された本日8月23日の東京新聞朝刊の「表4」に

東京新聞本日朝刊にて『スター発掘 すご腕公務員』武蔵野市の武蔵野市民文化会館の栗原一浩課長


が堂々掲載されていた。(ん、新聞は「表4」と言わないか? 雑誌では「表1」に次ぐ広告掲載費用が高い位置が「表4」なんだが)

 サブタイトルが凄い!!!

  1. 演奏会完売を続ける武蔵野市民文化会館


  2. 「ムサシノ」世界の登竜門



 どちらも真実!!! 

 東京新聞配達地域の読者の方は、図書館で是非是非読んで頂きたい。中日新聞配達地域の方は、配達所に行って「8/23の東京新聞買います!」と言えば、購読できる。(私高本は「逆パターンの中日新聞購入」した経験あり、時間は喰うよ(爆)

 他地域の方の方法は、私高本は猫頭なので、わからない(泣
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川上敦子:リスト「超絶技巧練習曲1837年版」CD発売について(No.2114)

2012-08-22 22:50:04 | 作曲家・リスト(1811-1886)

川上敦子:リスト「超絶技巧練習曲1837年版」CD発売について


メールで表題の件について質問が来たので、説明する。

<質問>
最近このブログの存在を知ったので詳しくは知らないのですが、CD(音源)は2種類以上あるのでしょうか?
もしあるなら両方欲しいのでよろしくお願いします。

<回答>
販売したのは「3種類」ありますが、「音源は2種類」です。

  1. リスト「超絶技巧練習曲1837年版」全12曲。2001.03.28彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール セッション録音


  2. リスト「超絶技巧練習曲1837年版」第8-10,12番。アンコールをリスト中心に結構盛り沢山「マゼッパ」1840年版もあり 2001.04.28彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール ライブ録音


  3. リスト「超絶技巧練習曲1837年版」全12曲。第8-10,12番は2001.04.28ライブ録音、他の8曲は2001.03.28セッション録音



 以上が詳細データです。3月の録音も良い演奏でしたが、4月のデビュー演奏会は、休憩前は緊張がほどけなかったのですが、休憩後は別人で「モノが憑いたような」演奏になりました。第8番のダブルオクターブは3月セッションの方が正確に弾いていますが、川上敦子本人の選択で「3番目のCD」作成しました。解説もきちんと付いています。1と2は「CD-R」に無地です。演奏会場で売ってだけいたので、サインを入れていました。

「3」は今すぐにも売れますが、「1」と「2」は原盤はあるのですが、「3」の在庫が多くて、どこに保存していたかすぐには発掘できません。
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2012.08.18 小林研一郎指揮読響「三大交響曲」批評(No.2114)

2012-08-21 22:41:22 | 批評

今まで聴いて来た「コバケン節」どころではない『過激濃密なコバケンワールド』が読響で実現した!


 小林研一郎 は、東京では日フィルや東響で長らくポジションを持っていたので、頻繁に聴いて来た指揮者の1人である。

  1. 「作曲家の意図」に忠実なタイプではなく


  2. 「指揮者=小林研一郎の解釈」を最優先し聴衆に伝える



指揮者なことは(聴衆の誰もが知っている通り)私高本も熟知している。この度「読響特別客演指揮者1周年記念」で「三大交響曲」を振ることになったので(佐伯周子リサイタルと重複している8/16は無理なので)8/18の横浜みなとみらい公演を聴いた。


小林研一郎指揮の特徴 → 読響の場合



  1. テンポの伸び縮みが半端でなく激しい。日フィルや東響の比では無い。


      最初にぶっ飛んだのがシューベルト「未完成」第1楽章第2主題に入る直前の第38小節3拍目から第41小節2拍目までの「D」音のタイ。シューベルトは「記譜したロングトーン」を要求しているのだが、小林研一郎 はお構いなし。ほぼ「倍の長さ」を「遅めのテンポの中で要求」だった。ファゴットはダブルリード楽器だから長めの音も大丈夫だが、ホルンがよく持ったモノ(感涙
      「未完成」も「運命」も「新世界」もテンポの伸び縮みし放題。特に「運命」は凄かった!!!

  2. 「対旋律」の浮上が鮮やか!


      「コバケンワールド」は「対旋律」の鮮やかな浮上が命! これまで「聴いたこと無い旋律」がボコボコ聴こえて来る。それが、シューベルト、ベートーヴェン、ドヴォジャーク の意図の通りかはよくわからないが(苦笑

  3. 音が決して「潰れない」!!!


