Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

信用できる評論家の資格は? 1(No.1969)

2012-01-06 22:46:05 | 批評の批評

信用できる評論家の資格は?


 まず初めにお断りして置かなければならないことがある。

「音楽評論家」は国家資格では無いので、誰でも名乗ることが出来る、が事実


 「弁護士」とか「教員1級免許」を詐称すると、警察に逮捕されてブタ箱にぶち込まれる結果となる。しかし、「音楽評論家」は誰が名乗っても良い。楽譜が読めなくてもOK。そんな音楽評論家たくさんいるじゃん > 某レコード評論誌にも


 他人のことをあげつらう前に、「私高本自身の自己評価」を書き綴る。役に立つかも知れないし、立たないかも知れない。

私高本の自己評価



  1. 「評論の基礎 = 足腰」は 1996.12 - 1999.12 の3年間の「Daily Classical Music Critique in Tokyo」時代に 300回/年以上のナマの演奏会を聴いて築いた


  2. 楽譜は良く読む方(同業者比)。モーツァルトは1991年当時の「ベーレンライター新モーツァルト全集」は所有しているし、主なピアノ曲は「良い版」と言われる版所有


  3. 「最新CD研究」は疎い。「レコード芸術」誌レギュラー執筆者に伺ったら『送りつけられて来るサンプル版を全部聴いていたら、1ヶ月起きている時間全部でも足りない』とのことだった


  4. DVDはほとんど興味無い。「佐伯周子演奏曲目」については資料として購入はためらわないが、「楽しみ」で観るオペラDVDはわずか4枚のみで、しかも内2枚はシューベルト


  5. 本番だけを「聴いた通り」に書く、ことは比が無い。演奏家の肩書きや経歴には全く興味無い。


  6. 『作曲家の意図』にはこだわる。「演奏家寄り」と言うよりも「作曲家寄り」のスタンス


  7. 「私高本の好み」にはあまりこだわらない。ラフマニノフ のように「詳細研究する気が1度も起こったこと無い作曲家作品」でも演奏さえ良ければ、いそいそと足を運ぶ。


  8. 『世界初演』『日本初演』公演が無闇に好き。そのくせ決してGPとかを聴きには行かない



 ちなみに、「持っているオペラDVDの4枚」なんて誰も興味無いと思うが、書いておく。

私高本が所持している「オペラDVD」



  1. オッフェンバック「地獄のオルフェウス」ミンコフスキー指揮盤日本語字幕付き1997.12ライブ録画


  2. J.シュトラウス2世「こうもり」グシュルバウアー指揮盤日本語字幕付き1980.12.31ライブ録画


  3. シューベルト「アルフォンソとエレストレッラ」 D732 アーノンクール指揮盤日本語字幕無し 1997.05ライブ録画(NHKが録画に加わっているのに何で日本語字幕無しなんだ!!!)


  4. シューベルト「フィエラブラス」 D796 ウェルザー=メスト指揮盤日本語字幕無し 2005.11&12, 2006.03ライブ録画



 う~ん、自分で言うのも何だが「全く興味無いな > DVD」(爆

 ちなみに昨年末は「地獄のオルフェウス」と「こうもり」を焼酎呑みながら、観てました > 年末(爆

 そんなヤツです > 私高本


 同業者比で言うと、「核はシューベルト」の自覚は強い、DVDはほとんど観ない、CDについては「同じCDを繰り返し聴く」、楽譜の読みには時間を掛ける、「肩書きに全く興味無い」辺りが特徴かと感じる。
コメント
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