Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

新国立劇場バレエ「プロコフィエフ:シンデレラ」2日目2014.12.18公演批評(No.2405)

2014-12-19 01:23:18 | 批評

圧倒的な説得力を持っていた イェーツ指揮「プロコフィエフ:シンデレラ」


  この公演の「最大の立役者 = 指揮者イェーツ」である。

現在の新国立劇場バレエ = 米沢唯 & 小野絢子 が「売り」のバレエ団


であり、今後、「ラ・バヤデール」「こうもり」「白鳥の湖」でそれぞれ海外男性トップバレリーナと組んで「初日公演」を踏むことが決定していることからも明らかである。
 私高本もここ数年は「米沢唯 or 小野絢子」の公演を目指して、新国立劇場バレエを聴いている。この日は、これまでの 米沢唯 のバレエで最高の出来だった。バンザイ!!!


原動力となったのは イェーツ指揮東京フィルハーモニー交響楽団の演奏の充実!


である。終演後も イェーツ指揮 には、米沢唯 に次いで「ブラヴォー」が浴びせられていたが、これは 新国立劇場バレエ では異様。男性バレリーナは、「悪くは無い。だが 米沢唯 の域には達していない」踊り。原因は 猫頭ヒョーロンカ=私高本 では詳述出来ない><


 バレエで「3管編成」と言う巨大な音響を要求される 「プロコフィエフ:シンデレラ」はオーケストラ演奏が難しい曲。前回までの「新国立劇場:プロコフィエフ:シンデレラ」はリズム感は間違い無く良かったのだが、

イェーツ指揮 を聴いた後では、旋律線を歌う箇所での歌い込み が圧倒的にイェーツ指揮が説得力がある


であった。第1ヴァイオリン と 首席クラリネット奏者に「おいしいが、外すと目立つ旋律線」が多く出てくるのだが、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏も素晴らしかった。


プロコフィエフ:シンデレラ の「音楽ファン」の方には是非聴き逃して欲しくない公演!


である。ここだけの話だが

新国立劇場で「雨宿り席」になっている席(1階&2階&3階にある)や1階後方の直接音が聴こえ難い席よりも、4階席の方が(マイク&スピーカを使わない)バレエ公演では『音響だけははっきり上』


を明言する。4階席は舞台は遠いぞ(爆

 だが、Z席なら 1620円、D席なら 3240円。新国立劇場オペラに比べて何て安いんだ???
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黒川侑X佐伯周子リサイタル 当日券あります(No.2404)

2014-12-14 23:48:44 | ピアニスト・佐伯周子

黒川侑X佐伯周子リサイタル 当日券あります




立体的に3次元に構築される 黒川侑 X 佐伯周子 のシューベルト&フランク


 本日、リハーサルを聴かせて頂いた。信じられないほど、『立体的』な構想を実現していた。フランク は「名曲中の名曲」だし、シューベルトは生も録音も聴き込んでいるのだが、これほど立体的な解釈は活目した!
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佐伯周子ピアノリサイタルのご案内(No.2403)

2014-12-05 14:39:56 | ピアニスト・佐伯周子
 

当日券あります。直接ご来場下さいませ。

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