      これが最も新鮮だった。「運命」第4楽章や「新世界」第4楽章で「コバケンが客席に向けて左手を後ろ向きに指さす」時(!)でも、読響の「音」は『響きを保つ』が素晴らしい。トランペットもトロンボーンもチューバもホルンも「最強音」を奏しているのだが、「割れない」。これが「読響の凄さ」だ!

  小林研一郎 は 「下野竜也とは正反対のキャラクター」。小林研一郎で「ヒンデミット」も「ドヴォジャーク交響曲全曲」も無いだろう。「ド名曲路線まっしぐら」になることは目に見える。
  だが「コバケンワールド」も『読響の統制されたサウンド』では、素晴らしい世界が待っていることもわかった演奏会だった。これで「初期シューベルト交響曲」はちょっとどうか? とかは思うのだが、「人生70年のド名曲路線」ならば、安心して聴ける!
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9月に聴きに行く演奏会予定(No.2113)

2012-08-20 23:32:07 | 演奏会案内
8/16佐伯周子シューベルト全曲演奏会第10回アンケートを「通常のメール」で記名で頂いたのは前回までの3通。「手書きアンケートをPDFファイル」でお送り頂いた方は無事に到着していますのでご安心下さい。
 8月のコンサートは全部聴きに行った(・・・と言っても2本なんだが)「Piano Music Japan」では

  1. 6月以降の演奏会批評を溜め込んだモノ
  2. マーラー「子供の不思議な角笛」

を中心にテキパキと書き綴る方針。「7月の読響弦楽器ソリスト」のような「ドン・キホーテ企画」は当分書けないような気がする、、、


 2ヶ月連続で「主催演奏会」が連続したのは、これが産まれて初めて! 7~8月は「聴きに行く頻度」を極めて落としていた。糖尿病で体がどれだけ「持つ」かが全くわからないからなあ。ちなみに、プログラムノートで「曲目解説」完全に間違ったのは「2001年に演奏会主催」してから初めて。「てにをは」が変、の指摘は頻繁に受けているのだが><


「マーラー」&「ピアノ」がテーマの 9月に聴くコンサート一覧


 私高本 は、「Piano Music Japan」を標榜しているクセに、ピアノ演奏会を取り上げる頻度が低い、ピアノ協奏曲はさらに少ない、などのご意見は、オープン当初から頂いている。
 そこで、「2012年9月は、マーラー と ピアノ」をテーマにした。

「マーラーのピアノ」は検索しまくったのだが、10/18&11/4「老田裕子☓佐伯周子:子供の不思議な角笛」まで見付からなかった!


 声楽もキツいのだが、ピアノが輪を掛けてキツいのだけが難点 > 「マーラー歌曲」のピアノ ><

  1. 2012.09.01 下野竜也指揮読響「マーラー:交響曲第2番『復活』」東京芸術劇場


      「東京芸術劇場リニューアルオープニング」の式典公演。「ホール復活」にマーラー「復活」はよくある「記念演奏会」だが質が高い予感がすることは珍しい。ソプラノ:小川里美、メゾソプラノ:清水華澄、合唱:東京音楽大学 の布陣はよくわからないが「第3楽章まで」はまず間違い無く「名演」になる予感。東京音楽大学は、日本フィルとの共演が多い音楽大学。

  2. 2012.09.02 堺シティオペラ「團伊玖磨:ちゃんちき」


      「驚異のオペラ団 = 堺シティオペラ」の今年のメイン公演は「團伊玖磨:ちゃんちき」。猫頭の記憶を辿ると、前回公演は 二期会 で、1980年代だったように覚えている。新宿文化センター の公演で、「音楽作り」が「夕鶴」並みに素晴らしいオペラだったような記憶があるのだが、糖尿病なので、記憶が断片的になっている鴨><
      今回公演は

    大蔵流狂言師 の 茂山千三郎 演出


    が、目玉だと感じる。私高本 が聴いた(観た?)二期会公演 とはどうもホームページを見る限り、相当に違う感触だ! 1日&2日 の両公演を聴きに行きたかったのだが、1日が「東京芸術劇場リニューアルオープニング:マーラー:復活」と重複し、2日目のみとなってしまった(爆涙
      さらに、「格安チケット」が出ない時期らしく、「こだまで大阪行き」になった><

      う~ん、「のぞみ」どころか「ひかり」まで設定無いのかよ > JR東海 

  3. 2012.09.15 インバル指揮都響「マーラー:交響曲第1番『巨人』+ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:上原彩子)」東京芸術劇場


      「9月はマーラーとピアノ」を最も具現化してくれた感涙モノのプログラムビルディング。インバル はこの日から、都響と確か「三巡目のマーラー交響曲チクルス」を実施する。「談合ヒョーロンカの皆様」の「マーラー演奏会の談合基準はインバル + 都響」なので、1人でも多くの人に聴いて欲しい(爆
      「上原彩子のピアノ協奏曲」は、多くの場合「派手系」で統一されているだけに、この日は聴き逃がせない!!!

  4. 2012.09.15 プレヴィン指揮N響「マーラー:交響曲第9番」NHKホール


      この日は「マーラーはしご」する(爆
    最初の交響曲第1番「巨人」から完成した最後の交響曲第9番だから「駆け足で巡るマーラー交響曲の日」になる。NHKホールの座席争いはまさに駆け足 ><

  5. 2012.09.17 シナイスキー指揮東響「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 + モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番(ピアノ:ラーンキ)」横浜みなとみらいホール


      私高本は「隠れショスタコーヴィチファン」であり、ごく1部の曲を偏愛している。交響曲は「第4番、第5番、第13番」、「森の歌」である。他の曲は(ピアノ曲やピアノ協奏曲を含め)よくわからん><
     名手 シナイスキー指揮 なので大いに期待している!!!

  6. 2012.09.20 ミハイル・リツキー ピアノリサイタル パルテノン多摩小ホール


      「ロシアン・スクール ピアニスト」の中で、「現在」最も活躍している1人が ミハイル・リツキー。演奏会に拠って、出来ムラのあるピアニストだが「ハマった時の怒涛の感動」はスゴいぞ! 上にリンク貼っておいたので、興味ある人は是非是非聴いて欲しい。
      
  7. 2012.09.21 上野優子「ココロノヒビキ Vol.3」カワイ表参道


      留学先は「フランス&イタリア」の上野優子も「ロシアン・スクール ピアニスト」の1人と目される。リンクを貼って置いたので、興味ある方は読んで頂きたい。特に

    「ボルトキエヴィチ弾き」としては世界最高!


    に感じる。さらに言えば「ラフマニノフ弾き」としても、少なくとも日本最高。感性が(私高本と)やや合わない作曲家作品もあるのだが、「自己主張が強い ロシアン・スクール」の特徴だ! 

    ボルトキエヴィチ:ソナタ ロ長調 作品9 <日本初演>


    を聴き逃すと一生後悔するので、迷わず聴きに行く。「佐伯周子リサイタルの前日」でも多分聴きに行ったと思う><

  8. 2012.09.24 スクロヴァチェフスキ指揮読響定期 サントリーホール


      ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の「オケ編曲モノ」がメインで、その前に スクロヴァチェフスキ自身作曲の「クラリネット協奏曲」他 と言う凝ったプログラムビルディング。前日に同じサントリーホール で「名曲シリーズ」があるが、このような場合は過去の経験で「2日目」が良いことが多い。今回はわからんが><

  9. 2012.09.28 or 30 スクロヴァチェフスキ指揮読響「ベートーヴェン:交響曲第2番&第3番『英雄』東京オペラシティ


      スケジュールが読めない>< 「老田裕子 ☓ 佐伯周子:子供の不思議な角笛」公演が3週間以内に近付いて、佐伯周子 がどれだけ「テンパッているか?」は未経験ゾーン。どちらかは行くが、どうなるかは猫頭なので、全く読めない><
      「スクロヴァチェフスキのベートーヴェン」は読響とN響で定評高い!!!

  10. 2012.09.29 インバル指揮都響「マーラー:交響曲第2番『復活』」東京芸術劇場


      猫頭=私高本 の9月は「マーラー:復活」で開け、閉める、予定(スクロヴァチェフスキ指揮ベートーヴェン交響曲が前後するのが全く見えないんだが>< )になっている。
    ソプラノ:澤畑恵美、メゾソプラノ:竹本節子、合唱:二期会合唱団 の布陣。「角笛交響曲」3回の内、最も豪華な布陣はこれ。澤畑恵美 は、都響コンサートマスターの 矢部達哉 の妻。

    「下野竜也 + 読響」vs.「インバル + 都響」 でマーラー「復活」対決


    は、「東京」でないと経験できないような気がする!


 翌月からの 10/1-11/4 は「老田裕子 ☓ 佐伯周子」の2公演以外は、2つしか聴かない見込み。佐伯周子 が「文化庁芸術祭参加公演」でどれだけテンパっているか、全く見えないからなあ>< 
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2012.08.16 佐伯周子シューベルト完全全曲演奏会アンケートより 3(No.2112)

2012-08-19 23:55:51 | ピアニスト・佐伯周子
う~ん、猫頭の私高本はウザかった?

 ちなみに、「シューベルト連弾」は一昨年に「岡原慎也との共演」で爆発的な支持を受けたのですが、そう毎回毎回招聘するのは、金銭的に難しいのですが。(名曲が多数埋もれているのは存じていますが)


Date: Fri, 17 Aug 2012 16:59:00



昨夜はSchubertの世界に浸らせて戴きありがとうございました。
この人はHaydn,,Mozert,とかBeethovenさんと違って、音楽界の最高峰に上り詰める前に亡くなった作曲家です。それがどの曲にも感じます。
初めて聴くような曲は拍手は意識的に遅らせます。特にSchubertさんは終わりそうでなかなか終わらない曲が多いのです。
1曲目もそうです。ただぼくの後ろのほうで(終わったと思ったら)、大きな拍手がが聞こえてきました。振り返るとチケットもぎりしている人の隣に立っていた人です。納得です。
でも2曲目は注意して聴きました。それでその人より先に拍手できたのではないかと思っています。Schubertさんの曲はどんな小曲でもはかなさみたいなものを感じます。それがまた魅力になります。
次回のチケットも文化会館チケットセンターがセット券にしてしまいましたので、聴きにいきます。
 duoもやってください。同じ二人でも一台と2台では完全に雰囲気が違ってきます。
duoはintimate。
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2012.08.16 佐伯周子シューベルト完全全曲演奏会アンケートより 2(No.2111)

2012-08-18 23:26:22 | ピアニスト・佐伯周子

Date: Fri, 17 Aug 2012 13:10:29



昨日、東京文化会館で佐伯様の
シューベルトピアノソナタを拝聴したものです。

非常に力強い演奏が印象に残りました。
素晴らしかったです。

できればCD-Rをご送付いただければと思うのですが
何卒宜しくお願いいたします。
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2012.08.16 佐伯周子シューベルト完全全曲演奏会アンケートより 1(No.2110)

2012-08-17 20:25:19 | ピアニスト・佐伯周子

2012.08.16 佐伯周子:ベーレンライター新シューベルト全集に拠るピアノソロ曲完全全曲演奏会 Vol.10


は「第9回」までとは全く違う熱気に包まれた演奏会になった。「真夏の演奏会」だったから暑かったのでは無い。19:00開演で日没後なので、その点の配慮は万端!

 主催者=私高本が自画自賛してもしゃーない。今回「メールで頂いたアンケート」について、個人情報関連を全部取り除き、受け取った順序で掲載する。尚、「実名未記入のメールアンケート」は1回私高本が目を通して、そのまま削除した。「実名記入」が前提のアンケートになっているし、「メールのやりとり」は実名が基本だからだ。佐伯周子 の目には触れていないので悪しからず。会場で受け取ったアンケートは、実名無しも含めて、佐伯周子 に渡した。どういう基準で 佐伯 が読んでいるかはわからん><


 「メールでアンケート提出」された方で、「自分が出した時間よりも後のメールが掲載された!」と感じた方は、「携帯メール」から送信下さい。国内主要3社のメールは全部受け取っています。海外携帯は全くわからないです><


 タイムスタンプ順です。タグは、私高本 の判断で付けました。「オレのメールにアホなタグ付けるな!」と感じた方は、メール下さい。「言われた通り」に直します。私高本 は猫頭なので、細かい点は「音楽解釈」以外は全くダメです><


Date: Fri, 17 Aug 2012 10:53:44



佐伯さま
高本さま

昨晩はすばらしいシューベルトのピアノ曲をそしてすばらしいウイーンの音を聴かせていただき、本当に幸せでした。
有り難うございます。
会場の様子から、『佐伯さんの音楽を心から愛する人達』が充分満足させていただいたコンサートであったように感じました。

以前から、佐伯さんのシューベルトの演奏をご紹介していました知人(私にピアノの演奏を聴く喜びを教えて下さった方)が、昨晩
初めて来てくれましたが、とてもすばらしい演奏に接する事が出来て良かったと話していました。

佐伯さんの歌うような旋律には時々『ゾクゾク』するような興奮を覚えますが、昨晩も何度もそれを感じました。
シューベルトを完璧に弾きこなす演奏家は多くいると思いますが、聴いたその時の感動がジワーと長く心に残る演奏はそう多くはありません。
でも佐伯さんの演奏は私にとって大変波長が合うのでしょうかずっとこころに残ります。


ベーゼンドルファー:インペリアルもとてもよく響いていました。
第一楽章の音楽賀流れるとすぐに、「あっ、佐伯さんの音楽だ!」という思いがこみ上げてきました。
青山で聴かせて頂いたベートーヴェン、表参道で聴かせて頂いた時には味わえなかった事です。
その気持ちのまま終わりまで聴かせて頂きました。

ところで昨晩は、前半B列19番(左寄り)、後半B列28番(右寄り)の対照的な位置関係の席で聴きました。
矢張りピアノの音は右寄りで聴いた時の方が格段に大きく響いて聞えましたし、佐伯さんの歌いながら弾かれる様子も伺う事が出来ました。
でもセーブされていたのかお声はいつものように聴き取れませんでした。
今夜は佐伯さんのお声は聴けないかなと思っていましたが、さすらい人のご紹介があったのでようやくホッとしました。

勿論、高本さまのプレトークはとても内容の濃いものでしたし満足しています。
でも佐伯さんの「朝、窓を開けたら聞えて来る小鳥のさえずり・・・・・」のような爽やかなトークも、またお聞かせ頂きたいと思います。
できましたら、次回のトークはお2人の対談形式で聴かせて頂きたいです。

(追伸)
高本さんがプレトークでご紹介された「CD-R」の申し込みをさせて頂きます。
佐伯さんのOKが出ますように!


(私高本回答)
  次回のプレトークは、余程の激震が無い限り「佐伯周子が実施」です。私高本が付け狙っているのは「20才のシューベルト Part.2」です。近い内に実現したいのですが、どうなることやら?????

  次回のプログラムは決定していて、(今回プログラムノート記載では)ドイッチュ番号と作品番号が正しく「感傷的なワルツ」作品50D779 です。「高雅なワルツ」が聴きたい、と思って前売券を購入した方は電話下さい。払い戻し致します > ここ 1週間プログラムにも、きっちりアドレス記載していたし)
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本日はご来場ありがとうございました(No.2109)

2012-08-16 23:57:24 | ピアニスト・佐伯周子

アンコールは、「さすらい人」幻想曲D760第4楽章


でした。

次回公演は「シューベルトの誕生日 = 1月31日」同じ東京文化会館


です。
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「シューベルトの語法」を熟知するピアニスト(No.2108)

2012-08-15 23:53:45 | 作曲家・シューベルト(1797-1828
 明日の「佐伯周子:シューベルトピアノソロ曲完全全曲演奏会第10回」は、当日券あります。「プレトーク」は 18:35 から私高本が行います。「20才のシューベルト」は何としても話したかったので(爆


D557 については、「Andante」と「Allegro moderato」をどちらを「第1楽章」に据えるか? が前日夜の段階で未定。当日の演奏の出来が良ければ「Andante 第1楽章パターン」と「Allegro moderato 第1楽章パターン」の両方を収録した CD-R を来場者の希望者全員に無料配布予定


となった。う~ん、「Andante 第1楽章」だと思うんだが、、、


 プログラムノート のミスが多かった。D537第2楽章の解説は完全に間違い><

 印刷所の「盆休み」が原因だと思う><


「シューベルトの語法」を熟知するピアニスト一覧


  これは誰もが知りたいだろうなあ。昔々の若かった私高本(ハイ、今では糖尿病でいつ死んでも医者は不思議に思わない>< )も知りたかった。思いつくままに列記する。基本的に「録音が古い」順。

  1. エドウィン・フィッシャー


      レパートリーが偏っているのが難点 > って、21世紀の視点で見るのはちょっと違うかも知れない。「即興曲集」などは素晴らしい!

  2. アルトゥール・シュナーベル


      フィッシャー よりは普遍的。後期ソナタなんかいいぞ!

  3. ヴィルヘルム・ケンプ


      「ピアノソナタ」世界初録音の偉業を成し遂げたピアニスト。技巧が「危なげ」で D760,D850 などは安心して聴けない( >< )のと、初期作品が「はあ?」っていう出来。

  4. ルドルフ・ゼルキン


      ソロピアノよりも「アンサンブル」にて傑出していた大ピアニスト。幻想曲ハ長調D934 と ピアノトリオ変ホ長調D929 は未だ越したピアニストいる???

  5. スヴャトスラフ・リヒテル


      う~ん、人気絶大ピアニストなんだが「さすらい人」幻想曲D760 の傑出した演奏があまりに素晴らしい。後は私高本は猫頭なので理解できない><

  6. ギルバート・シュヒター


      ケンプに次いで、と言うか(内容的には舞曲軽視なんだが)「世界初のシューベルトピアノ曲大全集」を世界初で録音したピアニスト。「未完成楽章の扱い」が悪い、などの欠点はあるのだが、2012現在まで「シュヒター越え」したピアニストは1人もいない偉業。曲によっては、最高の演奏あり、(D506 とか)



  7. アルフレート・ブレンデル


      D760 以降の作品については、「ブレンデル以降の全てのピアニストに影響を与えた」ほどの大ピアニスト。私高本も(D760以降は)ファン。但し、それ以前の演奏は「テキトー」(爆

  8. パウル・バドゥラ=スコダ


      「シューベルト:ピアノソナタ ヘンレ版第3巻」にて、「補筆できる楽章は全部補筆した」悪魔のように有能なピアニストにしてシューベルト学者。この人が「補筆版の原点」である。2回「ピアノソナタ全曲録音」を残しているのだが、私高本は 1回目の「オイロディスク録音」は聴いたことが無い。石丸電気にも出て来なかったような記憶があるのだが、猫頭なので(以下略

  9. ワルター・クリーン


      素晴らしい「ソナタ」全集。他の曲(即興曲や舞曲)が不完全なことが残念。初期ソナタの「全集での最善」はこれ。中期以降だと、「ブレンデル全集」が上なんだが。

  10. ラドゥー・ルプー


      結局、「全集」は何も残さなかった(ピアノソロもヴァイオリンとも)が、「抒情的方向最大値のシューベルト」はこの人。曲に拠ってはとても映える!!!

  11. フリードリヒ・グルダ


      D845 とか D899 とか D780 とか、素晴らしい録音を残したピアニスト。ベートーヴェンとかドビュッシーとかにうつつを抜かさずにシューベルトをもっと弾いて欲しかった。わずかに残っている D960 が「あっさり系」で興を削がれるのが残念。

  12. マルティーノ・ティリモ


      「ウィーン原典版」楽譜校訂者=ティリモ。「とても弾ける学者」である。補筆も安定しており、安心感抜群。その分「感興極まる演奏」は無い。

  13. アンドラーシュ・シフ


      「ブレンデル亜流」の中では、抜群にうまいが、「ベーゼンドルファーインペリアルの響き」以外にはあまり特徴は(良い方にも悪い方にも)無い。「フィッシャー=ディースカウ 引退直前の 美しき水車小屋の娘」DVD が、他のピアニスト(エッシェンバッハ)と再録画されてしまったように、『最高の演奏』を求められるとちょっとキツい。

  14. 岡原慎也


      去年「文化庁芸術祭優秀賞」を「シューベルト:ピアノソナタ第16番イ短調D845」他で受賞したピアニスト。関西の人しか知らないかも知れない > 岡原慎也
      「後期限定」ならば、ブレンデル を越すピアニストかも知れない。初期~中期作品は「ピアノソロ」では聴いたことが無いことについ先日気が付いた><

  15. ミヒャエル・エンドレス


      「ピアノソナタ(ヘンレ版のヘタレ録音)」+「舞曲全集(ヘンレ版のヘタレ録音)」で、有名になったピアニスト。演奏が良くないことだけが欠点><

  16. 佐伯周子


      エンドレスよりも、シュヒターよりも、ブレンデルよりも、「シューベルトピアノソロ作品」を弾き込んでいるピアニスト。D529「8つのエコセーズ」の何と表情の変化が生き生きとしていることか!!!
      D537 と D575 については「魅力」を断続的にお伝えして来たが、D557 も「第3楽章」の充実は圧巻。う~ん、ショパンとかだと「ん?」って演奏会もあるのだが、「シューベルト弾き」として卓越しているのでは無いか?
コメント (1)
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